@精神、宗教的主旨の本書である。基本は「真理・精神・命」であり、それぞれの「心も持ちよう」、「人間の健康も運命も心一つの置き所」と説く。何事も積極的に勇気を持って行動、言葉で勇気づけ、喜び、笑いを感じ感謝する事、とある。人生には苦難も苦痛もあるが全て思い通りにはいかないのが世の中だ。いつまでもクヨクヨせず勇気を持って前に一歩踏み出すことが必要だ。時が解決する場合もあり、周囲の人が解決してくれる場合もあることを信じて。
『運命を拓く』中村天風
「概要」怒らず、怖れず、悲しまず、正直、親切、愉快に生きよ!
1919年、辻説法での第一声から100年続く至高の人生哲学
ー「人間の健康も運命も心一つの置き所」
心が肉体に消極的に注がれると、肉体の生きる力の受け入れ態勢が妨げられ、本来の強さを発揮ですることができない「心の思考が人生を創る」
人間の心で行う思い方、考え方が、人生の一切を良くもし、悪くもする
病や苦難から逃げたり、避けたりせず、自分の力で打ち砕いて行く気持ちを持て
消極的な言葉を使わない、力強い精神状態を常に、習慣として持ち続ける
勇気づける言葉、喜びを与える言葉を積極的に使う
喜びを感じ、感謝を感じて、笑いを感じ、小躍りして喜ぶ気持ちを持つこと
人生に対する信念を持ち何事にも対応する
「真・善・美」と「調和」(物事に接する、人を愛する気持ち)
「己を守るのは己だ」他人に守って貰おうとしてはいけない
「勇気」人生修養は原点
「為せば成り、為さねば成らぬものなるを、成らぬは、己が為さぬためなり」
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