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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

覇王~群狼の血脈~V

2017-07-05 11:25:57 | 邦画
小沢和義出演・監督、山口祥行主演のVシネマの第五弾ですが、
6作目の予告は出てこないのです、オールインのVシネマは殆どが2本撮りが常ですし
この作品の終わりにも"続"と出ますし、本宮泰風さんの元だか潜入刑事だかわからない人物が
なにか不穏な指令を受けてる映像がエンドロールの監督クレジット終了の後の映像が意味ありげに
インサートされてましたので2か月後には"Ⅵ"のDVDがリリースされるのかな
ってことでして2本撮りを1本として劇場公開してるから未発売の"Ⅵ"との長尺を再編集してるンですよね
そんなこんなでこのVシネマもここでのジャンルは公開作品ということで"邦画"のカテゴリーに

前作の"Ⅳ"のクライマックスで正統内藤一家の血筋の清春とのタイマン勝負に負けて意識不明の重症を負った零時
彼の意識が戻らないため大河を擁立させるグループの要である零時が床に伏せる事で、
大河擁立一派の面々は疑心暗鬼に陥ってしまい、元マル暴である本宮泰風の動きを不審に思う豊は、彼を暴行監禁してしまう

13代目を狙う富家側は大阪の組織に取り入り
清春一派と三つ巴の抗争は主役の山口祥行を除いて激化と疑心暗鬼と騙し合いにの
負の連鎖を呼びつつもお互いの利権にためにそれぞれがそれぞれの思惑で動いていくのですが
山口祥行が動かない分、小沢監督の清春がもう怪物並みの大活躍と言うか大暴れだし
富家は富家で関西の難波会に取り入るために己の腹をかっさばいての大芝居

そんな時、大河を狙って富家一派が隠れ家に攻めてくる
閉じ込められワッパをかけられた本宮と意識不明の零時しかいないアジトで
大河は一体どうなる?ってところで突然意識を取り戻す零時・・・

主役の山口祥行が復帰!という展開で、クライマックスのケレンは激しい山口祥行のアクションが炸裂です
山口祥行よりも、監督さんの小沢和義のアクションシーンの方が実は目立っていたりしますが
続篇は楽しみです

2017年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
小沢和義出演・監督作品
出演:山口祥行、井田國彦、小西博之、冨家規政、宇梶剛士、中野英雄、岩佐真悠子、本宮泰風
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お嬢さん

2017-07-05 03:51:11 | 韓国映画
「オールド・ボーイ」、「親切なクムジャさん」などで知られるパク・チャヌク監督の日本テイスト満載の犯罪ドラマと言うかエロチックそれも
レズな映画でしたかねぇ
輸入ヴィデオ屋さんで見つけました米国発売のBlu-rayです
英題では「HANDMAIDEN」翻訳すると"小間使い"ってとこですか、
舞台は1939年の日本統治下の朝鮮。スリ集団に育てられた孤児のスッキは、
広大な屋敷に幽閉されている富豪の娘・秀子の財産を狙う朝鮮人で自称"藤原伯爵"の詐欺師から、
結婚詐欺の片棒を担ぐよう、秀子のところにメイドとして送り込まれる
って言うのでこの英題が正解なンでしょうが
なぜか邦題の方はキム・ミニ演じる日本人お金持ちのお嬢様の方に焦点を充てるようです


韓国映画なのにセリフの半分ぐらいが日本語で、
もう半分が韓国語といった構成になっていて、キャストはすべてに韓国人の役者さんが
日本人役を演じてますのでま、日本人の我々にとってはイントネの変な日本語台詞を聞かされますので
彼らの言っていることを理解しようとするだけでかなり疲れますし
映画は三部構成になっていて尺が2時間25分と続くので正直しんどい映画ですが
コレが実に面白かったし、
大女優キム・ミニさんも堂々と全裸を見せてくれますし

彼女に負けずとメイドさん役の新人女優のキム・テリも負けていません
韓国の映画の底力の強さはきちんと女優さんが脱げるところですよねぇ
日本映画に足りないのは女優さんに覚悟がないのか、
覚悟があっても事務所が目先のCMギャラの目先の銭にこだわり過ぎなんでしょうか

先に三部構成の映画と書きましたが
第一部って日本語でスーパーが出ます
ズッキの視点から物語が進められますが一部の終わりにビックりするような展開が・・・

第二部はお嬢さんの視点で幼少から自閉的に屋敷にこもる原因と
ズッキがみのまわりの世話にきてなんとなんと愛をお互いに感じるようになる過程と
詐欺師との結婚を決めて衝撃の第一部の終わりに繋げていってくれますが
視点が変わることで一部では見えていなかった裏側が明かされていきます

第三部ではすべての種明かしと言うか、一部二部でばらまかれた伏線の回収で
映画をまとめあげていきます
そんなこんなってことで
二人の女優さんの官能レズシーンがしっかりと見られます

って言うか少女時代の日出子が日本語を勉強しているシーンで
「目、花、口、耳、肩、乳首、ヘゾ」とか言った後に日本では絶対にNGワードな
○ンコ、マ○コとか言わせてるけどこれって大丈夫かい?

原作は、サラ・ウォーターズの「荊の城」らしいんですが、
それをなんで舞台をわざわざ日本の統治下の韓国にしたのかが私には分かりませんが
北斎のあのタコと絡む春画が使いたかったのかしら

最後になりましたが映画のトップの製作会社のロゴのトップに

密林さんもビデオ配信だけじゃなく、ついにソフト確保の将来を見据えて製作にも手を出してきてような

2016年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・チャヌク脚本・監督作品
出演:キム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン
コメント (2)
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