秋の気配が漂い始めたと思うと、いつの間にかもう9月。
現役を引退して自由人になると、曜日や日にちの感覚が薄れてしまい、時々ドキッとすることがあります。
8月は暑かったり、雨が降ったり、腰痛が再発したりで、満足な写真も撮れなかったのですが、
さすがに、2年ぶりに登場したレンカク(蓮角)だけは外すわけにはいかず、ノコノコ出かけてみました。
ところが・・・・・現地に到着するや・・・・・・すごい人!!
ここにこれだけの人が集まるのは、2011年にクロツラヘラサギがやって来た時以来でしょうか?
あまりの人の多さに慄いて、車をUターンして退散。(笑) ピーク時には、250人とか300人とか…
この沼には、2年前の2014年にも入った事があり、この時はすぐに抜けてしまいましたが、今回は長逗留です。
そして8月23日午前、台風11号が通り過ぎた翌日、そろそろ人も少なくなってるだろうと出かけてみると・・・・
まだ居てくれましたよ!! しかも人も少ない!! ラッキー!
それにしても遠いです。 沼の中島の草むらの中を行ったり来たりしながら、時々姿が見える程度。
まずバンの幼鳥と一緒に姿を見せてくれました。 これで大体の大きさが分かりますね。
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中島までの距離は、100メートルくらいでしょうか。(グーグルマップで計測)
この大きさのレンカクでは、さすがにデジスコでも厳しい距離です。(35ミリ換算2000ミリ前後)
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久しぶりのデジスコ、怠けてたせいで、なかなかピントの山がつかめず、大苦戦です。
あまり鮮明な写真が撮れなかったのですが、証拠写真をいくつか載せてみますね。
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喉が渇いたようで、水を飲みに水際までやって来ます。
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レンカク(蓮角)
元々はインドから東南アジア・中国南部・台湾などに分布しており、日本には旅鳥として稀にやって来ます。
以前は迷鳥扱いされた時期もあったようですが、最近は毎年どこかで観察されるようになりました。
夏から秋にかけての観察記録が多く、越冬例もあるようです。 これも、温暖化の影響なのでしょうか?
また、このレンカクは夏羽と冬羽では、見た目が全く異なり、特徴的な長い尾も冬羽の時には見る事ができません。
長い趾(足の指)と爪を持っていて、池の上に浮いたスイレンやヒシの葉の上を歩くことができます。
蓮角の「蓮」はハスなどが生えてる環境に棲む鳥という意味で、翼角(翼の曲がり角の部分)に短い角質の突起があり、「角」はその特徴を示したものだそうですよ。
(「野鳥の名前」より)
このレンカクの面白い生態・・・・・・実は巣を作って、子育てをするのは雄なんです。
雌は子育て中の雄の巣へ侵入し、雄が育ててる子供を殺すこともあるとか・・・・雄はその後、その雌と番になり、新たな子を育てるそうですから、驚きです。
この事を、専門用語では「性的対立」と云うそうです。
暫く待つものの、このレンカク、一向にハスのあるところに移動してくれる気配が無く、この日は昼前に撤収。
下の写真は、駐車場に戻る途中、突然飛んだレンカクをデジイチで撮ったものですが、あまりにも遠すぎて、実際は豆粒ほどのものを大トリミングしたものです。
(残念ながら、この時とんだ先は、ハスのところではありません)
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翌24日、夕刻にハスのところに来ることが多いとのことで、午後3時頃から待機。光の関係からこの日は橋の上から!!
この日も同じ島で、のんびり餌を食べてる様子。 距離は昨日の場所より遠く、120メートルほどあります。(グーグルマップで計測)
アオサギがいてもお構いなしです。
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レンカクの姿、分かりますか??
この日は、レンカクが近くに来ることを予想して、手持ちのデジイチ(シグマ150-600mm )
写真はすべて、大きくトリミングしてます。
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意気込んで、午後5時半ごろまで待ってみましたが、日頃の行いが悪いのでしょうか、この日も近くまで来てくれません。
鳥撮りさんたちは、まだ結構な人が残ってましたが、当方は、諦めて撤収です。
その後、もう一度行くつもりだったのですが、天気が悪かったり、所用が重なったりしてるうちに、抜けてしまったようです。
(おまけ)
写真が小さいので、レンカクの様子が分かり難いため、2010年に、美園に入った時のレンカクの写真を載せておきます。
こちらの方が、尾も長く、今回の個体よりも少し大きかったように思います。
もしかしたら、今回のレンカクは雌だったのかもしれませんね。
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現役を引退して自由人になると、曜日や日にちの感覚が薄れてしまい、時々ドキッとすることがあります。
8月は暑かったり、雨が降ったり、腰痛が再発したりで、満足な写真も撮れなかったのですが、
さすがに、2年ぶりに登場したレンカク(蓮角)だけは外すわけにはいかず、ノコノコ出かけてみました。
ところが・・・・・現地に到着するや・・・・・・すごい人!!
ここにこれだけの人が集まるのは、2011年にクロツラヘラサギがやって来た時以来でしょうか?
あまりの人の多さに慄いて、車をUターンして退散。(笑) ピーク時には、250人とか300人とか…
この沼には、2年前の2014年にも入った事があり、この時はすぐに抜けてしまいましたが、今回は長逗留です。
そして8月23日午前、台風11号が通り過ぎた翌日、そろそろ人も少なくなってるだろうと出かけてみると・・・・
まだ居てくれましたよ!! しかも人も少ない!! ラッキー!
それにしても遠いです。 沼の中島の草むらの中を行ったり来たりしながら、時々姿が見える程度。
まずバンの幼鳥と一緒に姿を見せてくれました。 これで大体の大きさが分かりますね。
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中島までの距離は、100メートルくらいでしょうか。(グーグルマップで計測)
この大きさのレンカクでは、さすがにデジスコでも厳しい距離です。(35ミリ換算2000ミリ前後)
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久しぶりのデジスコ、怠けてたせいで、なかなかピントの山がつかめず、大苦戦です。
あまり鮮明な写真が撮れなかったのですが、証拠写真をいくつか載せてみますね。
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喉が渇いたようで、水を飲みに水際までやって来ます。
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レンカク(蓮角)
元々はインドから東南アジア・中国南部・台湾などに分布しており、日本には旅鳥として稀にやって来ます。
以前は迷鳥扱いされた時期もあったようですが、最近は毎年どこかで観察されるようになりました。
夏から秋にかけての観察記録が多く、越冬例もあるようです。 これも、温暖化の影響なのでしょうか?
また、このレンカクは夏羽と冬羽では、見た目が全く異なり、特徴的な長い尾も冬羽の時には見る事ができません。
長い趾(足の指)と爪を持っていて、池の上に浮いたスイレンやヒシの葉の上を歩くことができます。
蓮角の「蓮」はハスなどが生えてる環境に棲む鳥という意味で、翼角(翼の曲がり角の部分)に短い角質の突起があり、「角」はその特徴を示したものだそうですよ。
(「野鳥の名前」より)
このレンカクの面白い生態・・・・・・実は巣を作って、子育てをするのは雄なんです。
雌は子育て中の雄の巣へ侵入し、雄が育ててる子供を殺すこともあるとか・・・・雄はその後、その雌と番になり、新たな子を育てるそうですから、驚きです。
この事を、専門用語では「性的対立」と云うそうです。
暫く待つものの、このレンカク、一向にハスのあるところに移動してくれる気配が無く、この日は昼前に撤収。
下の写真は、駐車場に戻る途中、突然飛んだレンカクをデジイチで撮ったものですが、あまりにも遠すぎて、実際は豆粒ほどのものを大トリミングしたものです。
(残念ながら、この時とんだ先は、ハスのところではありません)
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翌24日、夕刻にハスのところに来ることが多いとのことで、午後3時頃から待機。光の関係からこの日は橋の上から!!
この日も同じ島で、のんびり餌を食べてる様子。 距離は昨日の場所より遠く、120メートルほどあります。(グーグルマップで計測)
アオサギがいてもお構いなしです。
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レンカクの姿、分かりますか??
この日は、レンカクが近くに来ることを予想して、手持ちのデジイチ(シグマ150-600mm )
写真はすべて、大きくトリミングしてます。
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意気込んで、午後5時半ごろまで待ってみましたが、日頃の行いが悪いのでしょうか、この日も近くまで来てくれません。
鳥撮りさんたちは、まだ結構な人が残ってましたが、当方は、諦めて撤収です。
その後、もう一度行くつもりだったのですが、天気が悪かったり、所用が重なったりしてるうちに、抜けてしまったようです。
(おまけ)
写真が小さいので、レンカクの様子が分かり難いため、2010年に、美園に入った時のレンカクの写真を載せておきます。
こちらの方が、尾も長く、今回の個体よりも少し大きかったように思います。
もしかしたら、今回のレンカクは雌だったのかもしれませんね。
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