@「映画から見える世の中の動き」ファーストマン First Man 2018
アポロ11号にて最初に月面に踏み入れたアームストロング船長の半生。NASA/国家の目指すソビエトとの優位主義、それに対する家族との亀裂、アームストロングの葛藤を描いている。まさにその当時米国はソビエトとの宇宙開発に遅れをとり一気に挽回するための壮大な挑戦を仕掛けた。だが家族としのて思いは、正に「特攻隊」に選ばれ生還する可能性を諦める心境にいたに違いない。人間・国家の威信・意地とは何なのか。 世界の人にはどう映ったのだろうか、で何が残されたのか。 帰還後、映画の最後に家族と対面でそれが視える。 1969年7月の宇宙の優位論は、その後動きが変わった。 「世界の警察」としての持論も、すでに変わり自国主義・保守になりつつあるが、「武器」の輸出は一向に止まる気配はない。