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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

この小さな手

2023-11-07 20:08:48 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画でレンタル視聴した作品だったけど
見てたら先日この企画で見た「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」で準主役って言っていい、いわゆる”推し活“される側の地方アイドルの役を演じていた伊礼姫奈がJK役で登場してきて
ちょっと儲けたって言う気になった作品でした
やっぱ情報入れないとこう言う嬉しいある意味サプライズ的な気分が味わえるって言うなんか儲けたって言う気分ですよね
また気にしてその役者さんの映画とかドラマとか執拗に追っかけるって言うのもアリですけど・・・
 
父親失格の若いお父さんが、奥さんの不慮の事故によって
三歳の女の子の父親になるためって
そう実子ですからねちょっとおかしな書き方ではあるんですが
これがいわゆる食えないイラストレイターでして、何度も何度も出版社に作品持ち込んでも相手にされないけど
いつかは・・・て言うことで仕事に没頭して家にいるにはいるんだけど
家事一般から子育てまでは全て妻任せ
かつ近所付き合いも挨拶程度って言う人間
もちろん子供の相手もしたことない、娘は当然母親っ子で父親は絵を書いてる背中、持ち込みに出かける父親の肩を窄めた背中しか見て三歳になるまで成長してきた
父母が揃ってる家族であることはいちおう認識できてるようですが
 
そんな彼にある出版社に持ち込んだ絵がなんと週刊誌の編集長の目に止まって
表紙を人物の顔写真からイラストに変えようって企画していて
彼の絵がこの週刊誌にピッタリと言うことで
なんと今日は彼の誕生日なのに編集長と前祝って言うことで飲み屋の梯子
最後は自分行きつけの店にまで押しかけて気づけば翌日のお昼
 
一方帰りを待ちわびていた奥さんですが誕生日に彼が食いたいって言ったケーキを買い忘れていたんですね
娘が熟睡してるのを確かめて雨の中買いに出かけてなんと階段で足を滑らせて
意識不明に・・・
 
そんなこととはつゆ知らず娘は児相に送られて養護施設に入れられてしまう
父親って言っても背中しか知らない娘は父親の顔を認識してなくて
児相は親元に返すわけにいかないと判断
ここからお父さんの娘奪還の奮闘が始まるわけでして
父親と娘に認めてもらうために何をしても娘との距離は全く縮まらず
 
そんなある日彼が帰る背中を見て娘が初めてパパって呼び泣きじゃくって見せて
ようやっと父親として娘には認識してもらい
そこから児相と養護施設職員との三人四脚で父親としてどう生きて行ったら
どう娘と向き合うかって言う所謂父活が始まり
地域の住民たちにも扶助してもらったり
そう大家のJK娘として伊礼姫奈さんが・・・彼女もまた両親のいない里親である大家一家に育てられてる娘さんと言う設定
 
原作はコミックなんですね
本当いい人しか出てこないちょっと出来過ぎなお涙頂戴的な作品でしたが
サクサクって見てられる安心安定な日本映画でしたねぇ
エンドクレジットの後にまだ映像があったのね
あのエンドシーンだけでよかったのに・・・
本当余計なことしてくれちゃって
 
2022年製作、日本映画、「この小さな手」製作委員会作品
中田博之監督作品
出演:武田航平、佐藤恋和、安藤聖、辻千恵、三戸なつめ、伊礼姫奈、三田村賢二、浅茅陽子、柚希礼音、松下由樹、寺脇康文、津田寛治

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