今朝の洋画は過激なブラックユーモアをエログロ描写でコーティングしたカルト洋画だったので
日本映画でも同様な作品をチョイスしてみました。
過激な内容から2018年に劇場公開が見送られ、海外でのファンタスティック映画祭での評価をお土産にようやっと日本でも公開されたこの作品
世の東西ファンタスティック作品対決ですが、先に言っておきますが予算に関しての言及は無しでお願いします。
失踪した妹を探すヒロイン百合乃は、妹が集団自殺サイトに投稿していたことを知り、集団自殺場所の犬首村へ向かうところから映画が始まる。山本淳一監督の作品はこの作品の後に作られたオールインのVシネマ「レクイエム 外道の中の外道」「レクイエム 外道の中の外道2」やOP・PICTURESのピンク映画「ギャル番外地 シメさせてもらいます」の三本を見ておりますが
それらを作る前に自主製作で作られたスプラッターホラー映画でしたか
ヒロイン百合乃が妹を追って犬首村に辿り着いき妹と出会う前半部分に多少のもたつきと
この作品一体何が言いたいのかって言うのがわかるまでちょっと退屈さを感じましたが
百合乃が集団自殺志願者たちの中に妹を見つけるも妹に逃げられ、それを追いかける展開になった時に実は村人たちが自殺志願者たちを次々殺していたってわかったスプラッターあたりから俄然映画は面白くなってくるしスプラッターになる
そんな羅列の中でオチに至るプロットに改めて山本監督の才能を見出した気がする
いやオチがあまりに秀逸なツイストでしたよね、私全然気づきませんでしたから
このツイストオチには思わずやられたって・・・
自殺者の一人であるお姉ちゃんが自殺やめーたって駅に向っていたはずなのに何時の間にか森の中にいてヒョッコリついてきた村人に撲殺されてカニバリズムんとこがこの映画のターニングポイントだったかな
無表情で集団で殴殺する村人達や、おもむろに義手がポン刀だったりで見得をきりながら首チョンパはサイコー
無表情で集団で殴殺する村人達や、おもむろに義手がポン刀だったりで見得をきりながら首チョンパはサイコー
さらに殺しのアイテムとしてのお人形を目にぶっ刺したり
全裸姉ちゃんのアソコからの頭部貫通と言った殺しのアイデァも楽しめる作品でした。
この後姉ちゃん股間に突起貼り付けただけでかなり長時間全裸での出演でしたねぇ
日本映画のもう一つの世界戦略的なこう言った似非文化人が眉を顰める、このような作品こそ大事にしていかねばいけませんよね
2018年製作、日本映画、ゴセント作品
山本淳一脚本・監督作品
出演:立花あんな、胡桃そら、北川瞬、鈴木かなえ、新井舞衣、氏神一番、矢野いづみ、瀧マキ、久保新二