院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「いろんな手口。」

2007年05月25日 07時06分45秒 | ノンジャンル
現在タケコツには毎日100件くらいのメールが届きます。

その99%以上はスパムメールで「出会いモンスター」とか「モロ見え動画」とか

そんなのばっかりなので、それらのメールを鬼削除するのが毎朝の日課になってます。



で、ここ数ヶ月ずっと着ていたメールがありまして、それが架空請求メールだったんですな。

「あなたが2月19日に閲覧したサイトの料金が支払われていません。

40日以内に必ずお支払いください。振込先は云々・・

あなたの個人情報は     IPアドレス  ××××

              契約プロバイダ トーカイコム

              閲覧時間 2月19日 16:27


そんな内容でした。


契約をしてないのに支払い請求だけしてくるのはワンクリック詐欺と、架空請求詐欺です。

これはメールを送ってくるタイプなので架空請求にあたるものです。


40日以内に支払ってくださいという内容のメールの40日の部分が毎日1日づつ減って

それが毎日来るんです。

あと32日以内にとかあと18日以内にとか。

あとの部分は全部一緒なんだけどね。


そうすると、もし40日が過ぎたらどんなメールが来るんだろう??

と気になったので、40日後を少し楽しみに待っていました。


すると「お支払いの期限を1日過ぎました。早急にお支払いください。」

と、芸の無い内容のメールがその後も毎日来ました。

期限を22日過ぎました・・みたくね。


つまらないので、そのまま放置していたら、今度は新展開!

「残念ながらお客様に支払いの意思がないようなので5月15日の最終期限をもって、

小額訴訟に切り替えます。その場合、延滞罰則金と訴訟料で15万円いただきます。」


「なお、それまでに37800円の解約金を支払っていただければ、訴訟手続きは取り下げます。」


というメールに変わりました。


おぉ、そういうオチか!

37800円が最終的に欲しいお金だったにしては3ヶ月ほどを費やした

かなりめんどくさい手口のものでした。


5月15日を過ぎたらさすがにパタリと来なくなったのは言うまでもありません。


院長が何年も前にiモードケータイに変えたとき、すぐにこの手のメールが来て、

ものすごくびっくりして、めまいがするほどブルーになりました。


当時はまだ架空請求という言葉すらなくて、まだその手の詐欺は、はしりだった時期

でしたので、誰に聞いても「それ詐欺だよ、無視無視!」なんて言ってくれる人が

いませんでした。


冷静に考えればわかるじゃん!なんてのは後で振り返った時に言えることで

新手の引っ掛けや詐欺に出くわすと、たいていの人は思考が止まるものだと思います。



とりあえずは「ウマイ儲け話はこの世に無い」とだけ思ってれば最低限の詐欺は

避けられるハズですが、オレオレ詐欺や架空請求は儲け話じゃなかった

という点が典型的詐欺と違う点だったのでしょう。


そういえば1年半ほど前に儲け話をもってきた知人はその後どうなったかな?


100万の投資で丸儲けという話で、あとで調べたら思いっきり詐欺くさい会社でしたが・・