MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語

2020-11-24 23:06:12 | 洋画
今まで何度となく映画化されてきた19世紀のアメリカで生きる四姉妹のお話『若草物語』の最新作を見てシマイました
全く若い頃だったらほとんど自分自身とち狂ったとは思わずに見ていた作品ですが
このオッさんが見るような作品では無いんですが
レンタル店でセットに組む作品を探していたときにシアーシャ・ローナンがジャケットにいたんでレンタルしてきたんですが
なんとこれまた2時間15分の長尺でしたが
映画的には現在と過去の時制が言ったりきたりで、映画として面白く見られたんだと言えるのは
夜見ていてもシアーシャ・ローナンがいわゆる原作者のオルコットの役柄で、ある意味映画を回していてくれてたってのも寄与していたのか、全く寝落ちすることが無かったのも事実

『若草物語』の誕生に纏わるマーチ家の四姉妹の7年間を、
彼女たちを取り巻く人々とのエピソードと女の自立問題とかを絡めながら描きあげた映画だったんですね。
長女メグにエマ・ワトソン、次女ジョーにシアーシャ・ローナン、三女ベスにエリザ・スカンレン、四女エイミーをフローレンス・ピューが演じており
完全なる映画自体のターゲットは女性層ですかね

時代的に、
まだ女性は家庭に入ることが女性としての幸せと考えられ、それに縛られず好きな物書きとして自分らしく生きていきたいと願う次女ジョーを中心に
姉妹や当時の女たちの生き方に反して生きていくジョーが素晴らしく
恋する男を振ってまで自分に忠実にに生きていこうとする、シアーシャ・ローナンが実にいい
ひいきの引き倒しではありませんが、所々このジョーという女性に感情移入してしまっている自分がいましたねぇ
だからか、こう言った映画で寝落ちせずに済んだのは(汗

現在 と回想過去の時制の行きつ戻りつが入り組んでいるので、多少整理にてこずった箇所もママありましたが、別に問題無く見終えることができました
が、物語のクライマックスがジョー懇親の『若草物語』が本として上梓されるとこでしょうか
当時の印刷って凸版輪転印刷ではなくて、印刷は手刷りだったんですね
それを糸で縫ってさらに表紙裏表紙を皮で仕上げて製本するってところにこっちも感動してしまいました。

“悩みが多いから
私は楽しい物語を書く”
   -L・M・オルコット-

って言うオープニングのスーパーが、全てを表していたんですね。
 
たまには、こう言った作品を見るのもいいのかなぁ
そんな気にさせてもらった映画でした。
 
2019年製作、アメリカ映画
グレタ・ガーウィグ脚本・監督作品
出演:シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ローラ・ダーン、ティモシー・シャラメ、トレイシー・レッツ、ボブ・オデンカーク、ジェームス・ノートン、ルイ・ガレル
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追龍

2020-11-24 17:08:06 | アジア映画
もうじきドニー版の“イップ・マン 完結”と言う最終章がDVDリリースされますが、
その前にカンフー技を敢えて封印しての、いわゆるヤクザ拳法のドニーさんの作品がDVDリリースされました
コロナ禍で緊急事態宣言が解除された後に劇場公開された作品ではあるんですが
なんと2017年に製作されてた作品
内容的にはかなり中身も濃くて面白い作品だったんですが、日本で公開されるのになんで、こんなに日数がかかったんでしょうか
多分に現実の60年代香港暗黒街に活躍した人物ではあるんですが、日本で公開されることにはなんの障害もないような作と思えるんですけどね
 
九龍城砦が再開発され、現在のようになる前ですか
まだ九龍城砦が存在してる時代の香港に旅した事あるんですが
空港自体住宅地スレスレに離着陸するからスリルあるし、空港に降り立つとなんとドブ野匂いが鼻についた記憶が今でも残ってるし
九龍は外から遠巻きに見ただけでしたけども・・・
 
今作ではその九龍城砦の内部をセット組んで再現していたようですが
そんな香港に満州地区から一獲千金を狙って流れてきたドニー・イェン演じるホーとその仲間たち
当時の香港警察はイギリス政府が管理していたわけで
言語とか地元民との軋轢を避けるために現地人の警官を雇い入れていたものの
給料が安いため暗黒街の住人と持ちつ持たれつの関係で香港の治安は滅多メタだったようですね
 
その腕っ節で九龍で頭角を表してくるホー
一方これまたアンディ・ラウ演じる警察幹部のロックがホーの腕力に目をつけて
二人がタッグを組む事で九龍の暗黒街で凌ぎを稼ぎ出していく様を
アクションとラウとイェンとの人間的な友情関係の構築を通して描いていく訳で
こう言った男同士の友情というか、人間関係の絆を描かせると香港映画に勝るものなし
ある意味昔で言えば、東映がこう言った作品を量産してましたが
日本映画界がこう言った映画を作らなくなってからは香港映画の専売特許になって言ったようですね
 
したがって実に男同士の絆と友情の表現はある意味男泣きさせてくれる香港映画が
中国資本で作られてもアンディ・ラウなどには体に染み込んでるようですね
って事で、実に半端ない実録の内容ですが、映画の主人公に感情移入しやすい作品になってたような
2時間8分の長尺でしたが実に長さを感じさせない作品でしたし
どうなんでしょうか、満州から香港に流れてきたドニー・イェンさんのお顔の若さって
メイクだけでこうなるものなんでしょうか
そこからちゃんと中年以降のお顔にメイクされていくんですが
ここいらの演技も素晴らしいものでした
こう言った映画を作れる中国・香港映画もたくさんの制作会社が日本の製作委員会のようにお金を出し合ってるようですが
日本でこのような作品を作れないのはどうしてなのかな
 
2017年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
ジェイソン・クワン、バリー・ウォン共同監督作品
出演:ドニー・イェン、アンディ・ラウ、フィリップ・キョン、ケント・チェン、ユー・カン、フェリックス・ウォン、ブライアン・ラーキン、フィリップ・ウ、ケネス・ツァン、テレンス・イン
コメント (2)
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