MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

快楽写真館 エロスは暗室の中に

2017-07-13 23:07:03 | OV
女優さんDDの私がエロチックRー15作品のOVでは一番のお気に入りAV女優さん
最近ではピンク映画にもその活躍の幅を広げて好評価を受けてる古川いおりさんの最新の一つ前の出演作セルリリースは5月2日

古川さんと言うことで殆どジャケットも惹句も見ないで見ましたら
何となくどっかで見たことのあるようなプロットにヒロインのナオミと言う名前に既視感を感じてはいましたが
見終わって特典映像のトレーラーを見て納得しました
既視感ありまくりは、そうなんですね谷崎潤一郎の『痴人の愛』を原作にと言うか
モチーフにしてのOV作品だったのですねぇ

私自身の仕事柄ってのもあるし、映画好きと言うのもありまして一応谷崎の『痴人の愛』とか『鍵』等はしっかりと読んでますし
と言うことで、原作と言うかモチーフにって書いたのはナオミと彼女を理想の女に育て上げる男との
葛藤と性への奔放さをテーマとして谷崎の私生活を描いてるのが原作では本筋ですが

このOVではさらに、もう一人の
これもなんか映画で見たことあるような写真館の主人が被写体となってる写真の中のナオミに恋をし
彼がナオミとの愛を妄想するって言うシークエンスを加えていましたので

コレが迷彩となっていたようで私には『痴人の愛』に似てるなって言うことで
まさか原作とは気づかなかったのは
古川さんしか眼中になかったって言う影響も受けていたのかも知れませんけども(汗

そうですよねブログを書くためにジャケット画像の絵面をしっかりと見てみれば
大正ロマンと言うか、昭和初期の大正デカダンスの様相を実に旨くトリコんだ構図ですし
OV自体の時代背景も家具調度品とかロケ地とかキャラクターの衣装とかに
昭和モダンのかおりを醸していましたが・・・

電話機が昭和40年代物でしたっけ、ラジオも真空管ラジヲじゃなかったなぁボディがプラスティックだったのですよ
全く背景となる時代は一応昭和って言うのをわからせてるのかな
ってかヒロインの衣装にしてもそう言う事ですか・・・って言う感じで
ブラジャー無しでスリップと言うかシミーズだし、パンティじゃなくてズロースって言うこだわりは少なくとも買えますが

舞台となるお屋敷の応接間(敢えてこう言います、決してリビングではない)の壁のエアコンが
実に最新モデルってのは・・・細かいとこに目がいっちゃうんですねぇ

と言うことで、貞淑で知的に育てられたナオミが実は淫乱な女王様であり
その肉体におぼれ、彼女の意のままに動かされる中年男の悲哀を
古川いおりさんの演技でのコントラストを演じわけるという見事さには・・・もう演技派女優さんですねぇ

2017年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
富岡忠文脚本・監督作品
出演:古川いおり、松原正隆、渡部遼介
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ジュリエッタ

2017-07-13 13:36:56 | 洋画
スペインの監督ペドロ・アルモドバルだとは知らなくて
なんとなくジャケットの二人の美女の絵面に惹かれて手にとって
アルモドバルと知り早速レンタルしてきましたが
梗概読んでいませんでしたのでちょっとビックリな内容でもありましたが
それなりに見続けられる映画でしたが

見終わって調べたらアリス・マンロー原作の三つの短編小説を一つの映画に脚色したようです
ジャケットの二人の女性はタイトルにもなってるジュリエッタというヒロインを二人一役ということなんですね
女優さんの実年齢に合わせて、中年のジュリエッタをエマ・スワレスが
ヤングジュリエッタをアドリアーナ・ウガルテがそれぞれ演じられていますが
ジャケットの絵面もそうですが
アドリアーナ・ウガルテの美貌が半端ないし、ブラパン装着してますが
列車のコンパートメント内での激しいセックスシーンを演じてるのがちょっと待ってと
思いましたが
次の濡れ場ではちゃんと左右のおっぱいをしっかりとさらしてくれておりましたがな(笑
その点はさすがヨーロッパ女優さんですよね
どっかの国の女優さんとは大違い

要は母が15才以降自分の前から姿を消した娘の現在の境遇を知り
娘に会いたいと思う気持ちを、彼女と過ごしたアパートにもどり
マドリードの町を娘の姿を求めてさ迷い歩きながら
彼女への思いを彼女の生まれた時から育児中や別れてからの心境を彼女に当てた
物語を点綴していく形で映画は進行していきます

しかし、三つの短編を一つのプロットに収斂させてきてますので
ジュリエッタの両親のお話では
母が介護を要する病気のための父親は部屋に監禁し、ヘルパーとして雇った女と肉体関係を持っていたり
ジュリエッタが列車内で知り合った娘の父親となる漁師の妻も不治の病で
列車内では不倫に陥ってしまうものの彼の家を尋ねれば妻は病死していたものの
中年の家政婦と漁師は肉体関係を持っていたような
ってジュリエッタの身の回りにはおんなじような男女関係が・・・

結局娘の現在に会えないのですが
彼女から、助けを求めるような手紙が届いて・・・

ちょっと三つの短編をって欲張り過ぎているような感じで
男女の関係が被ってるのとかをもうちょっと整理した方がよかったかなぁ
ヤングジュリエッタ演じてるアドリアーナ・ウガルテの美貌とおっぱいを見るだけでも
決して損はしない映画になっていたと思ったのは私だけ?

2016年製作、スペイン映画
ペドロ・アルモドバル脚本・監督作品
出演:エマ・スアレス、アドリアーナ・ウガルテ、ダニエル・グラオ、インマ・クエスタ、ダリオ・グランディネッティ、ミシェル・ジェネール、スシ・サンチェス
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ドクター・ストレンジ

2017-07-13 00:01:25 | 洋画
買っちゃうと見ないというか
いつでも見られるという安心感からか次から次とレンタルしてくるは、
国産や輸入の新作を店頭で見たらすぐに購入して見るつもりで未見のパッケージの上に上にと積み上げちゃうからいつのまにか埋もれて
なにかを探すついでにでて来る訳で・・・

と言うことで、遅ればせながらようやっと見ました「ドクター・ストレンジ」
カンパーバッチが演じる魔法使いドクター・ストレンジの誕生譚をマーヴェルコミックの実写版では珍しい115分と2時間を切ってるんですね
マーヴェル実写版ではエンドロールが以上に長いし、クレジットの途中やラストに次回作への映像を入れたりするから
実質は100分を切ってるんではないんでしょうか

天才的な外科技術を持った神経外科医が、交通事故で
九死に一生を得て助かるものの、外科医としては致命的な両手の神経をズタズタに
ってことで人づてにカトマンズに行き
エンシェント・ワンから指導を受けて・・・ってお話ですが

前半は医師としての挫折から魔法使いドクター・ストレンジになるまで
後半は暗黒の意思を次ぐミッツ・マングローブじゃない
ミッツ・ミケルセン演じるカエシリウスとの魔法の戦いを描いてるだけの映画を

都会のビルが曲がったり、歪んだりするCGアニメの映像や
時空に穴を開けるどこでもドアみたいな亜空間や宇宙の果てで時間ループとか
見てる分には退屈しないのはさすがマーヴェルコミックの原作ということかしら

しかし、アメリカ人って単純な民族といったら失礼に当たるだろうが
よくまぁ、暗黒の次元とか、時空間とかの多元宇宙や
ミラー次元、アストラル次元とかよく理解できますよね
なんかもう理解は無理なので、眼前のモニターに繰り広げられる映像を
タダタダポカーンと見ていただけでしたが
それでも十分に楽しめる映画を作るというのはさすがハリウッド

そういやこの主人公と言うか、ヒーローって
医者だったということもあるのかしら、敵と戦うのですが
なんとか次元に閉じ込めちゃったりするだけで誰も殺さないのねぇ
たった一人幽体離脱のバトルの中でスコット・アドキンスを死なせてるんだけども
それは物理的な本体を組成させるために除細動器の電力を上げたら幽体に電力が伝わって
死んじゃっただけでのことだったけども
時間を戻せる能力があるのだから戻してもよかったような・・・

時間戻しと言うかループで思い出しましたが
エンドクレジットの途中でソーの飲み干した麦酒をループさせてましたが
次回はストレンジはチーム・ソーの一員として活躍するのかな

そして単独のドクター・ストレンジの2では今作で一緒に戦ったモルドが
悪役になるような・・・

2016年製作、アメリカ映画
スコット・デリクソン監督作品
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクベアダムス、ベネディクト・ウォン、マイケル・スタールバーグ、ベンジャミン・ブラット、スコット・アドキンス、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィント
コメント (2)
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