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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

嘘八百 なにわ夢の陣

2023-07-22 20:08:38 | 邦画
個人的にきちんと「嘘八百」と「嘘八百 京町ロワイヤル」の二本と見てきてますので
今作は2023年のお正月映画として劇中でも学芸員の塚地武雅に“利休と織部のは次は秀吉の鳳凰ですか”ってか言わせているものの
利久と織部自体は現存する茶碗の贋作のお話でしたが
今作は”秀吉の七品“と言った秀吉にまつわる出世アイテムと言った架空の品物で
その中でたった一品“鳳凰”と言われる逸品の茶碗をめぐる架空のお話となっておりましたねぇ
 
安心安定の中井貴一と佐々木蔵之介のWコンビにその家族たちの友近、、森川葵、前野朋哉に居酒屋の贋作メンバー土平ドンペイ、宇野祥平、今作より酒井敏也が活躍して
クライマックスに魅せる彼らの得意技の素晴らしさで見せてくれる作品
 
今回は詐欺対象になる人物は出てきませんが
関ジャニの安田クンガゲストでしたねぇ、そのお姉さんに中村ゆりさんと
しっかり生きる希望をもらっていた作品でした。
ちょっとハマったかも中村ゆりさんに・・・
 
太閤さん博がなんとも三つも開催されるというお話にレギュラー陣もしっかりと見せ場をもらってて
なんと第一作で利久の茶碗に2000万だか3000万だか出費していた芦屋小雁さんまでちょいと顔出ししてくれていたってことはこれが最終作なんでしょうかねぇ
こう言った安田クン目当ての老いも若きもくったくなく楽しめる作品ってあんまりないから
そして中井貴一、佐々木蔵之介の安定したコンビもつかず離れずっていうとこで中井の口八丁、蔵之介の陶芸技と言った特技の使い方も上手いしねぇ
こう言った安心して見られる作品がレギュラー化してくれるのもいいもんなんですがねぇ
気楽に歴史ロマンも楽しめるしねぇ
またの続編化希望
 
2022年製作、日本映画、「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会作品、ギャガ配給
武正晴監督作品
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、安田章大、中村ゆり、友近、森川葵、前野朋哉、宇野祥平、塚地武雅、吹越満、松尾諭、酒井敏也、桂雀々、山田雅人、土平ドンペイ、ブレイク・クロフォード、高田聖子、麿赤兒、芦屋小雁、升毅、笹野高史
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パラミドロ

2023-07-22 05:05:34 | 洋画
先に見た「ヴィーガンズ・ハム 」と同様恒例企画興行<シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022>で上映された一本
「ヴィーガンズ・ハム」がそれなりに面白かったんで観てみましたが7、80年代に日本の松竹や東宝で作られた怪奇特撮映画をスペインで改めて作ったっていうようなちょっと日本人には懐かしくもあり古臭くもあるような作品でしたが
 
「○○ミドロ」ですから変な宇宙生物に人間が寄生されていくお話
いかにも低予算で作ったっていう手作り感満載でグロっぽいとことか、コレはっていうところが
敢えてなんでしょうね真夜中っていう設定にしてるからよく見えないとこがなんともまどろっこしいものの
なんだろうねたった4人しか出てないし、襲う方の実態はよくわかんないものの
勝手に宇宙生物日本おっさんはしちゃってるし
 
オッサンが運転するポンコツのバンで、相乗りして目的地に向かうその途中で怪しい女性にぶつかったのが運の尽き
女性は"何か"に寄生されていて触手を伸ばして次から次へと乗り移り最終的にオッサンと少女をしつこく襲ってくるっていうお話
オープニングマクラが全てを語ってくれてる作品だったのね
 
このオッサン元闘牛士で冒頭の闘牛士の剣画像伏線になっていたのは見る前からなんとなく・・・
ただ寄生生物の目的とか、その知能指数がどれだけで、どこからきたかは一切明かされませんけれどそんな細かいことは気にすんなっていう映画
この作品も前半の車中会話あたりからやっぱおバカムービーでしたよね
 ちょっと中だるみをする所もあるけど主要な人物が寄生されてからは畳みかけるような展開の中で、いがみあっていたような親子での家族愛みたいなシーンもあったりするし
最後の最後のあのもう全く希望もなにもないやって思わせる終わり方も個人的には好きですが、何か?
 
とりあえずネコちゃんが無事なのは個人的にはよかった
 
2021年製作、スペイン映画
ラウル・セレッソ、フェルナンド・ゴンザレス・ゴメス監督作品
出演:ラミロ・ブラス、セシリア・スアレス、パウラ・ガジェゴ、クリスティーナ・アルカサール
コメント (2)
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