日本映画専門チャンネルの恒例企画プログラム<おとなの桃色シネマ白書>の今月のもう一本を早く処理しとかないと
今月も後二日で8月になってしまう
っていうかこの企画プログラムは日本映画専門チャンネルでは月初に毎月OAされるんですが
ここんとこブログアップは月末になってるようですね
別に子のクソ暑さの中で温めているわけではなく
邦画の見る作品がここんとこ多くなって居るっていうのもあるようですね
で今作は1996年に国映で製作され新東宝のピンク映画劇場での番線に乗っかる「不倫日記 濡れたままでもう一度」と言う作品をR−15に再編集した作品
あいも変わらずの葉月蛍さん主演の作品です
邦題が示す通り新妻の不倫を描いた作品だって見てると映画中盤からビックリするようなツイストに見舞われ
60分の尺しかありませんからツイスト以降はびっくらこん連続のジェットコースタームービーにも
っていうか不倫映画がいつのまにかミステリー作品に様変わり
ってかこのプロットもある意味ツイスト的ではあるんですが
実際に中盤で葉月さんは・・・
新婚で専業主婦である葉月蛍さん演じる相澤久美子は小説家になりたくて新宿のカルチャースクールに通っており
そこの講師及川に見初められて強引に関係遠結ばれてしまう
及川には同じスクール生の不倫相手である泉由紀子演じるアキコって言うセフレがいて
2人の仲を壊すべく久美子を訪ねてきて小説家になるには性に奔放になり地獄を知るべきだと吹き込む
それを信じて夫から不倫の公認を得た久美子
接せと及川にモーションかけてくるが、そうなると及川の方が・・・
そして組この不倫を逆手にアキコは久美子の夫クニオを誘惑してしまう
そして組この不倫を逆手にアキコは久美子の夫クニオを誘惑してしまう
その夜及川とはできずに帰宅した久美子は家の灯りを見て居酒屋で拾った志村となんと青姦
その時勢いで締めてって言われて志村は久美子の首に手をかけて果てたら
なんと久美子は死んでいた・・・
ってことでここから久美子はゴーストになり
クニオとアキコは夫婦になっておりなんと子供まで
さらにこのクニオと志村と及川はつながっておりそれぞれ妻にかけた保険金詐取のために交換殺人の約束をしていたのだった
まさかの展開にびっくりしてるとなんとアキコまでも実は・・・
そんな展開の中でクニオは交換殺人の代償として返り討ちになり
そんな展開の中でクニオは交換殺人の代償として返り討ちになり
及川も志村もなんと脳死状態だし、アキコはヒコーキで行方不明に
ゴーストとはゴーストとして邂逅したクニオ時久美子は再びゴースト同士で愛を確かめ合うのだった
後半が目まぐるしい展開のためにほとんどゴースト先輩の葉月さんのモノローグで処理されていくんですが
一粒で2度美味しいって言うグリコみたいなピンク映画でした
もう擬都合主義的な展開ですから突っ込みどころ満載なご都合主義で映画は進んでいくと言う力技でねじ伏せてくる作品でした。
切り口の違う記事はコチラ
1996年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
サトウトシキ監督作品
出演:葉月蛍、泉由紀子、佐野和宏、小林節彦、島田鋼、戸部美奈子、榎本敏郎、伊藤猛