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利己主義者社会で見失ったものを見つける『ミッションワイルド』⭐️4.0

2022-10-14 11:20:43 | 映画から見える世の中の動き
西部開拓時代、女性の社会的地位は最低で「道具」的扱いしかない。男まさりのメアリーの果たした事は、現代の足らないものを訴えかけている感がした。それは「人を思う心」(思いやり)「自律心」それに「やり抜く力」、男社会では企業組織も特に政治も聞くふりだけで、言ったことを実行しやり遂げないと感じる。現代のその場限りの利己主義満足型社会を産んだ社会と重なり合った、ことだ。
「自分さえ良ければ次世代のことなど考えることなど不必要だ」の世界だ。
『ミッションワイルド』 
婚期を逃した男勝りの一人の女性メアリー(ヒラリー・スワンク)と晒し首になりかけた悪ブリッグス(トミー・ジョーンズ)が3人の持病を患った女性を650km先の東部に送る使命を帯びた危険な旅に出る、と言うアドベンチャー西部劇だ。旅は危険なことへの連続、途中でメアリーは女性として初めて自己満足感にしたることができるが、だが何かを見失い・・・



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