ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

ファンでなければ解読できない『最後の瞬間の凄く大きな変化』

2022-08-15 14:52:44 | 人生を「生かす」には
この短編小説集はどれも理解するのは数回読む必要がある。だが、話の辻褄を理解できる人は稀かもしれない、それほど内容の展開を理解し読みづらい。翻訳者の村上春樹氏もいわく「やはり所々読みにくい部分があるかもしれない。しかし、言い訳するのではないが、それこそグレイス・ペイリーの真骨頂であり・・・」とある。
『最後の瞬間のすごく大きな変化』グレイス・ペイリー
「概要」たった3冊の短篇集で、50年の間、圧倒的支持と尊敬を受けつづけている、まさに稀有な作家、グレイス・ペイリー。NY・ブロンクス生まれ。
ー「必要な物」
「人の人生なんて、実はそれほど長い期間ではないのだ。そんな短い人生の中で相手の男の資質を知り尽くすことなんてできないし、あるいはまた相手の言い分の根底に辿り着くこともできやしないのだ」


米軍の戦争関与はどこまで正当か『グリーン・ゾーン』⭐️4.0

2022-08-15 07:42:08 | 映画から見える世の中の動き
「フセイン政権打倒」を掲げた米国務省・CIAの中にいる所謂「タカ派」(対外強硬論者)と「ハト派」(穏健派)の裏舞台を描いたサスペンス・ドキュメンタリー映画だ。 現実「大量破壊兵器」は無く、フセイン政権は崩壊したが、米国の思い通りのシナリオになったのか懐疑的だ。 米国・米軍の関与は世界の戦争に関与し果てしない戦争を巻き起こしているが今回のウクライナ侵攻・戦争はいかなる結果を導き出すのか疑問である。
『グリーンゾーン』
フセイン崩壊の米国の裏側で起きていたサスペンス・ドキュメンタリー映画だ。当時の事実は「やはり大量破壊兵器は無かった」ことだ。だが当初、米軍は兵器を発見し、未然に防ぎ、フセイン政権を壊滅させる事だった。その裏にはこの映画にある「兵器の隠し場所の情報は全て嘘」で、情報源は国務省の一部から捻出された「フセイン政権を壊滅させ米国の思う政権に委ねる事」で嘘の情報を前線に伝達していたことが分かり、その嘘を暴くために処理班の一部部隊が信憑性を解くために動いた