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企業収益・配当・年収、更に毎月多額の寄付vs見返り

2024-07-19 12:35:17 | 世界の動きから見えるもの
『イーロン・マスクがトランプ前大統領の支援団体に毎月4500万ドル献金へ』GigaZine記事。実業家のイーロン・マスク氏が、トランプ氏の選挙戦を支援するスーパーPAC(特別政治活動委員会)に毎月4500万ドル(約71億4000万円)を献金する方針、と言う記事。米国ではそれだけ特定献金企業に見返りあるのだろうか。単純に免税控除・減税だけではない何か大きな特権があるように思えてならない。更にマスク氏の企業の収益構造に疑問も持つ。マスク氏の年収、株配当など企業の1年の売り上げがマスク氏の年収と先月記事が出たばかりだ。



世襲制、身分制度の域『影法師』

2024-07-19 07:13:17 | 歴史から学ぶ
武士の身分制度、同じ階級層同志でなければ出世も結婚も出来ないと言う、現代では考えられない。生まれながらの武士の階級(上士・中士・下士)は出世も、結婚も限られた階級内だけの世界で、才能・技能がなくとも長男は家督を継ぎ、親の役職を継ぐ、と言うのは、現代に残る政治家の世襲世界だ。但し次男以降は他家の婿に出されるのが通常で本書では下士の階級から異例の出世と上下の格差を超え、「命をかけて守った」二人の友情関係に涙する内容だ。文中にある下士の父が上士の無礼打ちにあった時、投げかけられた言葉「泣くな」の一言が貧しく苦しい人生を耐え抜いた結果、下士が階級を越え国家老まで上り詰めた人生を築くことができた。
『影法師』百田尚樹
「概要」「どんなことがあっても貴女(おまえ)を護る」友はなぜ不遇の死を遂げたのか。涙が止まらない、二人の絆、そして友情。頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一(かんいち)は竹馬の友、彦四郎(ひこしろう)の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。「泣くな」父が討たれた日、初めて出会った少年は言った。「まことの侍の子が泣くな」勉学でも剣の腕でも敵わない。誰よりも優れていたはずの彼が迎えた最期は、予想もしないものだった
ー武士は背中を切られることは「卑怯傷」と言われ腰抜けと評価された