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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

花を喰う蟲

2023-07-08 20:08:30 | 邦画
日活映画です。今までパッケージ化されてこなかった作品
日活ロマンポルノ生誕50周年を記念して日活がプレロマンポルノと言った位置づけでこの作品も監督が西村昭五郎さんっていうことなんでしょうか、1967年製作のこの作品をプッシュしてきました
太地喜和子さんも二谷英明さんも郷鍈治さんも、更に西村監督も鬼籍に入られて
やっぱ 50年っていうのはスパンで言っても半世紀ですからからねぇ


黒岩重吾の原作を中島丈博が脚色してる作品ですから
ちょっとしたエロをスパイスにしたある男の復讐譚ですね
ただ男一人では復讐できないから偶然横浜で拾った太地喜和子演じるずべ公の奈美の肉体を使って二谷英明演じる香本は自分を嵌めて刑務所に入れた代議士と汚職業者への復讐を果たすために
奈美の容姿を一流のモデルに磨き上げていき、奈美がセレブの仲間入りするまではなんと奈美との性的交渉をお預けにしておりますが
その奈美はすっかり香本に惚れあげているが、香本は奈美を愛してもいるようなプロットで映画はすすんでいく
 
昭和も40年代に入って世はまさに高度経済成長の時代ですが街に溢れているエロはブルーフィルムの時代なんですね
香本さんは代議士の妻を郷鍈治の肉体で陥落させてそれを8mmで盗撮してたり
同じ盗撮の相手には奈美の肉体まで使ってるものの物語の雰囲気からはこの二人決して離れられない関係なんですよね

とにかく太地喜和子の体当たりな演技が、チラリチラリと彼女のB地区が見えるものの
時代的にはそんなもんですかねぇ
っていうかこの作品の併映があの鈴木清純監督の「殺しの烙印」という因縁の作品との抱き合わせ作品だったんですね
あちらは時代と共にカルト作品になってたいくんですがこちらはあちらありきで完全に社内でも埋もれて行ってしまった感のある作品
今までは名画座での特集上映でしか見る機会がなかったけどようやっといつでもどこでも見られるようになったんですね
 
そうでしたラストほとんどお顔も見えませんが背中ヌードで声だけでわかる太田雅子時代の梶芽衣子さんも出演されてましたねぇ
この時代にはかなり肌を露出させている太田雅子さん
それと富田仲次郎、浜村純、清水将夫の三悪トリオが映画を締めてくれているんですね
 
1967年製作、日本映画、日活作品
中島丈博脚本、西村昭五郎監督作品
出演:二谷英明、太地喜和子、小高雄二、花ノ本寿、太田雅子、月丘千秋、深江章喜、飯沼慧、上田吉二郎、郷鍈治、新井麗子、葵三津子、山田実子、西原泰江、富田仲次郎、浜村純、清水将夫
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SNIPER/スナイパー キング&クイーン

2023-07-08 05:05:41 | アジア映画
2、3日前に@エンターテインメントのアメージングDCさんからリリースされてた作品ですからシュー・トントンさんの一連の“Miss.”シリーズ作品と間違えて「Miss.トランスポーター」を見てがっかりしたばっかりなんですが
実は同じく@エンターテインメントのアメージングDCさんから同日リリースされたこっちの作品に出演されてらっしゃるのがなんとシュー・トントンさん
だったんですね、でもこの作品は男性が主演で一応ヒロインとしてアクションしている女優さんも出演されているのですがそれはシュー・トントンさんではありませんでした
 
なんとシュー・トントンさんはクレジットでは4〜5番手でして
この作品では出番も少ないけど全くアクション演技もありません
主人公が援助する少年のステップマザーで極々普通のフーゾクのお姉ちゃんって言った役でした
もう@エンターテインメントのアメージングDCさんは一体どこまでこっちを弄んでくれるんでしょうかねぇ
残念なのはシュー・トントンさんの役だけでして
アクション映画としてはそれなりに、プロット的にもツイストが入ってきてそれなりに楽しめる作品なんです
本当に残念で仕方ないのはシュー・トントンさんの華麗なアクションとそれに伴う美しい肢体が見られないことなんです
そうこのジャケットは完全なる詐欺でしかない
 
そちらに関してはヒロインを務めているウー・ジンファンって言う女優さん
それなりの美貌だしおっぱいでかいしアクションも華麗だしで
個人的にはシュー・トントンさんより個人的には私は推してもいいって思わされる女優さんでしたねぇ
また新しい見栄えの良い中国のアクション女優さんの誕生って言っていいんでしょうかねぇ
ウー・ジンファンって言う名前は覚えておこう
 
お話はなんと18年にわたる長大にお話になってるようで
いわゆる臓器売買を目的とした人民拉致組織の救世グループのボスを秘密臓器移殖施設を攻撃部隊が名人スナイパージン・ミン率いる部隊が襲撃するが
ボスを目前にしてジン・ミンは目の前で心臓をえぐり出されそうになってる少年と捕えられてる少女の救出を優先させたジン・ミン
 
ボスは逃すもののそれから10年、ジン・ミンによって少年だったジン・タイと少女だったシャオ・メイの二人は
今では部隊の中で一二を争う狙撃手に成長していた
再び救世グループ組織壊滅に向かったジン・ミンたちだったが・・・またしても
部隊長は裏切り者がこの部隊にいるって言ったところで
その裏切りものはなんと・・・・ここのツイストは完全に意表をつかれる
 
そして部隊は解散してジン・タイは今ではまさに浮浪者
ジン・ミンはシャオ・メイと二人で新しい組織を組んでおり
そんな中ジン・タイが親しくしてる少年が臓器提供者として拉致されて・・
そうなんですこのジン・タイの義母にシュー・トントンさんだったんですよ
 
ネタバレになるもののクライマックスはジン・タイとシャオ・メイとの狙撃対決になってます。
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
フオ・スイチアン監督作品
出演:マック・ヘンリー、ウー・ジンファン、マイケル・トン、シュー・トントン、チェン・タオ
コメント (2)
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