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経営改革を自らが経験したことを実践し切り開く『豊田章男』

2021-06-08 07:55:06 | 経営・リーダーシップに必要な事
@豊田社長のモビリティーへの意気込み、他者・強豪共コラボし、現場を大切に社員との密接なコミュニケーション(人作り)などなど『過去の延長線上にトヨタの未来はない』に強烈な印象を得た。どの企業も常に経営改革は必須であり豊田社長の習慣に囚われない改革を自らが実践していることは素晴らしい経営者の姿だと感心した。
『豊田章男』片山修
・カリスマ社長、創業家の御曹司であるが故の葛藤、巨大企業の針路を決める重圧など大企業における今後の自動車社会は今変化しようとしている。豊田章男社長はどのように舵を取ろうとしているのか歴史的背景から考察した近未来への指針が伺える。
目標 『過去の延長線上にトヨタの未来はない』
    会社の行く末を読む 集大成として「ウーブン・シティ(編まれた街)」
        「全ての人に移動の自由を」テーマにした近未来街
・課題
    「モビリティーカンパニー」(移動を助ける企業)
    分社化・経営組織の縮小化(カンパニー性・役職減=経営のスピードアップ)
        役員を27人を11人、権限委譲を断行
    移動するマシンのあらゆる可能性を追及し、研究、開発する
        車の所有から利用への変化で組織の見直し、販売見直し、車種見直し
        電気・ITを駆逐した製品開発と運用
            他社とのアライアンス/CAE/検査シュミレーション化
    自社内企画・構築・実行(イベントなど・PR販促推進)
        オウンメディアで自らの姿勢、指針などを発信し、共有し合うこと
章男の言葉・モットウ・印象付けられた言葉
    「何事も、考える前に、まずやってみる事」
    「現地現物の大切さ」
    「頭で考える前に行動せよ、考える暇があったらやってみろ」
    「直感の3秒で決めること」(やるかやらないかと迷うのがおかしい)
    「障子を開けてみよ、外は広いぞ」(海外戦略へ)
     「遠きを謀る者は富み、近きを謀る者は貧す」
        足元の業績ではなく、10年先、20年先の遠い未来を見て経営すること   
昔から残る社風
    「不良品を作らない」(トヨタ生産方式につながる)
    仏壇には「百忍千鍛事遂全」=百日忍んで千日鍛えれば、必ず事は成る
    「誠実・謙虚・尊敬」(豊田網領)
        元々は豊田佐吉の二宮尊徳「報徳思想」=至誠・勤労・分度・推譲
    「知恵と改善」「人間性尊重」(チャレンジ・現地現物・リスペクト・チームワーク)
    「改善の積み重ねがイノベーションにつながる」
    トヨタの強さは「徹底した人づくりからくる現場力にある」
    「GMを抜いてはいけない」=虎の尾を踏むな (日本バッシングを避ける)
    「共存共栄」「相互繁栄」「持続的成長」(下請け企業・販売会社)
    「A3文化」リポート報告書はA3一枚にまとめること


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