(僕たちだって死んだときはちゃんとお葬式をしてもらいます!)
最近、葬儀をせずご遺体を荼毘にふすだけの行為が直葬、火葬式などという名前で行われるようになってきました。
葬儀とは儀式を伴うものですからそれがないならば単純に遺体処理ということになります。
それを直葬、火葬式などという名称をこしらえてあたかも葬儀の一形態として表現するのはいかがなものか。
遺体処理だけなのにあたかも葬儀をしたようにごまかしているようでなりません。
葬儀は直葬で行いましたというのはうちでは遺体処理のみ行いましたという意味だということを理解する必要があるでしょう。
仏教だけでなく様々な宗教でも人が亡くなった時には何らかの儀式が行なわれていることでしょう。
亡くなられた方を悼み後生にまで思いをはせて送る、それが人間の文化、動物とは違うところだと思うのですが。
人間でありながら遺体処理だけしか行われないとは、動物じゃないのですからもっと尊厳を持って大事に扱ってほしいと思えてなりません。
言葉でごまかすといえば、援助交際もそうですね、まったくイコールではないかもしれませんが結局売春あるいは売春まがいでしょう。ならば援助交際などというわけのわからない言葉を使わずはっきり売春とすべきでしょう。
万引きなんかもそうですね。よく書店などに「万引きは犯罪です」と書かれた張り紙が貼ってありますがはっきり窃盗罪と表現すべきなのでは。
あいまいな都合の良い言葉で本来の意味をごまかすのは良くないことだと思います。