今年も8月16日に甲府仏教会主催の灯篭流しが行われます。
お盆に家に帰ってきたご先祖様をお送りするのです。
毎年灯篭に火をともして荒川に流すのですが、今年の灯篭はちょっと違う。
いつもなら灯篭の皿の中心部分の金具を立ててそこにろうそくを刺すのですが、今年は
このように皿の中心に両面テープが張られています。この両面テープの剥離紙をはがしそこにカップ状のろうそくを張り付けるのだそうです。ですからこのテープをはがしたり、いつものように金具を立ててろうそくを刺したりしないでほしいとのこと。カップ状のろうそくは当日会場で配られるそうです。
なぜこんなことをするのか?灯篭を川に流した後環境保護のため、下流で灯篭は回収してゴミ焼却場に持って行かれます。その時、この金具類が不燃物として問題になるのだそうです。そのため今年は暫定的にカップ状のろうそくを使い、来年からは金具のない灯篭になる予定なのだそうです。どんなものなのかはよくわかりませんがそんな話のようです。
なので、この形の灯篭が使えるのは今年限りになるということです。今年と来年は過渡期のため多少混乱があるかもしれませんがご協力をお願いしたいものです。
8月16日の灯篭流しには花火も打ち上げられます。この花火は単なるにぎやかしではなく亡くなられた方々の鎮魂のために打ち上げられるものです。おごそかな気持ちでお送りしましょう。
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