今まで鳥写真のメインで使用していたEOS-7DMK2の後継をどうしようかと考えていた矢先、キヤノンから「R7」が発表されました。
今まで使用していたEFレンズもそのまま活用できることから、さっそく6月初めに発注!!
人気機種と同時に、半導体不足による生産遅れも考えると、8月中に手に入るかな??・・・・と諦めていたのですが・・・・
そのカメラが8月1日、ついに手元に!!
梱包は実にシンプルで、本体(電池含む)と簡単な説明書だけで、詳細の解説書はキヤノンHPからダウンロード。
カメラ設定も、今までに比べて項目が多く、少しずつ使いやすい設定に変えていきたいと思いますが、
使い慣れたAPS-C機なので機能設定もそこそこ適当にして、翌2日、早速いつもの沼に持ち込んでみました。
EOS-R7に装着したレンズは、使い慣れたシグマ「150-600㎜ F5-F6.3 DG OS HSM Contemporary」
勇んで現地に着いたものの、目的のヨシゴイどころか、鳥の姿が見えない!!仕方なく、近くにいたカイツブリの幼鳥達に相手をしてもらうことにします。
いつもはRAW画像から現像するのですが、今回は敢えてカメラから排出されたJPG写真をそのまま載せてみます。(すべて手持ち撮影です。)
今回、カメラ内現像のJPG出しの写真を敢えて使用したのは、想像以上にカメラ内の現像性能が良さそうだからなんです。(7DMK2と比べて)
トリミングやレタッチは一切行わず、そのままのファイル出し画像です。(実践では、RAW現像がメインになると思います。)
この日は晴天で順光、撮影条件は良く、シグマレンズでも十分に動作することが確認できました。
サードパーティのレンズがいくつか持ってるのですが、条件が良ければまずまずの写真が撮れそうなことが分かったので一安心です。
連射で何枚か撮ってみたのですが、設定通り「目」にしっかりフォーカスされてるようです。(設定:「動物優先」「瞳検出はON」)
純正レンズだと、フォーカス速度や画質ももっと良くなると思われますが、専用のRFレンズも高そうだし・・・・財布と相談ですね。(笑)
飛びもの以外のAFエリア設定:「スポット1点AF」、サーボAF特性:「AUTO」で撮ってみましたが、フォーカスポイントが常にファインダー内に表示される為、
少々違和感がありますが、慣れれば大丈夫かな???? どこにフォーカスしてるのか分かるので便利そうなのですが・・・・
「領域拡大AF」で遠くに飛ぶカルガモを撮ってみましたが、バックの電線にも影響されず、しっかりカルガモをフォーカスし続けてくれました。
上の写真をトリミングしてみます。
飛びものについては、R7が「電子ファインダー」で少々癖があり、今までのように対象物をファインダー内に素早く捉えるのには少し慣れが必要か?
カメラ設定など、様々な機能など、詳細については、後日、少しずつ試しながら詳しく書いていきたいと思います。
(今回気になったことは3点)
①サーボ設定で連射撮影してるのになかなかピントが追い付いてくれない。
このことは簡単に解決:「被写体追尾(トラッキング)」がOFFになってました。 単純ミス?
②「メカシャッター設定」で連射すると、シャッターショックがかなり強く、それが原因なのか、連射時に画像が上下左右に暴れる事。
三脚使用で、シグマレンズの「手振れ防止」をOFFにすると暴れが止まるところを見ると、レンズの「手振れ防止装置」と干渉してる??
この件については、後日、改めて検証してみたいと思いまが、「メカシャッター」より「電子先幕」を使うことが多くなりそうです。
③電池の消耗が予想通り速いですね。幸い7D系の電池も使用できるので、当面は複数の予備電池持参が必要か!
今回は、初めて撮った写真を載せてみました。設定方法も曖昧で適当に撮ったもので参考にはなりませんが、とりあえずレポート第1弾です。
これからいろいろ設定を変えながら試写を続けてみますが、秋の渡りシーズンには間に合いそうです。
おまけですが・・・・
特に何も考えずに、近くを飛んでいた2匹のウチワヤンマに適当にシャッターを押してみると、オニヤンマのこんな飛翔写真が簡単に撮れました。(トリミング)
ジャスピンではありませんが、上のトンボの目にピントが来てるようです。これもAF性能が優秀なため?? 偶然?? 期待できるかも???