山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

絵本のはなし

2007-01-22 23:18:03 | 書籍
学生時代、深夜放送を毎日聞いていました。
セイヤング、オ-ルナイトニッポン、同年配の諸兄も同じではありませんか?
特にレモンちゃん(落合恵子さん)にしびれてまして、レモンちゃんの甘~い声を聴くだけで胸がキュ-ンとなったものでしたねえ。

ある時、セイヤングのイベントが渋谷公会堂でありました。行きましたよ親友と。レモンちゃんに会いたくて。ミ-ハ-だったんですねえ私も。いやあ可愛かったなあ。みのもんたも、今よりもっと元気はつらつでギトギトしていたっけ。

そのレモンちゃんがラジオから退いて、執筆活動のかたわら絵本の店(クレヨンハウス)を開店しました。もう、ずっと前のこと。いい年して、またまたレモンちゃんに会いたくてクレヨンハウスに2度ほど行きました。絵本も好きだったからね。

あいにくレモンちゃんには会えなかったけど、絵本とはたくさん出会えました。
絵本は詩を読んでいるようで、イメ-ジの世界がいっぱい広がって大人もとても楽しめるんですよ。

先日、大好きな椎名誠の話を聴いていると、、、。
絵本は、動物に出会えたり、不思議な世界を体験したり、怖い話に遭遇したり。
子供は、絵本を読んでくれるお母さんやお父さんと一緒に、絵本の世界に旅をするのです。子供にとって、怖いお話は一番嫌いな筈なのに『こわいよぅ!』などと怯えながらも、実はその世界を楽しんでいるんですね。

それはね、お父さんにだっこされながらお話を聞いたり、かたわらにお母さんがいてくれるから怖くないんですね。お父さんやお母さんに、ちゃんと庇護されていることを実感しながらお話を聞いているからね。親と子の関係って、こんな風にスキンシップを取りながら、一緒に絵本の世界に旅をしながら深く強くなってゆくのでしょうね。

そう言えば子供の頃の私も毎晩、囲炉裏のそばで童話や冒険ものやお化けの話を父や母から聞かせてもらったものでした。

若いお父さんやお母さんの皆さん、お子さんと一緒に絵本の世界を是非是非楽しんでくださいね。絵本を読んであげて、お子さんの想像力をいっぱいいっぱい広げてあげて下さいね。
コメント (4)
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