晴海トリトン
とまりぎ
久しぶりに晴海のトリトンスクエアへ行った。
二階に相当するところには花が植えられていて、雰囲気はなかなかいい。
正面に見える運河には、船がいくつも停留されている。
地上階の建物は、ヨーロッパ風のデザインだ。
水の底は青く色取がきれいだ。
中へ入ると、店は大分入れ替わっている。
休日には、昔ほど客が入っていない。
運河には鵜が休んでいる。
温かくなると水が綺麗とはいえないから、鵜がいつまで来るかわからないが。
晴海にはマンションが多く、住民が増えた。
中央区が銀座からLRTを通す計画は、この近くまでだろう。
隣の江東区には豊洲にマンションが増えて、新しい街がこのあたりに発展している。
ガソリン価格
とまりぎ
3月8日の日経産業新聞によると、現在のガソリン価格高騰は中東・北アフリカ情勢の緊迫による原油高であると。
ニューヨーク原油取引価格によって決るのだが、これが高騰している。
原油高が世界的な景気の重しになる。
3月に入り、レギュラーで年初の5~8円(約5%)高い141~145円になった。
一年前との比較では約10円(8%)高い。
物価が上がって、デフレを減速させているひとつの要因にはなるのではあるが。
関連して石化製品の価格に影響している。
鋼材はH形鋼や熱延鋼板、銅、アルミニウム、さらに綿糸、大豆などにも幅広く投機マネーが及んでいる。
その後さらに上がって、160円ぐらいまで上がるのだろうか。
花電車
とまりぎ
3月7日の日経新聞一面下の「春秋」欄に、今年が創業百周年を迎える東京都交通局の記念事業として、都電荒川線を6月に数日「花電車」が走るとのことだ。
花電車というのは、花や電飾で飾った車両を走らせることで、これに乗客を乗せることはない。
都電はこの荒川線だけ残って、現在も一日5万人以上の利用者があるという。
中央区は銀座と晴海を、新しい交通機関として次世代型路面電車LRT(Light rail transit)を走らせる計画だそうだ。
晴海に新しいマンションができて、人口が増えたためらしい。
早ければ2018年には開業になるとのことだ。
豊島区でも池袋へのLRT導入を検討中とある。
すでに富山県の富山港線が2006年4月からLRTとして運行しているとのことだ。
路面電車は全国に、札幌、函館、富山、高岡、福井、大津、京都、岡山、広島、豊橋、大阪、高知、松山、長崎、熊本、鹿児島と東京の荒川線、東急世田谷線で17都市19事業者延長206km(2010年3月末現在)とある。
路面電車としてのLRTは低床式車両の活用、軌道と停留所の改良により、低消費電力と利用しやすさから公共交通機関として評価されているようだ。
道路の改良も必要になる。トランジットモールとして、各地で始まっているようだ。
ロハスメディカル3月号
とまりぎ
医療機関で無料配布しているロハスメディカルの3月号を見た。
「初めての介護保険」を社会福祉士熊田梨恵氏が解説している。
介護の問題は突然やってくるので、事前情報として知っておくに越したことはない。
まず介護認定を受けているかどうか。
[1] 受けているならば、
1)終の棲家として生活でき、一般的な介護を受けられることを望むならば、
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、ケアハウス、シルバーハウジングなどを選択する。
経済状態に余裕があるなら、有料老人ホーム、高齢者専用住宅、高齢者向け優良賃貸住宅なども選択肢に入る。
2)在宅復帰のためのリハビリ機能を望むならば、
介護老人保健施設。
3)医療依存度が高い場合、医師のもとでの医学的管理を望むならば、
介護療養型医療施設、(介護老人保健施設)。
4)認知症だが体は元気なので、楽しく生活することを望むならば、
グループホーム、(優良老人ホーム)、(ケアハウス)。
[2]介護認定を受けていない場合は費用がかかるが、早めに施設へ住むことを希望する場合、賃貸月払い方式と終身利用権方式がある。
60歳以上ならば、軽費老人ホーム、ケアハウス、生活支援ハウスなどがある。
費用負担が大きいが、高齢者専用賃貸住宅、高齢者向け有料賃貸住宅などもある。
終身利用権方式の場合、有料老人ホームがある。
特別養護老人ホームは「特養」といわれ、市区町村が窓口になり、比較的安い。
介護老人保健施設は「老健」といわれ、それぞれ直接申し込みを行わなければならない。期間は半年程度の入所が目安。
有料老人ホームは入所金が高額なところもあり、それぞれ内容にちがいがあることに注意。
家族のだれかが病気や怪我で入院し、介護認定を受けた場合には戸惑うことが多い。事前に知っておくと、あわてないで対処できる。
東京ゲートブリッジ
とまりぎ
ビッグサイトから東京ゲートブリッジを見ると、つながっていた。
江東区の若洲から、台場と大田区の城南島を結んでいる道の途中につながる。
完成して通れるようになるまでは、まだしばらくの月日が必要だ。
東京港臨海大橋(仮称)という名前もあるので、そうなるかもしれない。
東京港臨海道路として、都心を通らずに千葉方面から江東区へ入り、大田区へ抜けることができるから、大変便利になる。
明治時代の昔の絵、写真や地図を見ると、東京はまだまだ空き地があってゆったりしていた。それがどんどん人口が増え続け、道路や公共施設を造り続けなければならなくなった。
日本の人口は減少していくというときに、東京は拡大している。
以前から言われている政経分離で、国の機関を富士の裾野へ移すようなことを実行することはできないものだろうか。
町工場
町工場
とまりぎ
雑誌「日経トップリーダー」3月号では、「町工場が消えていく 廃業と高齢化が進む”モノ作りの都”」として、東京の大田区と東大阪をとりあげている。
1983年のピーク時と比較すると、現在半数以下に減ってきている。
不況による国内市場の縮小と、中国企業の台頭の影響を受けているようだ。
製造業経営者200人アンケートでは、
・製造業の未来は暗い64%
・4社に1社が廃業を考えた
・8割がリーマン前の売上高に回復せず
・海外(中国など)が脅威は5割
などとなっている。
売上が伸びないのが最大の悩みだが、技術、品質、納期に強みがあるから、業績は好転するとの期待も3割と低いがある。
機械工作の会社の比率が多いのだが、
埼玉県の川口市のキューポラのある街が変ったように、大田区も東大阪も変っていくのだろうか。
都営交通
とまりぎ
都営地下鉄のホームから見ていると、都営交通の広告が出ている。
「東京・下町ぐるり旅」は都バスの一路線だが、東京駅丸の内北口から日本橋、秋葉原、上野、合羽橋、浅草、両国を結ぶ代表的な下町の路線だ。
車両もこの路線だけの車を使っていて、目立つ存在だ。
もうひとつが「都電とライナーで一日散歩」だ。
都電荒川線だけが専用軌道が多いので残ったが、ほかは皆廃止になってしまった。
早稲田から三ノ輪橋まで大塚駅、王子駅や町屋駅を経由して通っている。
ライナーは日暮里駅から北へ行く舎人ライナーだ。都営交通としては最も新しい。
都電荒川線と同じような雰囲気の東急世田谷線は、三軒茶屋から下高井戸まで通っている。これもほとんどが専用軌道なので生き残っている。
渋谷から二子玉川まで昔は路面電車で通っていた玉電は、東京メトロ半蔵門線乗り入れの田園都市線として地下鉄になって東急の主要幹線だ。
史跡富士山
とまりぎ
週刊観光経済新聞によると、国の文化審議会は富士山信仰関連の遺跡や神社などを「史跡富士山」として文部科学相に答申していたようだ。
静岡県、山梨県にある10資産を国の史跡にと、答申通り指定されたとのこと。
これで「富士山観光」の企画が動き出した。
山梨、静岡、神奈川3県の観光部門で組織する「富士山ライジングプロジェクト実行委員会」は、旅行商品造成支援をする。
JR東海は「富士山満喫きっぷ」、「フリーきっぷ」、「富士山きっぷ」の3種類を発売。
「富士山満喫きっぷ」は主に静岡県内の富士山観光スポット巡りに便利な鉄道(普通車自由席)、バス、ロープウェイ、船が一日乗り放題で、大人3千円、子供千5百円。
新大阪~豊橋からの新幹線利用者には三日間有効のフリーきっぷを販売とのこと。
Adagio最終回
とまりぎ
東京都交通局が都営地下鉄線101駅構内で無料配布の「中央公論Adagio」は、今回の25号が最終で、突然休刊になってしまった。
2007年4月の創刊より4年間だった。
今回は「田中角栄と大門を歩く」の特集で、「東京タワー」に象徴される高度経済成長の時代を解説している。
大門(だいもん)は増上寺惣門の通称だそうだ。
近くには東京プリンスホテルもある。
「神保町」では、
苦学した田中角栄が入学した私立中央工学校があった中猿楽町は、地名が神保町に合併され名前がなくなり、中央工学校は北区王子本町へ移っていることを説明している。
神保町を通り、巣鴨へ向う都電の写真も載せている。
九州新幹線
とまりぎ
近々3月12日に新幹線の博多~新八代が開業し、既開業区間の新八代~鹿児島中央とつながる。
これにより、鹿児島、熊本へ新幹線で行くのがいままでよりもずっと早くなる。
新規開業区間の駅は、博多から新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田、新玉名、熊本、そして新八代につながる。
筑後船小屋は珍しい名前だと思ったら、駅前に何もない所のようだ。
最速で博多から熊本までが33分、新大阪から熊本までが2時間59分。
博多から鹿児島中央までが1時間19分、新大阪から鹿児島中央までが3時間45分となる。
熊本、鹿児島は経済的効果に大きな期待をしている。
3月2日の日経産業新聞には、九州新幹線にはレールのゆがみや架線のたるみなどの保守に必要なデータを収集する営業車両があるので、「ドクターイエロー」は必要ないそうだ。
人気商店街
とまりぎ
以前、TV番組で視聴者の人気投票による50の東京にある商店街を紹介したことがあった。
順に並べると次のようだ。
アメヤ商店街、吉祥寺、下北沢、巣鴨、中野サンモール、麻布十番、渋谷センター街、武蔵小山、高円寺、浅草、エルモール烏山、サンシャイン60通り、築地場外、歌舞伎町、ハッピーロード大山、祖師谷、人形町、砂町銀座、原宿表参道、戸越銀座、三軒茶屋エコー仲見世、阿佐ヶ谷パールセンター、笹塚十号通り、月島仲見世通り、谷中銀座、赤羽根一番街、下北沢、神楽坂、上野中通り、錦糸町、西新井関三通り、自由が丘、十条銀座、青梅住江町、秋葉原電気街、広尾、高田馬場さかえ通り、学芸大学西口、御嶽、上野仲町、駄菓子横丁、八王子パーク一番街、鳥越おかず横丁、目黒銀座(中目黒)、青物横丁、立石仲見世、東麻布、亀戸十三間通り、西荻一番街、江古田商店街。
日暮里の再開発で舎人ライナーが通り、なくなった駄菓子横丁も入っていたり、客足がさっぱりの鳥越おかず横丁も入っている。
このほかにも新小岩、小岩、蒲田と京急蒲田、大森、三ノ輪、押上、門前仲町、八重洲地下街、方南町、荻窪、西荻窪、町屋、北千住などの駅周辺はまだ元気だ。
墨田京島キラキラ橘、駒込の霜降、新御徒町の佐竹などもある。
盛衰を見ていると、交通手段の変化と大型店舗の進出の影響が大きい。
商店街が町の雰囲気をつくっているし、その町の発展に大いに寄与しているということを感じる。
渋谷駅(3・4番線)
とまりぎ
渋谷から埼京線へ乗る場合、中央改札を入ってから長い通路を山手線のホームの先まで歩いて行かなければならない。
下へ降りるエスカレータの下にホームがある。
4番線に停まった、逗子行きの湘南新宿ライン。
3番線と4番線は、埼京線のほかに湘南新宿ライン、成田エクスプレス、大崎から新木場まで行く「りんかい線」もここに停まる。
山手線と並行している区間は、目白、高田馬場、新大久保、代々木、原宿、目黒、五反田には停車しない。
池袋、新宿、渋谷、恵比寿、大崎にはホームがある。
りんかい線へ乗り入れる、新木場行きが入ってきた。
大崎から先、新木場までは別路線でJRではない。
当然のごとく、運賃は高い。
新木場も京葉線が停車するJRなのだから、「りんかい線」もJRとした方が便利だと思うのだが。