さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

コジュリン(小寿林)が来た!

2025年03月07日 | 野鳥

田圃にコジュリンが来てるようなので、見に行こうと思いながら、日にちが経ってしまいました。

そして、2月18日、この日も北西の風が強くて寒い日でしたが、迷った挙句、決行!!

さすがに強風のせいか、鳥撮りさんは3名だけ! 聞くと・・出てるが強風ですぐに下草の茂みの中!

強い風の中しばらく我慢して待つものの、穂の先に止まってくれず、撮ること叶わず。寒い!!

時折、上空にチョウゲンボウが姿を見せてくれるだけで、結局、この日は断念。

 

そして、3日後の2月21日午後、再挑戦です。 まだ居てくれると信じながら・・・・・

暫し待機するも、いい所に姿を見せてくれず、先着の鳥撮りさんも帰って、一人残り!

日も沈みかけて、ギリギリ帰り際に、やっと姿を見せてくれました。帰り際のワンチャンスです。

コジュリン(小寿林)

オオジュリンなどと同じようにホオジロの仲間です。

日本では、中部以北のの本州及び九州で繁殖する留鳥ですが、繁殖地は局地的です。

最近は、開発による繁殖地の環境変化などにより生息数は減少しており、絶滅危惧Ⅱ類 (VU)に指定されています。

主な食べ物は、繁殖期は主に昆虫、越冬期は穀物が中心で、大きさはスズメより少し小さいくらいでしょうか。

同じホオジロの仲間でも、オオジュリン(大寿林)は、東北以北で繁殖する冬鳥。(北海道では夏鳥)

オオジュリンは冬に葦原などで見かけることも多いですが、コジュリンは生息数が少ないだけに希少種?

オオジュリンとコジュリンの見分け方で、一番分かりやすいのは・・・・・

上嘴コジュリンは真っ直ぐで、オオジュリンは少し丸みがあり、コジュリンより黒い。

コジュリンは肢全体が肉色ですが、オオジュリンの肢は黒。

参考のために、在庫からオオジュリンの写真も載せておきます。比較してみてください。

コジュリン待ちの間に、遠くに姿を見せた個体ですが、トリミングしてもこの大きさで、果たしてどちら??

オオジュリンの雌のように見えるのですが、コジュリンの雌?  判別できる方は教えてくださいね。

この日、ホオアカも姿を見せてくれたのですが、撮り損ねました。近いうちにもう一度来てみたいものです。

 

おまけは、2月18日、北風が強い中、上空に姿を見せてくれたチョウゲンボウです。

 

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