さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

川越喜多院の五百羅漢

2015年08月13日 | 景色
ちょっと所用で出かけしていたので、更新が遅れました。

コメントのお返しも遅れてしまって申し訳ありません。

さて、今日からお盆

「お盆」と言っても、その正確な意味など知らないままに過ごしてきましたが、今回はそんな「お盆」の事を調べてみました。

「お盆」・・・・仏教用語の「盂蘭盆」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれるようです。

ウィキペディアのよると・・・・・

盆の明確な起源は分かっていないそうですが、1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があり、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれています。

ところで、毎年我が家でも8月のお盆が恒例になってますが・・・・・・・

日本では明治6年(1873年)1月1日のグレゴリオ暦(新暦)採用以降、各地ではその時期も異なるようです。

○全国的に一番多いのは、新暦8月15日(「月遅れの盆」・一部地区では「旧盆」とも言われる)。

○沖縄や奄美地方では旧暦7月15日。

○東京・横浜・静岡・函館・金沢の一部では新暦7月15日。

このように、お盆の行事も日本古来からの先祖祭りと、仏教の盂蘭盆が時代と共に混じりあい現在の形になったと云われ、仏教だけの宗教行事ではないようです。

ちなみに、月遅れのお盆は、毎年8月13日から16日の4日間となります。

こんな先祖の霊を祭るという日本古来の行事、せめて1年に一度くらいは、こうして見直してみるのもいいかも知れませんね。




そんな「お盆」にちなんだわけではないのですが、今回は、在庫からですが、川越にある喜多院の「五百羅漢」を載せてみました。

川越を巡るといろんな名所旧跡がありますが、ここの五百羅漢は見ものですよ。

羅漢とは、阿羅漢のことで、「悟りを開いた人」「涅槃に達した人」を示し、仏教の究極の心理に達し得た方々のことをいいますが、羅漢像は様式化された仏像と違い、さまざまな親しみやすい姿をしています。

これは羅漢がもともと私たちと同じ、普通の人々であったからだそうです。



ここ喜多院の五百羅漢は、日本三大羅漢の一つに数えられ、天明2年(1782年)から文政8年(1825年)の半世紀にわたって建立されたもの合計538体の羅漢様が鎮座しています。



笑ったり、泣いたり、怒ったり、ひそひそ話をしたり・・・・

この中に、きっと自分に似た羅漢様が見つかるかもしれませんよ。





何とも照れくさそうな仕草が・・・・・・・



お酒を酌み交わしながら、何を語り合ってるんでしょうね。



機会があれば、ここの538体をすべて写真に収めてみたいですね

特に雨に濡れた羅漢様の顔は、きっと表情も豊かで、新たな気持ちで見れるかもしれません。

喜多院境内にある「仙波東照宮」

喜多院第27世住職天海僧正が徳川初代将軍家康公を祀ったもので、日光東照宮と同じような彩色がされています。






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蝶の舞シリーズ(モンキチョウとキチョウ)

2015年08月10日 | 昆虫
こちら埼玉は、一昨日あたりから、日中は相変わらずですが、朝晩、大分過ごしやすくなりました。

「立秋」が過ぎたのに、まだまだ残暑厳しい日が続きそうですので、体調管理には気を付けて下さいね。



「蝶の舞シリーズ」第2弾です。

今回は、モンキチョウとキチョウなどの飛び物を載せてみました。

前回とあまり見ばえしませんが、見て下さい。

モンキチョウもキチョウも、普段どこででも見れるお馴染みの蝶です。

子供の頃、黄色い蝶はみんなモンキチョウと呼んでいたのは私だけでしょうか??



モンキチョウ、羽に紋のある黄色いチョウという事から名づけられたそうです。

メスには黄色型と白色型の2型があり、白いメスは、時々モンシロチョウと間違われることもあるようです。







そして・・・・・キチョウ

モンキチョウより少し小型ですが、鮮やかで色も濃くてよく目立ちます。

最近のDNA分析で、本来キチョウと呼ばれていたこの蝶も、分類的には、本土に生息しているものをキタキチョウ、南西諸島に生息しているものをキチョウとなったとか…

それにしても、最近のDNA分析、恐るべしですね。



ほかの蝶と同じように、お尻を持ち上げてバランスをとってますね。







つぎもお馴染みのモンシロチョウ

以前は、近くのキャベツ畑でたくさんのモンシロチョウが飛んでいたのを見かけたものですが・・・・・



ヤマトシジミが良いところに止まってくれました。

どこにでも見かけるカタバミを食草にしているので、人家周辺でもよく見かけます。

羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ていて、日本(ヤマト)に広く分布していることから名付けられたそうです。



さすがに、小さくて動きが早いヤマトシジミの飛翔を撮るのは大変!!

ブレブレ写真の連発です。一番ましそうな写真だけ貼っておきますね。



おまけは、前回登場したクマバチ(クマンバチ)です。

ここでは、このクマバチが、あちこちでブンブンは音をたてながらたくさん飛び回ってますが、身体の割に、性格は穏やかなんですよ。

大きな体の割に小さな翅、よく飛べるものですね。




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蝶の舞シリーズ(ツマグロヒョウモン)

2015年08月07日 | 昆虫
このところの暑さで、出不精な毎日が続いてますが、久しぶりにホシホウジャクでも撮ってみようと、O公園に出かけてみました。

この日は、曇り空で暑さは少し和らいでいたものの、今にも雨が降りそうでした。

肝心のホシホウジャクの姿は見えず、ツマグロヒョウモン・モンキチョウ・キチョウ・クマバチ・ゴマシジミなどが花に群がっています。

今回は、その中からツマグロヒョウモンの飛び姿です。



ツマグロヒョウモン、最近は関東全域でも、普通に見られる蝶ですが、もともとは南方系の蝶ですね。

以前は関西以西でしか見られなかったこの蝶も、温暖化の影響なのか、どんどん北上中?

一説によると、温暖化に加えて、この蝶の食草であるパンジーなどのスミレ類が、園芸ブームで園芸植物に紛れて広がったとか・・・・









蝶の仲間は、総体的にオスのほうが綺麗ですが、このツマグロヒョウモンは、オスの方が地味です。



今度は違う角度から・・・・・

お尻をチョコンと上に持ち上げて、上手くバランスをとってますね。







飛んでるメスを狙ってると、すぐ横にはクマバチも・・・・・



葉の上に止まったメスはなかなか飛んでくれません。

しからば・・・・・ドアップで・・・・・



暑い真夏にはやっぱり蝶の方が似合うかもしれませんね。


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川越氷川神社の「縁結び風鈴」

2015年08月03日 | イベント
このところの猛暑続き、どこへ出かけるのも億劫になり、ブログの更新も遅れがちです。



そんな猛暑の中、川越氷川神社で「縁結び風鈴」が飾られてることを聞き、近くまで行ったついでに寄ってみました。

「縁結びの神様」としても有名な川越氷川神社ですが、夏のこの時期、「天の川に恋の願いが届くように!!」と昨年から行われてるようです。



昨年は10万人以上の人たちが訪れ、賑わった夏限定の祭事だそうです。



夜には綺麗にライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わえるそうですが、訪れたこの日は昼間。

それでも、境内には、浴衣姿の女性たちが、たくさん見られました。



境内に飾られた江戸風鈴には、参拝者の方の願いが書かれた木の短冊を結ばれています。





みんなの思いが書かれた短冊が風に揺られて、風鈴の奇麗な音色が境内に響きます。



「廻廊風鈴」、夜にライトアップされると、きっと幻想的な雰囲気に包まれるんでしょうね。



境内の裏の暗いエリアでは、すでにライトがともされていて、樹の葉も幻想的な色に染まってます。(赤や黄色などに変化するんですよ)



次の写真は、夜ではありません。暑苦しい太陽を風鈴に入れてみました。



境内のあちこちには、こんな「竹毬風鈴」も・・・・・・



川越氷川神社の名物(?)おみくじ。(以前も載せたことがありましたね。)「1年安鯛」みくじもありますよ。



このひ訪れたのは午後4時頃だったのですが、夜はもっと人も多く、ライトアップされた境内は幻想的なムードに包まれるそうです。

8月31日まで開催されてるので、興味のある方は夜がお勧めですよ。

夜の雰囲気を味わっていただくために関連サイトをリンクしておきますね。

関連サイトは………こちら


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