訂正とお詫び
ベルボンマルチアングルユニットの型番が間違ってました。U4ではなくV4です。訂正してお詫びいたします。
今回は、ちょっと面白い三脚のアクセサリーを紹介したいと思います。
鳥枯れの夏場は、花写真や昆虫など、マクロ写真を中心に撮ることが多くなります。
自分自身、鳥写真もマクロ写真も基本は手持ち撮影が多く、ほとんど三脚を使うことがありません。
(さすがにデジスコだけは三脚なしでは無理ですが・・・・)
何故?
もちろん、三脚を使った方がピントを合わせやすいし、ブレ写真も少なくなります。また、低ISOを使えるので写真の出来も良くなるかも知れません。
でも、私は、素早く自由にアングルを決められる手持ち撮影の方が好きなんです。 せっかちな性格のせいかもしれませんね。
そんな私が、今回購入してみたのが、「ベルボン・マルチアングルユニットV4-unit」、アマゾン通販で8108円で購入。
次の写真は、軽量小型三脚(ベルボン・シェルパ343)に装着したものです。(本体は、三脚の上に乗っかってる棒状のもの)
先端にはKTSの自由雲台を装着しています。

マクロ撮影などで三脚を使う時、一番面倒なのはアングルを少し変えてやりたい時ではないでしょうか。
雲台の調整や、三脚のポールの上下で少しは調整できますが、前後の調整は三脚本体ごと移動させる必要があります。
そんな時、様々な構図でアプローチが出来て アングルが簡単に調整出来るのが、このポールの特徴です。
実際に、カメラを装着したのが、次の写真です。
この位置で、ポールのゴムグリップを緩めると、上部のユニット本体(ポール部分)が、上下左右(360度?)、グルグル自由に動かすことが出来ます。
前後の移動は、右側にあるハンドルを回して調整できるので、特にマクロ撮影の時に役立ちます。

今回のモデルさんは、地面近くに咲くツユクサです。
今までは、三脚の脚をを最大に広げてカメラをセットするのですが、今回は三脚の位置も少し高い所からアプローチできます。
また手持ち撮影の時は地面に這いつくばるようにしたり、腰をかがめるため腰に負担がかかっていたのですが、ライブビュー撮影をすると、少し離れて居てもOK。


少しトリミングしてみると・・・・

このように、少し上の方からんのアングルの場合は特に楽です。


また、次のように、障害物があって三脚が手前にしかセットできない時でも、三脚を手前にセットして、ポールを伸ばせば、撮影も簡単です。
この場合は、180ミリマクロを使用していたので、少し頭でっかちになってしまいました。 こんな場合は、もう少し太い三脚の方がいいですね。

ただ、ポールを最大限まで伸ばすときや重いカメラやレンズを使用するには、今回の携帯用の軽い三脚では無理があるようです。
参考までに、自宅で少し太い3脚(スリックTRAVEREX255)に装着した様子も載せておきますね。
(自由雲台は軽い小型のものに変更してます)

真下の対象物もOKです。

装着したまま三脚を折りたたんでも、こんな感じ!! 持ち運びもしやすいです。

こんな調子で、今回は使ってみましたが、動き物には使い難いと思います。 花など静物の接写には非常に良さそうなので、これから使用頻度も増えそうです。
三脚を頻繁に使用する人には、役立つかもしれませんよ。