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ビーキーパー

2025年02月04日 | 映画

ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画です。

ビーキーパー (The Beekeeper) 2024

今年初めて観た映画は悪くはなかったものの、私的には今ひとつ物足りなさを感じていました。そこで、何かスカッとする映画はないかな~と探していたところ、見つけたのがこの作品です。

ちょうど有楽町に用事があったので、銀座TOEIで鑑賞することに。劇場の入りがあまりよくなかったので一抹の不安を覚えましたが、ジェイソン・ステイサムのアクション映画にハズレなし! 期待通りにおもしろかったです。

「そうそう、私が求めていたのはこういう映画だったの!」と思わずガッツポーズを決めました。

物語の舞台はアメリカの田舎町です。農園の片隅を借りて、養蜂家として隠遁生活を送っているクレイ(ステイサム)。

しかし、クレイに居場所を提供し、これまで支えてくれた恩人の女性がオンライン詐欺に騙され、全財産を失った末に自殺してしまったことに衝撃を受け、復讐を誓います。

日頃は養蜂家として蜜蜂の世話をしたり、蜂蜜を作ったりとロハスな暮らしを送っているクレイですが、スイッチが入った瞬間、一転して無敵の必殺仕置き人に。実は彼、かつては極秘のスパイ組織に所属していた伝説の殺し屋だったのです。

そして詐欺グループの背後には、とんでもない黒幕が控えていました…。

さらに、クレイの恩人の娘は、実はFBI捜査官。彼女にとってクレイは、母のために悪と戦ってくれる救世主のような存在ですが、FBIとしては彼を好き勝手に暴れさせるわけにはいきません。

そのため、彼の行く先々に現れては邪魔をする展開に、ちょっぴりイライラしてしまいました。最後の最後はわざと見逃してくれましたが…。

シュワルツェネッガーのようにただ情け容赦なく撃ちまくるのではなく、クレイの行動には相手が悪人であっても、安易に殺すことへの躊躇が感じられ、彼の人間としての器の大きさを実感しました。


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