今回は鉄道紹介第3弾、電気機関車と気動車です。
ED17形電気機関車(1923(大正12)年製造)
大正期の都市幹線の鉄道電化の方針で、東海道本線・横須賀線電化用に輸入されたサンプル電気機関車のうちの1両。
当初は東海道本線で、のちには中央本線で使用される。
ED75形電気機関車(1975(昭和50)年製造)
交流電化区間の標準形電気機関車として1963(昭和38)年に登場。
安定した性能で北海道、東北、九州などの交流電化区間で旅客・貨物列車に使用。
羽越・奥羽本線用に1971(同46)年から製造された700番代は、ED75形の最も完成された形態となる。
後年一部は青函トンネル用のED79形に改造
EF55形電気機関車(1936(昭和11)年製造)
特急列車牽引機として流線形のデザインで登場。当初は東海道本線の特急「富士」「燕」の先頭に立って活躍したが、
戦中・戦後は点検に邪魔な流線形カバーを外して東海道本線・高崎線などで使用。
1号機はいったん廃車となるが、1986(同61)年に動態復活を果たす。
EF58形電気機関車(EF58 89号機)(1956(昭和31)年製造)
戦後の産業復興の原動力となるべく製造された旅客用電気機関車。
当初は故障が頻発した利したが、「つばめ」「はと」「あさかぜ」など東海道・山陽本線の優等列車を牽引。
89号機は1956(昭和31)年11月の東海道本線全線電化初日に上り「つばめ」を引いた
そのほかにも、ED40形電気機関車やEF66形電気機関車も展示されていたようなのですが、撮り忘れたようです。
そして気動車のほうは・・・・・
キハ41300形気動車(1934(昭和9)年製造)
ローカル線近代化のため、国鉄で初めて量産された気動車のグループ。
当初はガソリンエンジン、機械式だったが、戦後にディーゼルエンジン・液体式へと改造された。
非力なエンジンを補うため軽量化を徹底し、コロ軸受けを採用。
キハ41307は1958年に国鉄で廃車後は、遠州鉄道、筑波鉄道など地方私鉄で使用された
車内
運転席
次回は、電化が進んだ少し前の懐かしい電車です。
連載のため今回はコメント欄を閉じてます。