日活映画です。今までパッケージ化されてこなかった作品
日活ロマンポルノ生誕50周年を記念して日活がプレロマンポルノと言った位置づけでこの作品も監督が西村昭五郎さんっていうことなんでしょうか、1967年製作のこの作品をプッシュしてきました
太地喜和子さんも二谷英明さんも郷鍈治さんも、更に西村監督も鬼籍に入られて
やっぱ 50年っていうのはスパンで言っても半世紀ですからからねぇ
黒岩重吾の原作を中島丈博が脚色してる作品ですから
ちょっとしたエロをスパイスにしたある男の復讐譚ですね
ただ男一人では復讐できないから偶然横浜で拾った太地喜和子演じるずべ公の奈美の肉体を使って二谷英明演じる香本は自分を嵌めて刑務所に入れた代議士と汚職業者への復讐を果たすために
奈美の容姿を一流のモデルに磨き上げていき、奈美がセレブの仲間入りするまではなんと奈美との性的交渉をお預けにしておりますが
その奈美はすっかり香本に惚れあげているが、香本は奈美を愛してもいるようなプロットで映画はすすんでいく
その奈美はすっかり香本に惚れあげているが、香本は奈美を愛してもいるようなプロットで映画はすすんでいく
昭和も40年代に入って世はまさに高度経済成長の時代ですが街に溢れているエロはブルーフィルムの時代なんですね
香本さんは代議士の妻を郷鍈治の肉体で陥落させてそれを8mmで盗撮してたり
同じ盗撮の相手には奈美の肉体まで使ってるものの物語の雰囲気からはこの二人決して離れられない関係なんですよね
とにかく太地喜和子の体当たりな演技が、チラリチラリと彼女のB地区が見えるものの
とにかく太地喜和子の体当たりな演技が、チラリチラリと彼女のB地区が見えるものの
時代的にはそんなもんですかねぇ
っていうかこの作品の併映があの鈴木清純監督の「殺しの烙印」という因縁の作品との抱き合わせ作品だったんですね
あちらは時代と共にカルト作品になってたいくんですがこちらはあちらありきで完全に社内でも埋もれて行ってしまった感のある作品
今までは名画座での特集上映でしか見る機会がなかったけどようやっといつでもどこでも見られるようになったんですね
そうでしたラストほとんどお顔も見えませんが背中ヌードで声だけでわかる太田雅子時代の梶芽衣子さんも出演されてましたねぇ
この時代にはかなり肌を露出させている太田雅子さん
それと富田仲次郎、浜村純、清水将夫の三悪トリオが映画を締めてくれているんですね
それと富田仲次郎、浜村純、清水将夫の三悪トリオが映画を締めてくれているんですね
1967年製作、日本映画、日活作品
中島丈博脚本、西村昭五郎監督作品
出演:二谷英明、太地喜和子、小高雄二、花ノ本寿、太田雅子、月丘千秋、深江章喜、飯沼慧、上田吉二郎、郷鍈治、新井麗子、葵三津子、山田実子、西原泰江、富田仲次郎、浜村純、清水将夫