青梅ー都心、高速バス運行
とまりぎ
日経新聞によると、京王バスグループのバス事業会社、西東京バス(東京都八王子市)は、4月13日から東京都心部と東京都青梅市などを結ぶ、高速バスの運行を始める。
乗り場はJR青梅線沿線に設置。平日早朝の時間帯に運行する。電車通勤と違い、座ったまま乗り換えなしで都心部に行ける利便性を武器に、需要を取り込む狙いだ。
路線の名称は「楽々エクスプレス」。運行本数は月~金曜日に各1本。東京都青梅市のJR河辺駅北口を午前5時10分に出発し、羽村市、福生市、昭島市、八王子市、日野市の計15駅で乗客を乗せ、新宿、新橋駅へ向う。終点の新橋駅の到着は7時20分。
料金は1100円~1500円で、インターネットで予約すると1割引となる。当日空席があれば予約なしでの乗車も可能とある。
通勤客はJR定期券を持っているはずだし、平日早朝の1本だけのバスを利用することはない。狙いは乗り換えなしで行けることから、中高年向けかもしれない。
河辺、羽村、福生、昭島は同じ方向だが、八王子、日野は方向が違うから、二系統あるのだろうか。
実は、都内から座って帰ることができる、ビジネスマンも使える楽々エクスプレス深夜急行バスもあるのだ。新橋駅24:00発の河辺駅26:10着と、新橋駅24:25発恩方車庫26:30着だ。
もうひとつ、浜松町バスターミナル22:20発、新橋経由河辺24:25着と、途中の西武滝山台乗継で恩方車庫24:32着というのもある。最近の不景気では交際費枠が少ないから、遠距離タクシーの交通費などもっての他という事情の反映だろう。