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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ティラノサウルス・キング 白亜紀の恐竜バトル

2023-07-24 20:08:17 | アジア映画
これはじつに悩ましい映画だった
って言うのも全編CGで作られた恐竜映画でして
普段アニメも漫画も見ないって公言しているわたしにとって
全編CGだけで作られた映画は一応CGアニメーションっていう名称ではあるんですが
実写映画として役者さんがブルーバックで演技されて
そのブルーの部分をCGアニメで埋めてこれを我々は実写映画として見てるわけでして
 
私個人としては二次元アニメーションとか最近流行の登場人物や風景を立体化して見せる三次元アニメーションをアニメっていう定義で捉えており
人間は出て来ずに
パソコン画面だけで構成されて一枚一枚セルを一コマで作るのがアニメっていう定義からは外れているし
 
マァ困ったことは困ったものの全編CGってことで一応月末だレンタル作品もほとんどない中でレンタルしてきちゃいましたが
マジ驚いたのはこの作品なんと80分程度の尺の映画でしたが
完全なる中国映画であったこと
もう全編CGだけで一本の映画を作るだけの技術力を完全に身につけてしまった中国映画界恐るべしですねぇ
 
父親と息子のテラノサウルスが白亜紀のある森を支配していた
父は息子に色々と教えながら育ててるいたんですが、弱肉強食のこの恐竜時代
鉤爪恐竜ディノニクスに襲われて、父親は息子を守って敵に倒されてしまい
森は彼らのものとなり均衡が保たれなくなっていく
 
命をかろうじて怪鳥によって助けられてカルノタウルスのルノーに拾われ弱肉強食の世界で生き延びる術を学んでいく。そんななか森では王座を狙っての弱肉強食の戦いを繰り広げられていくのだった
そんな混沌とした世界に息子がもどってきてディノニクスと園取り巻きに戦いえお挑み彼に同調する怪鳥や恐竜たちのが力を借りて森の平和を取り戻すって言った横道のお話
 
CGにより恐竜の姿や動きにさらにお互い食いつき噛み合う英蔵のリアル感といい
これからはAIによって役者さんのたった一枚の写真だけでCGによる映像ができてしまう時代がもうすぐそこには来てる気がする
まぁ二次元アニメとはいくら合成してもやっぱ実写とアニメとの差は歴然としてのもるんだと思うけども
もうCGだけで普通に実写と変わらない映画が生まれている現在
CGとのが線引きはもう無駄な気がすると教えられた作品でしたが
アテレコで声優さんが演技するってとこは相変わらずですねぇ
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
シャン・ミン、スー・リン監督作品
声の出演:イー・ヌオ、リン・ラン、ウェン・チーユー、チャオ・フーガン
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ラーゲリより愛を込めて

2023-07-24 05:05:42 | 邦画
個人的に嵐の二宮和也作品はある意味戦争映画しか見てないかもしれないなぁ
ってこの作品戦争映画の範疇には入らないんだよね
1945年4月9日ヨーロッパ戦線の方も結果がついて連合国軍の一員として不凍港が欲しかったソ連スターリンは太平洋への出口としてもその覇権を目指して
敗戦受け入れてるにもかかわらずに一方的に北海道を入手すべく“日ソ不可侵条約”を一方的に破棄してソ連が日本に戦争を仕掛けてきて
 
北方領土と満州の二方面から攻撃を仕掛けてきた
もしマッカーサーが太平洋軍司令官でなければ日本は青函海峡で国境線が敷かれていたかもしれない
そんな北海道を取れなかった腹いせなのか満洲に駐留していた日本軍は戦犯としてソ連に拿捕されて捕虜ではなく戦犯としてはシベリアでの強制労働を強いられて5年の歳月戦犯として過酷な重労働に従事させられていた
 
さらにその中で戦時中のソ連地方に行来していた人物だけがさらに抽出されスパイ行為とみなされ一方的に25年の重労働を課せられるという現実が待っていたとは
そんな中にこの人物語の主人公山本幡男さんという人の実話映画です
映画の上方全く入れないから邦題の「ラーゲリより愛を込めて」ってことで
山本さんが生きて日本のは土遠踏むまでのお話だと思うおもっていたら
原作の『収容所 (ラーゲリ) から来た遺書』が全てを語っていたんですねぇ
 
ってことでまさかまさか重層的に観客を泣かせにくる作品だっとはねぇ
決して泣かせる映画がいい映画だっていうことではないとは思うんですが
作る側も観る側も泣ける映画でないと金払った意味もない
映画を作った意味もないって言う感覚が全てのような作品でした
それがいいとか悪いとか言ってはいませんけど
こういう作品だと意図しなくても泣けるわけだよねぇ
この泣かせるクライマックスの届いた遺書の描写何肝だったようですね
 
奥さんには妻を亡くしてる桐谷健太に
息子さんたちにはラーゲリで山本さんから文字の読み書きを教わった中島健人に
山本三御母堂には母を亡くした松坂桃李さんに
そして全体遺言には安田顕さんと
遺書と個人が置かれた立場が遺言届け人とシンクロさせている見事さはなんともでしたねぇ
 
シベリアの収容所の戦犯としての日本人たちの描写はかなり現実ひどいものだったようですが
この作品ではあまり凄惨という感じではなかったですね。やっぱ見る側への配慮ってかいうようなものが働いていたんでしぃうねかなりヌルい描写としかいえなかったけども・・・
 
北川景子さんの遺書全部もらっての「おかえりなさい」で映画は締めて欲しかった
寺尾聡さんの祝辞はいらなかったよなぁ
って思ったのはわたしだけ?
 
2022年製作、日本映画、「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会作品、東宝配給
辺見じゅん『収容所 (ラーゲリ) から来た遺書』原作
林民夫共同脚本、瀬々敬久共同脚本・監督作品
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕、奥野瑛太、金井勇太、中島歩、田辺桃子、佐久本宝、山時聡真、奥智哉、渡辺真起子、三浦誠己、山中崇、朝加真由美、酒向芳、市毛良枝
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