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すし独楽

2024年06月29日 | グルメ

息子が用事で帰省していたのですが、ちょうどお誕生日が近かったこともあり「どこか行きたいところある? 食べたいものはある?」と聞いたところ、お寿司が食べたいというので、都立大学にある「すし独楽」さんを予約しました。

壁がガラス張りで(といっても内側にシェードがついている)お寿司屋さんには珍しい外観ですが、奥まった白木の引き戸から中に入ると、きりりと清潔感のある、シンプルモダンな和風の佇まいがすてきでした。

玄関の横には大鉢に季節の百合の花がふんだんに生けられ、こじんまりとしたお店ながら、板前さんだけで5人ほどいらして、てきぱきと働いている様子が好ましく感じました。

お料理のコースは事前予約が必要とのことで、私たちはお料理の予約はしていなかったので、お寿司に先附、お吸い物のつくおまかせのコースをいただくことにしました。

お寿司のおまかせコースも3種類あり、私は10貫、夫は12貫、息子は15貫のコースにして、その他お料理やお寿司も追加していただきました。それぞれ貫数が違いますが、ペースが揃うようににぎってくださるのはさすがでした。

まずは冷酒「北海鬼ころし」で乾杯。先附は、ほっけの南蛮漬けです。季節のトマトを使ったソースで、カリフラワー等の野菜も入っていて、ラタトゥイユにも似ています。きりりと冷たく、夏らしく、おしゃれな一品でした。

本日おすすめの、マツカワガレイ。お寿司はすべてお味がついているので、おしょうゆにつけずにそのままいただきます。こちらは塩でいただきました。

鯵。しょうがとあさつきでさわやかに。夏らしいお味です。

帆立、そして大トロ。

ミル貝。この辺りで、カツオのたたきをいただきました。(写真なし)

イカ。イカのお寿司は自分ではあまり進んでいただかないですが、これは柔らかくて甘みがあってとてもおいしかった。息子が感動していました。どのお寿司も隠し包丁の入れ方が絶妙なのだと思います。

鯛。日本酒がなくなったので、次は 鶴齢 (カクレイ) というお酒をいただきました。米どころ新潟県魚沼のお酒です。

ボタン海老。

マグロ。

雲丹。

卵焼き。関東にしては甘み控えめの優しいお味の卵焼きでした。

この他、息子の巻物をひとついただいたのですが、なんとおからの海苔巻きとのことでした。初めていただきましたが、すごくおいしかったです。

梅干しと紫蘇のお吸い物。すっきりと上品な味わいでした。

こちらのお店のお寿司は、ほっそり、きゅっとして小さめですが、量としては十分すぎるほどで大満足。堪能しました。

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