先日テレビで仏前結婚式は指輪の交換ではなく数珠の交換が行われ、結婚式でもお焼香をするという紹介に出演者の方々は驚いていました。
私たち僧侶にとっては当たり前でも知らない方にとってはとても珍しいことなのでしょう。
そもそも一般の方にとってお焼香は葬儀や法事などでしかなかなかお目にかかることは少ないですからね。
しかし、お寺ではお祝い事(入寺式、落慶式、結婚式、祭り等々)もたくさんあります。そんなときにも必ずお焼香をします。
昔、僧侶用グッズの通販で盆暮れ払い可という表示を見て笑ったことがありますけれど、一般のサラリーマンの方であればボーナス払い可と同じ意味合いなのでしょう。
私たちは当たり前と思っていることも一般の方にはなじみが少なく不思議に思ることでしょう。
お寺はミラクルワールドか?