田圃にコジュリンが来てるようなので、見に行こうと思いながら、日にちが経ってしまいました。
そして、2月18日、この日も北西の風が強くて寒い日でしたが、迷った挙句、決行!!
さすがに強風のせいか、鳥撮りさんは3名だけ! 聞くと・・出てるが強風ですぐに下草の茂みの中!
強い風の中しばらく我慢して待つものの、穂の先に止まってくれず、撮ること叶わず。寒い!!
時折、上空にチョウゲンボウが姿を見せてくれるだけで、結局、この日は断念。
そして、3日後の2月21日午後、再挑戦です。 まだ居てくれると信じながら・・・・・
暫し待機するも、いい所に姿を見せてくれず、先着の鳥撮りさんも帰って、一人残り!
日も沈みかけて、ギリギリ帰り際に、やっと姿を見せてくれました。帰り際のワンチャンスです。
コジュリン(小寿林)
オオジュリンなどと同じようにホオジロの仲間です。
日本では、中部以北のの本州及び九州で繁殖する留鳥ですが、繁殖地は局地的です。
最近は、開発による繁殖地の環境変化などにより生息数は減少しており、絶滅危惧Ⅱ類 (VU)に指定されています。
主な食べ物は、繁殖期は主に昆虫、越冬期は穀物が中心で、大きさはスズメより少し小さいくらいでしょうか。
同じホオジロの仲間でも、オオジュリン(大寿林)は、東北以北で繁殖する冬鳥。(北海道では夏鳥)
オオジュリンは冬に葦原などで見かけることも多いですが、コジュリンは生息数が少ないだけに希少種?
オオジュリンとコジュリンの見分け方で、一番分かりやすいのは・・・・・
〇上嘴:コジュリンは真っ直ぐで、オオジュリンは少し丸みがあり、コジュリンより黒い。
〇 肢:コジュリンは肢全体が肉色ですが、オオジュリンの肢は黒。
参考のために、在庫からオオジュリンの写真も載せておきます。比較してみてください。
コジュリン待ちの間に、遠くに姿を見せた個体ですが、トリミングしてもこの大きさで、果たしてどちら??
オオジュリンの雌のように見えるのですが、コジュリンの雌? 判別できる方は教えてくださいね。
この日、ホオアカも姿を見せてくれたのですが、撮り損ねました。近いうちにもう一度来てみたいものです。
おまけは、2月18日、北風が強い中、上空に姿を見せてくれたチョウゲンボウです。