MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ブラッド・スローン

2018-02-28 23:41:36 | 洋画
2月21日にセル&レンタルリリースされたアメリカ映画
多分に主演をつとめているニコライ・コスター=ワルドーがシーズン7まで続いてる
中世戦国時代の群雄割拠の権力闘争を描いてる「ゲーム・オブ・スローンズ」に主演してるってところからとった邦題なんですかねぇ

酒酔い不注意運転での交通事故から刑務所入りを余儀なくされたファイナンス会社のエリートビジネスマンが
暴力が蔓延する刑務所では弱みを見せるとアナルが開拓されるということで
初日一番、絡んできた黒人受刑者を躊躇なくボコボコにしたとで一目置かれて、
ギャンググループの仲間となり、刑務所内で頭角をあらわして
最後には刑務所の玉座(スローン)に・・・って言うお話
と言ってしまえばそれまでなのですが

オープニングはムキムキマッチョでタトゥーだらけの主人公が仮釈放で刑務所を出るところから
彼を待っていたのは一癖も二癖もある連中
実は刑務所を牛耳ってる受刑者のボスから指令を受けて
アフガン戦争の密輸武器の横流し売買の指令を受けており
それを成功させる義務を持っての出所だったわけで
それにそれを取り締まる刑事の追跡もあったりして
現実の娑婆では刑事とギャングと主人公との三つ巴の騙し合いに
別れた妻と彼の息子との家族愛も垣間見れたりするんですが

惹句にあるように刑事にしても看守にしてもでてくる人物は確かに全員悪人
ってのもあながち間違ってないけど、どっかの映画にもおんなじような惹句があったような
だからと言って"凶悪"ってのも芸がないやねぇ

で、夜中に見ていたのでエリートサラリーマンが別人で
二つのエピソードが並行してるって思い込んでましたが
実は刑務所に入るきっかけとなり、出所するまでの過去と
出所後武器密売する現実との二つの時制が交互に描かれていたんですね
入れ墨ないし、髭面じゃなかったしで40分以上気づかないでいましたが
気づいて結構刑務所の中で生き抜いていくための主人公に生き方に
刑務所内での殺しのテクニックや暴動の描写が結構エグい

アメリカの刑務所はある意味更正施設と言うよりは人格破壊の場所でしかないような
そんな中で家族をひたすら思い、家族のために刑務所の中のギャングと塀の外のギャングとを手玉にとり
さらに警察までをも術中にはめて
刑務所の中で権力をつかむと言う荒業は実に見事でした
二時間飽きずに見られた

2017年製作、アメリカ映画
リック・ローマン・ウォー製作・脚本・監督作品
出演:ニコライ・コスター=ワルドー、オマリ・ハードウィック、レイク・ベル、ジョン・バーンサル、エモリー・コーエン、ジェフリー・ドノヴァン、エヴァン・ジョーンズ、ベンジャミン・ブラット、ホルト・マッキャラニー、ジェシー・シュラム
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殺し屋マリア

2018-02-28 18:50:38 | OV
チャンネルNECOでの2月26日の深夜枠、リアルタイム視聴しました
AV女優の大槻ひびき主演のエロチックOV作品
彼女は修道女で殺し屋を演じてます
って言うかこの設定は確かタイトルは忘れましたが横山美雪さんのOVが・・・
第2弾ってことですか

大槻ひびきさんは「エスパー マミコ」と言うOVを見てますねぇ
もちろんエロチックOVですので修道女姿でのエロ場面もあります
こう言う修道女モノって言う映画は海外の70年、80年代あたりの洋画で結構ありましたが
修道女の殺し屋っていうのは洋画ではそんなになかったような

女殺し屋のOVは「殺し屋ノエル」と「殺し屋蘭」の2本を
先に同じくチャンネルNECOのミッドナイト枠で
見てきましたが、この作品はその2作よりも前に作られた作品になり
1作目は横山美雪作品と言うことなんですがNECOでのOA期待

幼い頃に両親が殺されちゃって孤児になった大槻ひびきを引き取って、
修道女として育てた神父。この神父がとんでもない極悪非道のゲス野郎でげす、
"瞑想"と称して神父さんの特権かマリアを陵辱三昧
そんな"瞑想"も何の疑いも無く受け入れるマリア
修道服のまま犯されるんですコレはいいよね実に視覚的にいいし背徳的だ
さらに漢字表記はわかりませんがマリアの苗字はなんと”アベ”さん
つまり"アベマリア"な訳ね

実はこの神父の正体は殺し屋で、しかもマリアの両親を殺した張本人。
幼い頃からマリアに殺人技術を叩き込み、一流の殺し屋に育て上げる。
"神からの指令"と称して殺しの仕事をやらせてる。
もちろん殺し屋としての報酬は神父が独り占め。

後半朝霧涼とのデートでのレストランでの殺しのシーンとかは明らかに
「ニキータ」からのパクリじゃなかったオマージュですねぇ
ラストターゲットの稲葉凌一の殺害のために私服に着替え
朝霧涼とのアパート一室でのカーテ隔てての同棲生活っていうのも
どっかの作品のオマージュですねぇ
しかし稲葉凌一はすべてを知っていて・・・
ここから物語は大きく動き出すと言うか、二転三転の捻りもあるのですが
殆どこっちには見え見えでしたが

あれだけ神父に従順なマリアって言うのが、こんな変わり身でよかったのか
プロットは実にいいし、大槻ひびきの見てくれもいいんですが
彼女の演技がついてこれてないのは仕方のないことなのか
”マミコ”の時もでしたがボーっとしたようなキャラクターの大槻ひびきさんは見てくれがいいだけにもうちょっと演技がついてこれるといいんですが

2014年製作、日本OV、シネポップ作品
奥渉監督作品
出演:大槻ひびき、朝霧涼、稲盛誠、稲葉凌一、ホリケン。、淺野潤一郎、佐倉萌
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