さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

鳥居観音の紅葉(1)

2015年11月14日 | 景色
11月11日(水)、前日までは雨模様だったのですが、久しぶりの晴れ予想。

3年ぶりに、鳥居観音の紅葉を見に行くことにしました。

3年前の11月15日より少し早かったのですが、HPでは「もう見頃!」とのことなので、いそいそと・・・・

午前8時半ごろ、女房と約2時間のドライブです。

晴れ予想だったにもかかわらず、残念ながら飯能付近は曇り空。残念!!

ここには駐車場が3か所あり、下の駐車場は無料で、頂上まで細い山道を徒歩で45~50分。

今回も楽する方法を選んで、上の駐車場へ一気に車で登ることにします。(車の入山料500円)

急で狭い車道ですが、途中、車窓からもこんな綺麗な紅葉が見る事ができ、一時停車して写真を撮りながら登っていきます。




「鳥居観音」

飯能市の名栗渓谷にある観音信仰の霊場で、名栗村長、埼玉銀行頭取、林業団体役員、参議院議員を歴任した平沼彌太郎が、観音信仰に篤かった亡母の遺志を継ぎ、生まれ育った名栗の地に鳥居観音を開山したそうです。

約10万坪の境内には、高さ33メートルの大観音や三蔵法師霊骨慰霊塔などの堂塔が点在し、本堂には7つの観音像が祀られています。

埼玉百選に選ばれた観光名所であり、春のツツジや、秋の紅葉が有名です。11月15日には、「紅葉まつり」が催されるとか…(観光案内などより)


「玄奘三蔵塔」の横の駐車場に車を止めて、「平和観音」の見晴らし台まで紅葉を求めて、急な山道を下ることにします。



急な坂道をを下りながら、山道を歩くと、途中、左の谷側の木々が見事に色づいてます。

赤い灯篭が見えるところは、車で登ってきた車道です。



「平和観音」の見晴らし台からは、下界の様子がよく見えますが、こちら側からは紅葉は望めません。

3年前に来た時は、ここから元来た山道を引き返したのですが、今回は、さらに下の「仁王門」まで降りる事にしました。

「仁王門」の周りも真っ赤に色づいてます。



「仁王門」から、元来た急な山道を引き返すか、下まで降りて、車道を歩いて引き返すか、悩んだ挙句、車道を歩いて登ることに・・・・

結果、大変な目に合うことになります。



初めの内は意気揚々と、だらだら坂道を歩き始めて、まずは「玉華門」

この周辺も紅葉が綺麗です。





「玉華門」をさらに上ったところで、後ろを振り返ってみても、まさに彩りの世界。



さて、ここまでは良かったのですが、ここはまだほんの序の口、さらにだらだら坂が、延々と続きます。

車で登る時には、まさかこんな急な坂道だとは思ってもみなかったのですが・・・・

後は、休み休みの、無言の行進!!

写真どころではありませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く!


「鳥居観音」のHPは………こちら
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川越喜多院の五百羅漢

2015年08月13日 | 景色
ちょっと所用で出かけしていたので、更新が遅れました。

コメントのお返しも遅れてしまって申し訳ありません。

さて、今日からお盆

「お盆」と言っても、その正確な意味など知らないままに過ごしてきましたが、今回はそんな「お盆」の事を調べてみました。

「お盆」・・・・仏教用語の「盂蘭盆」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれるようです。

ウィキペディアのよると・・・・・

盆の明確な起源は分かっていないそうですが、1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があり、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれています。

ところで、毎年我が家でも8月のお盆が恒例になってますが・・・・・・・

日本では明治6年(1873年)1月1日のグレゴリオ暦(新暦)採用以降、各地ではその時期も異なるようです。

○全国的に一番多いのは、新暦8月15日(「月遅れの盆」・一部地区では「旧盆」とも言われる)。

○沖縄や奄美地方では旧暦7月15日。

○東京・横浜・静岡・函館・金沢の一部では新暦7月15日。

このように、お盆の行事も日本古来からの先祖祭りと、仏教の盂蘭盆が時代と共に混じりあい現在の形になったと云われ、仏教だけの宗教行事ではないようです。

ちなみに、月遅れのお盆は、毎年8月13日から16日の4日間となります。

こんな先祖の霊を祭るという日本古来の行事、せめて1年に一度くらいは、こうして見直してみるのもいいかも知れませんね。




そんな「お盆」にちなんだわけではないのですが、今回は、在庫からですが、川越にある喜多院の「五百羅漢」を載せてみました。

川越を巡るといろんな名所旧跡がありますが、ここの五百羅漢は見ものですよ。

羅漢とは、阿羅漢のことで、「悟りを開いた人」「涅槃に達した人」を示し、仏教の究極の心理に達し得た方々のことをいいますが、羅漢像は様式化された仏像と違い、さまざまな親しみやすい姿をしています。

これは羅漢がもともと私たちと同じ、普通の人々であったからだそうです。



ここ喜多院の五百羅漢は、日本三大羅漢の一つに数えられ、天明2年(1782年)から文政8年(1825年)の半世紀にわたって建立されたもの合計538体の羅漢様が鎮座しています。



笑ったり、泣いたり、怒ったり、ひそひそ話をしたり・・・・

この中に、きっと自分に似た羅漢様が見つかるかもしれませんよ。





何とも照れくさそうな仕草が・・・・・・・



お酒を酌み交わしながら、何を語り合ってるんでしょうね。



機会があれば、ここの538体をすべて写真に収めてみたいですね

特に雨に濡れた羅漢様の顔は、きっと表情も豊かで、新たな気持ちで見れるかもしれません。

喜多院境内にある「仙波東照宮」

喜多院第27世住職天海僧正が徳川初代将軍家康公を祀ったもので、日光東照宮と同じような彩色がされています。






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レンゲ畑に鯉のぼり

2015年05月04日 | 景色
ゴールデンウィークも半ば、そろそろUターンラッシュが始まる頃でしょうか。

そして明日5月5日は「こどもの日」。

そんな「こどもの日」にちなんで、今回は鯉のぼりです。

加須のレンゲ畑には、大きな鯉のぼりが、泳いでます。



我が家は息子二人だったので、お雛様には縁がなかったのですが、「こどもの日」が近づくと、兜を飾ったり、ベランダの手すりに小さな鯉のぼりをたてたりしたものです。

「こどもの日」は1948年に、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨で制定されましたが、もともと、5月5日は端午の節句として、男子の健やかな成長を願う行事が行われていたんですね。

このように、古来は「端午の節句」の日だったので、その色が濃く、現在でも男の子のいる家では「兜」「こいのぼり」「五月人形」を飾るようになりました。

最近では、兄弟姉妹のいる家庭では、一緒にお祝いをするのが一般的になり、更に女の子だけの家庭でも最近は「こいのぼり」を飾ったりするようです。



それでは、なぜ「兜」や「五月人形」だけでなく、「こいのぼり」なのでしょう??



調べて見ると・・・・・・

奈良・平安時代には、宮廷は端午の日に、軒に菖蒲やよもぎを挿し、臣下の人々は菖蒲を冠に飾ったり、菖蒲の葉の薬玉を柱に下げたりしました。

鎌倉時代には、武家の間から菖蒲と尚武をかけてこの日を大切にする気風が生れまれ、さらに、江戸時代には、端午は幕府の重要な式日となり、大名や旗本は江戸城に出仕し将軍にお祝を述べたそうです。

将軍に世継が生れると、城中にたくさんの幟や作り物の遣り、長刀、兜などを立てて盛大にこれを祝いました。



そして、江戸中期になって、庶民の間から町民のアイデアで鯉のぼりが生れたそうです。

中国に古くから伝わる登竜門の伝説になぞらえ、 竜門の滝を登り切ると鯉が竜になるように、我子も健康に育ち、将来は大きく出世して欲しいとの気持を込めたものです。

また、「わが家に男の子が生まれました。どうぞお守りください。」と天の神様に伝え、守っていただく意味があるとも伝えられています。

こんな風に、昔から庶民に親しまれてきた「こいのぼり」

最近では、個人の家の庭などでも見かける事が少なくなりましたが、観光地などでは、川にたくさんの「こいのぼり」を泳がせてるところが増えましたね。

そんな「こいのぼりとレンゲ」を「宙玉レンズ」でも撮ってみました。





レンゲの花もたくさん撮ってきましたよ!!

後日載せますね。
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幻想的な模様

2014年12月05日 | 景色
写真を撮ってると、時々不思議な光景に出くわすことがあります。

本人は、何気ない光景を撮ったつもりなのですが、実際に、写真に切り取ってみると、全く違うものが浮かび上がってきます。

次の2枚の写真、なんだか絵画のような幻想的な雰囲気ですが、果たして・・・・




大宮氷川神社の小さな池に映った紅葉が、さざ波に揺られて、幻想的な雰囲気を醸し出してました。
その中を、カルガモが横切る光景は、まるでお伽の国のようです。



1羽だけ、カルガモとマガモの混合でしょうか。



すでにピークを過ぎて、縮れてきた紅葉も、池に映ると綺麗です。



もう1枚、今度は、大宮公園の「日本庭園」にあるモミジの池映りです。



池の中には、落ち葉の彩りが綺麗でした。



もう1枚、池映りではありませんが、林の中の落ち葉に、光が射して、鮮やかな赤い色が浮かび上がってます。

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公園の池にも秋が…

2014年12月02日 | 景色
前回観察したウソがまだ居るかと、公園を覗いてみると・・・・・

まだ居ましたよ!!

いつの間にか鳥撮りさんたちの人数も増えてるようです。

そんな光景を眺めながら、池に目を移してみると・・・・

池にも、秋がやってきてました。

メタセコイヤが見事に色づいてます。



すでに葉っぱが枯れ落ちた樹に、真っ赤な葉がしがみついてます。(池映りで、ちょっと分かり辛いですね。)



次の写真、???????でしょう!!

実は、池映りの写真を180度回転させてみたものなんです。



水面が揺らいで、目が回りそうですが、ゆらゆらと揺れる水面の樹の根元がまるで手のように見えて、幻想的でした。



今にも落ちそうな葉っぱも、逆光で見ると奇麗です。



西日がだいぶ傾いてきたころ・・・・・一筋の光の中にオオバンがやって来ました。



今日のおまけです!

この池では、毎年たくさんおカモたちがやってくるのですが、その中で、一番多いのはこのオナガガモ。

餌をあげる人が多いせいか、毎年数が増えてきてるような気がします。



日頃は嫌われ者のハシブトカラスも、こうして見ると、なかなか可愛くて、クリッとした目が何とも言えません。



池の杭には、バンも・・・・・・こちらが気になるようですね。



この池に到着済みのカモは・・・・オナガガモ・コガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・ハシビロガモ

いつもの住人カルガモやオオバン・バンなどと仲良く(?)泳いでます。
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