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ワイルド・スピード ファイヤーブースト

2023年06月17日 | 映画

シリーズ10作目。アメリカの国民的?カーアクション映画です。

ワイルド・スピード ファイヤーブースト (Fast X)

死んだと思っていたメンバーが実は生きていた。敵だと思っていたら、いつの間にか味方になっていた。その逆もしかり、とストーリーが延々無限ループに陥っている本シリーズではありますが、ビッグバジェットならではのド派手な映像がノンストップで展開し

ローラーコースターの感覚で楽しめるので、新作が出ると必ず劇場に足を運んでしまいます。物理の法則をことごとく無視した、ありえないカーアクションに突っ込みを入れつつ、今回も大いに楽しめました。

さて、本作。因縁は5作目のワイルド・スピード MEGA MAX (Fast Five) にさかのぼります。どでかい金庫を2台の車で引っ張る回想シーンを見ながら、あ!あれかと思い出しました。ポール・ウォーカーも懐かしかった。

ファミリーがテーマになっている本シリーズ。ポール・ウォーカー亡き後も、回想シーンで出てきたり、会話に名前が上ったり、毎回必ずポール演じるブライアンが登場するのが心憎い。(シリーズでは、ブライアンは存命ということになっているようです。)

ドミニク (ヴィン・ディーゼル) の息子の名前が、彼にちなんでブライアン (リトル・B) と名づけられているところも泣かせます。メンバーがほんとうのファミリーのような絆で結ばれているのが、本シリーズの魅力のひとつと思います。

そして今回の敵はダンテ。MEGA MAXの時に登場した悪の麻薬王の息子で、父の仇をうつために、ドミニクファミリーに襲いかかります。企んでいることは残忍ですが、どこか子どもじみたところがあって、憎めない愛嬌がありました。

次作にも登場することが決まっているみたいなので、今後の反撃が楽しみです。

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