3月11日を迎えました…。
未だ復興には程遠い被災地の状況、多くの方々が不便を強いられ
大変な思いをされていることと思います。
心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々の魂を追悼する気持ちで、14時46分には
黙とうをささげたいと思います。
今日は、昨年5月に、被災地の視察に行った時の写真をアップし、
3.11を忘れない。決して忘れることなく、今後の防災、災害対策
に役立てるようにしなければ、と思います。
仙台空港。
16時で時計が止まっていました。
津波が来た時刻なんですね…。
5月末に視察に行った時は、ようやく、臨時に空港が使えるように
なった、というところでした。
テレビの映像で見るのとは違って、瓦礫の中に、こんなふうに、小さなお墓
のようなものがあったり、実際、現地で見るといろいろなことが実感として
感じられました。
陸前高田市の災害対策本部を訪れ、持てるだけのカップうどん&そばを
仙台で買い込んで、差し入れをしました。
まるで、焼け野原のように、すべてが流されてしまって、何もない地面が
広がっているのを見て、愕然としました。
一関市も訪れ、被害状況や対策などについて、お話を伺いました。
昨年5月の視察に参加したメンバー、左から、私、落合貴之さん(みんなの党
衆院選の予定候補。東京6区)、桃野よしふみ議員、すえおか雅之議員。
仙台から車で20分ぐらいのところにある旅館「岩沼屋」さん。
この旅館は、自衛隊や消防団の方々を受け入れているということで、
女将(専務取締役)の橘眞紀子さんから、お話を伺いました。
夜は、東北大学教授の稲村肇先生から、復興対策のお考えをお聞きしました。
こちらは気仙沼市。
警察の方が、長い棒を持って、瓦礫に突き刺していました。
遺体があるかどうかを探しているようでした。
一年前の今日、午後2時46分…、私は4月の選挙を前にして、決起集会
の打ち合わせを、区役所(区民会館)地下のレストランけやきでしていました。
打ち合わせが終わった直後に、あの大きな揺れ。
(結局、決起集会は中止)
地下レストランにいたお客さんみんなが、あわてて地上に逃げ出しました。
私も区役所中庭に出たら、たくさんの人や職員が中庭に出て来ていて、
第一庁舎のガラスがガタガタ大きな音を立てているのを不安な面持ちで
聞いていました。中には、恐怖で泣き出す人もいました。
次は、首都直下地震かもしれません。
私たちは、この東北の大地震の教訓を少しでも生かせるよう、できること
は今から取り組んでおかなければ、と、思います。
3.11を忘れない…
あらためて、犠牲になられた方々に心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌