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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

実録女の犯罪Ⅱ

2018-02-01 23:37:31 | OV
CSでOAされていたのをBlu-rayに録画していたものを探しだして”Ⅰ”に続いての鑑賞
オールインエンターテインメント作品の「実録女の犯罪」シリーズは一応一話完結の別作品です

ただ貝原クリス亮が監督・脚本・編集と言う共通点はあるのですが主演の女優さんはそういうことで別になっています
今回の内容はかなりな凄まじさと言うか、かなりな一方的な暴力的な映画で
主役の乃々果花さんは実に耐える女の姿を見せてくれていますが、
問わず、語らずのキャラクターってことで演技初のAV女優さんである意味OKな役所でが・・・

地味でネクラで人付き合いも悪い保険会社のOL、優衣だが
実は私生活では、どぐされ刑事の松井にJK時代の援交の現場を押さえられ
そこから性奴隷にされた挙句に彼のユスリの片棒を担がされていたのだった
失敗とか金銭の額が少ないとすぐに暴力を振るわれ萎縮した私生活を送っていた

映画ではこの悪徳刑事と彼女の因縁の姿を延々と描いていくわけで
松井を最後には殺すことで彼女が解放されるといったカタルシスになるんだろうと見てると
なんと松井の妻にまで金を巻き上げられる有り様で
彼女は常に自分の分身を見るようになっており精神的に崩壊寸前だった

そんな優衣に着任したばかりの上司が彼女を見初めデートに誘うのであった
上司との恋愛関係に現状打破の一筋の光明を見たかに思えたヒロインだったが、
どぐされ刑事に更に追い詰められていくばかりか
松井の妻に上司もとられそうになり、ついにヒロインも爆発・・・って展開
ですが、あっと言う結末が優衣を待っていた

この辺は、乃々果花の演技力不足、経験不足によるところもあって、あまり感情が爆発してるように見えないのはご愛嬌ですが、
演技力が無い分耐える女の部分では見てるこっちにある意味ヒロインの生き方にイライラ感が増幅されると言う
予期せぬ感情を産む効果も見えてくるのだが、その分
クライマックスの怒りもどっか中途半端で
ある意味成功していたようなものが見えているのは
監督さんのキャスティングの妙だったのだろう

その乃々果花に反して、悪徳刑事の妻を演じる竹内ゆきのさんはAVの他にOVでのキャリアも豊富ですから
演技も艶技も抜群の安定感を見せていたのが対称的でしたねぇ

ところで、オールインはこのシリーズは”Ⅲ”で終了させてしまったのかな
”Ⅲ”は私イチオシOV主演作品多めのAV女優古川いおりさんですねぇ

ところでこのシリーズ”実録”と銘打っていますが、本当の事件をもとに製作されているのかな?

2014年製作、日本OV・オールインエンターテインメント作品
貝原クリス亮編集・脚本・監督作品
出演:乃々果花、竹内ゆきの、森山翔悟、稲葉凌一
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西遊記2~妖怪の逆襲~

2018-02-01 21:14:31 | アジア映画
何コレ、西遊記?って言うかあれじゃん「Gメン75」
エンディングのバックミュージックのほかにエンドクレジットロールのエンドでもフルに流れていたでしょ
版権大丈夫かい、何せ知的財産権にはいたって無頓着な中国産ですし・・・

チャウ・シンチーの「西遊記~はじまりのはじまり~」の続編が昨年公開され
結構な酷評とういうか賛否両論だったような
大体「西遊記~はじまりのはじまり~」と同時期に「西遊記」が別口に作られていましたが
その別口も続編は主要キャストの殆どが入れ替わっていてもシリーズ続編でしたし
今回のこの作品もスー・チーさん以外総入れ換えじゃないですか
極めつけは監督がチャウ・シンチーから巨匠ツイ・ハークに変わっていた

ツイ・ハークと言うことで決してつまんない映画ではないのですが
キャストも入れ替わったせいか、さる・ぶた・かっぱのキャラも三蔵法師も大分変わっていたんですねぇ
って言うか、三蔵法師が悟空よりも活躍と言うかアクションしまくり
そうですよね、一応実写映画なんですが
生身の役者があれですよね前編グリーバックのステージで演技してるだけでよね
ワイヤーに繋がれて飛んだり跳ねたりばっかだったような

と言うことでツイ・ハーク今の中国はGDPは第二位ですが、その豊富な資金力で
もうCGの威力イコール国力のほかに誇示だと言わんばかりでしたし
多分にこの映画は3Dで公開されたんじゃないのかな
エンドロールでは1MAXの文字も見れて致し
派手な作りのわりにはちっとばかしプロットが散漫なんですよね

蜘蛛女とか九宮とかもう妖怪のビジョンが美女すぎ
さらに製作にチャウ・シンチーが加わってっから、「人魚姫」でのかわいこちゃんと三蔵とのロマンスまで欲張りすぎでもあるから散漫に見えてしまったのかも
美女度といえば前作との唯一の繋がりであるスー・チー演じる段が再三出てくるのはgooでした

三蔵にスポットを当てたら、ぶたとかっぱの出番が殆どなくなってしまうのね
三蔵法師イケメンですねぇ、と言うか、かっぱは見てくれグロテスク
ぶたは化粧してるし、さるは汚すぎ
ラストのクライマックスでは「コング」に対抗したのかもうCGコングでしかない
見てる分には100分楽しめるだけの映画

長いエンドロールの最後にちょっとした西遊記とは関係のない
小芝居映像が・・・中国も映画館ってシネコンなんですねぇ

2017年製作、中国・香港合作映画
チャウ・シンチー製作・脚本、ツイ・ハーク脚本・監督作品
出演:クリス・ウー、ケニー・リン、ヤオ・チェン、ジェリー・リン、スー・チー、ヤン・イーウェイ、メンケ・バータル、バオ・ベイアル、ワン・リークン、ダー・ポン
コメント (2)
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実録女の犯罪

2018-02-01 10:15:36 | OV
CSでOAされたもののBlu-rayに録画したものを鑑賞
波多野結衣さんの「女の犯罪史」を結構面白く鑑賞できたので
それで間違えていたこの「実録女の犯罪」シリーズも録画をしていたこともありまして
なんとか探しだしてきての鑑賞でしたが、ある意味期待以上の作品となっていました

いきなりIT企業のイケメン社長・尾崎が顔面マスクの女二人によって拉致監禁される。
尾崎自体がIT企業の創始者である女重役の殺人嫌疑をかけられ
任意での事情聴取を終わらせたばかりに拉致されたのである
犯人のケイと真由美は同じ病院で働いていた看護師仲間だった。

ある夜夜勤勤務中に真由美は患者にレイプされて泣き寝入り状態だったのを見かねた
ケイがレイプ魔を暴力で叩きのめしたのであり、そのため病院をクビニ
その後ヤクザに借金をしてしまい金に困ったケイが真由美と共同で
尾崎を拉致し、多額の身代金をせしめようとするのである
後にわかることであるがケイはLであり真由美を好きになっていたのでケイは
真由美の敵をとっていたのであり
真由美は尾崎を病院で見初め彼に恋心を抱いていったのである
と言うちょっぴり複雑な関係で
監禁されてる尾崎に対し真由美は拉致してる側でありながらも甲斐甲斐しく尾崎の世話を続けて
ケイと衝突していく
見てるこっちは犯人側の二人の女の衝突を予測するのは当然なんだけども

ってことで真由美にはAV女優の周防ゆきこさん、ケイ役はもうOVやピンク映画では安定感のある演技者倖田李梨さん
周防さんは香港の3D映画で見てるんだよね
倖田李梨さんは上手いよね今作でもノンヌードでもちゃんとドラマを締めてらっしゃる

病院で起きたレイプ事件を機に、犯罪に手を染める決心をした女二人
その標的になったのは悪事の限りを尽くしてきたIT社長と言うことでターゲットを決めたのは真由美
犯行の主導権を握るケイは、被害者だけでなく相棒の真由美の心とカラダまで支配しようとしていたかに見えたのだが、

実は真由美こそIT社長にぞっこんのストーカーだったと言うことで
後半は突然サイコスリラーと言うツイストな展開やん
大柄でポワ〜ンとした雰囲気の周防ゆきこだけに、後半ストーカーとして
次第に狂気が顔を出していく展開は意外性があって大変面白く、かつ血糊もいっぱい
と言うことで後半以降がこっちの予想に反したサイコスリラーってのがこのOVの勝因でしょうか
単なる犯罪系の拉致監禁モノの後半ににツイストを入れたトコですねぇ

この「実録女の犯罪」はとても面白かったのでなんとか2と3も探しだして見てみなくちゃねぇ

2014年製作、日本OV、オールインエンターテインメント作品
貝原クリス亮監督・脚本・編集作品
出演:周防ゆきこ、倖田李梨、田中靖教、山田武虎、森山翔悟
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