タイトルからわかるようにリーアム・ニーソンの暴走親父が娘の救出のために
フランスで暴走する映画「96時間」のパロディ映画と言うかOVだと言うことがわかる
7月30日にリリースされたものの売れなかったのだろうか
中古DVD屋さんで未開封のものが1000円で売られていたのを見つけた
ほう、こんんあったんだと手に取り
出演者の中に島村舞花さんの名前を見つけた
そして、惹句には
“日本でもはじまる、父の暴走!?”
娘の入浴姿を覗こうとやってくる訪問者VS元CIA庶務課勤務の親父(日本人)
と言ったことが購入の決め手になったのですが
島村舞花嬢、2015年にプライベートで故郷滋賀に帰られて幼なじみの方と結婚され
一応お仕事は続けていかれるとかですが、結婚以降お仕事はされてないようで
島村舞花嬢はAV出身でなく普通の女優さんでは脱がれることに抵抗のないかた
結婚されて、それ以来お仕事されてないのが実に残念で仕方ありません
一応入浴シーンがありますが肝心な部分はやっぱりNGでしたねぇ
と言うのがちょっと個人的には残念でした
映画は実につまらなかった
と言うか、この作品は2014年10月にリリースされた亜沙美姐さんの「穴あき姫殺人事件」と、2015年1月にリリースされた「進撃の女人」という作品の三部作の三作目の作品だそうで
粗い進行筋道だけあって、後はシーン毎に役者さんのアドリブ台詞とその受け答えを
録画して作品としてるのが主眼のOV
私としては亜紗美姐さんが主演していたので「穴あき姫殺人事件」は見てますが
そのときも思ったのだが、役者が達者じゃないとアドリブ映画ってのは成立しないな
と言うことで、単なる監督さんの自慰的なものしかできないなと感じたことを思い出した
撮ってる方の自己満足が見てるこっちと乖離の幅が広すぎると言うことなのだけど
数々の映画へのオマージュとなってるのだけどもそれがアドリブによって
ちっとも生かされていってないんだよね
アドリブってのは記録媒体ではなく、その場で消える舞台では生きるかも知れないけど
記録として残っちゃうとあたかもそれが正義になって定着してしまうのは、映画としてマイナスなような
70分という短い尺なので一応耐えて海ドラの隙間で最後まで見てましたが
全く私にはセンスも何も感じられなかった
パロディとしてタイトルも“96分間”にしたのだろうけど
予算もないのはわかりますが、せめてOVの尺を後26分ほどなんとか伸ばしてくれてたら
それだけでセンスを感じると思ってしまったのは、私だけ?
2015年製作、日本OV作品、オルスタックソフト作品
越坂康史監督作品、 リュックサック・ベッサン脚本
出演: 島村舞花、白井光浩、松井理子、神野雄輝、川奈龍平、尾崎泰弘