今月の標語は「愚者は自分の定規で他を測り 賢者は覚者の教えで我れを正す」です。
ついやってしまいがちですよね、自分のものさしで判断してしまうこと。
指摘されて初めて気が付くということもあるかもしれません。
私自身にも思い当たることがあります。
そんな時にはこの標語を思い出して佛の教えに立ち返り自分を見つめなおして正しましょう。
ちょっと話はそれますが、たまに街なかに行ってショーウインドウに写っている自分の姿に衝撃を受けることがあります。
この老人は誰、自分はこんなに老けているはずないのにと思うのです。
毎日外で自分の姿を目にしている方は日々チェックしているので自分の頭の中の姿と現実の姿のギャップが少ないのですが、たまにしか出かけないと客観的に自分の姿を見ることがないのでそのギャップが大きくショックを受けることになるのです。
正しい判断をするためにも時々自分を客観的に見るという行為は大切です。
佛の教えに照らしてみるということは最も自分を客観的に見る方法かもしれません。