3月も15日を過ぎると、緊張の糸がプッツリ切れて心身共にボロボロになる。
そして毎年、決まってふるさとの溪へとリハビリに向かう。
焚き火と一緒に過ごすゆるゆるの時間の中で癒され、溪や木々からチカラをもらう。
今日は金曜日、お会いする約束のR先生にお願いして来週に延期して頂いた。
日曜日に一緒に釣行しようとOちゃんと約束していたのにドタキャンである。
日曜日まで待っていたら壊れてしまいそうだ。Oちゃん許してくれ。
秋山川の支流、王ノ入川に立ったのが午前9時。メッチャ寒い。おまけに雪が降り始めた。『なんだよぅ、初釣行が雪ってかぁ?』。でも今日は関係ないか、どうせ集中力も持続しないから15分で釣りは終わる。これも毎年のことだものね。
6フィ-ト5インチのショ-トロッドに18番のメイフライを結ぶ。
3月の、しかもこんな寒い日にドライフライに出る訳が、、、、、、出たぁ!
早春の軽合わせ、、、でも、魚は空中へビュ~~~ン。
『わきゃきゃ~っ、宇宙飛行みた~い、チョ~たのしい~っ』。そんな声が聞こえたような気がした。水面にハ-ドランディングした魚を引き寄せると、なんとロリロリのウちゃまであった。女子高生になったらまたおいで、もっと楽しいことしてあげるからね。かくして釣りは5分で終りを告げた。
あとは溪を歩きながら今日の食材をさがし、溪相を確認しながら暖かくなってからの釣りに想いを馳せる。溪畔や小さい流れ込みにたくさんの山菜を見つけた。
セリ、アザミ、ヨメナ、野蒜(のびる)、ミズ、ユキノシタ、ハコベ、、、、。
ナイフで丁寧に根本から若芽だけを切り取り、用意していた袋に収めていつものダイニングへと向かった。
神の川の支流、矢駄沢。ザックを置いて焚き火用の流木を集める。
先ずは焚き火の火おこし。川飯はやっぱり焚き火がないとね、、、。
今日は、春の恵みを味あおうと決めていた。たくさん見つけた山菜の中から野蒜、セリ、ヨメナの若芽とアザミの若芽を摘んだ。身を切られるような矢駄沢の冷たい水で山菜を洗い下ごしらえをする。特に野蒜の根を食べるにはヒゲ根を取り、一つずつ薄皮をはがさなければならない。手間はかかるが、こんな時間がたまらなく落ち着く。
左から生食用の球根を切り落とした野蒜、野菊の一種のヨメナの若芽、春菊のような風味があってとても美味しいんです。アザミの若芽は今日のイチオシ、球根付きの野蒜、そしてセリ。楽しみだなぁ。この山菜たち、不思議にも茎の根本がみな紫色をしているのです。
先ずは、野蒜の球根を味噌で生食。酒の肴として絶品ですよ。
次は野蒜のおひたしを酢みそ和えで頂きます。シャキシャキした食感がたまりません。らっきょうのような強い辛みではなく自然の風味、不思議でしょ。
セリはおひたしで。シンプルに醤油だけで頂きます。自然のセリは香りも強くて言うことありませんね。
ヨメナのおひたし。右は胡麻和え、左はマヨかけ。菊科の山菜のためか春菊の風味に似ています。が、春菊ほど癖はなくとても美味しい山菜です。
アザミのマヨかけ。若芽を30分ほど水にさらし、20秒ほどさっと茹でてサラダ感覚で頂いてみました。絶品です!!今日のイチオシはこれ。ホントに美味しいんですから。
山菜、子供の頃は見向きもしなかったのに、年を重ねるごとに美味しさを実感できるようになりました。実は、今日味わった山菜は、栽培されている野菜よりも癖やエグミが少なくて、山菜こそが野菜本来の味や風味を持ち合わせているのかも知れません。山菜こそオ-ガニック。いや~幸せ!
さて、今日のメインディッシュは会津の馬刺しです。
柔らかいフィレ肉を会津地方独特の味噌だれでいただきます。この味噌にはニンニクなど数種類の香辛料が練り込まれ寝かせたもので、これを醤油で溶いて頂きます。私はこの会津のフィレの馬刺しと味噌だれセットが世界一好きなんですねぇ。
私の最後の晩餐は、この馬刺しと会津のお蕎麦と決めているんですねぇ。
今日は、いつもより更にのんびり造り、ゆっくり味わいました。時間もゆっくり流れています。幸せなひととき、私にとってはこんな時間なのかも。
仕上げは韓国の辛ラ-メン。薬味は野蒜をたっぷり入れて、辛カラ、熱アツを。今日はちょっと食べ過ぎかもね。
お腹が満たされて、お酒が体の隅々にまで行き渡ったらもう幸せ。
焚き火のそばで心ゆくまで眠りましょう。みなさん、おやすみなさい。
こんな幸せがずっと続きますように!
今日は自然の恵みから沢山の幸せを頂きました。アリガトネ。
そして毎年、決まってふるさとの溪へとリハビリに向かう。
焚き火と一緒に過ごすゆるゆるの時間の中で癒され、溪や木々からチカラをもらう。
今日は金曜日、お会いする約束のR先生にお願いして来週に延期して頂いた。
日曜日に一緒に釣行しようとOちゃんと約束していたのにドタキャンである。
日曜日まで待っていたら壊れてしまいそうだ。Oちゃん許してくれ。
秋山川の支流、王ノ入川に立ったのが午前9時。メッチャ寒い。おまけに雪が降り始めた。『なんだよぅ、初釣行が雪ってかぁ?』。でも今日は関係ないか、どうせ集中力も持続しないから15分で釣りは終わる。これも毎年のことだものね。
6フィ-ト5インチのショ-トロッドに18番のメイフライを結ぶ。
3月の、しかもこんな寒い日にドライフライに出る訳が、、、、、、出たぁ!
早春の軽合わせ、、、でも、魚は空中へビュ~~~ン。
『わきゃきゃ~っ、宇宙飛行みた~い、チョ~たのしい~っ』。そんな声が聞こえたような気がした。水面にハ-ドランディングした魚を引き寄せると、なんとロリロリのウちゃまであった。女子高生になったらまたおいで、もっと楽しいことしてあげるからね。かくして釣りは5分で終りを告げた。
あとは溪を歩きながら今日の食材をさがし、溪相を確認しながら暖かくなってからの釣りに想いを馳せる。溪畔や小さい流れ込みにたくさんの山菜を見つけた。
セリ、アザミ、ヨメナ、野蒜(のびる)、ミズ、ユキノシタ、ハコベ、、、、。
ナイフで丁寧に根本から若芽だけを切り取り、用意していた袋に収めていつものダイニングへと向かった。
神の川の支流、矢駄沢。ザックを置いて焚き火用の流木を集める。
先ずは焚き火の火おこし。川飯はやっぱり焚き火がないとね、、、。
今日は、春の恵みを味あおうと決めていた。たくさん見つけた山菜の中から野蒜、セリ、ヨメナの若芽とアザミの若芽を摘んだ。身を切られるような矢駄沢の冷たい水で山菜を洗い下ごしらえをする。特に野蒜の根を食べるにはヒゲ根を取り、一つずつ薄皮をはがさなければならない。手間はかかるが、こんな時間がたまらなく落ち着く。
左から生食用の球根を切り落とした野蒜、野菊の一種のヨメナの若芽、春菊のような風味があってとても美味しいんです。アザミの若芽は今日のイチオシ、球根付きの野蒜、そしてセリ。楽しみだなぁ。この山菜たち、不思議にも茎の根本がみな紫色をしているのです。
先ずは、野蒜の球根を味噌で生食。酒の肴として絶品ですよ。
次は野蒜のおひたしを酢みそ和えで頂きます。シャキシャキした食感がたまりません。らっきょうのような強い辛みではなく自然の風味、不思議でしょ。
セリはおひたしで。シンプルに醤油だけで頂きます。自然のセリは香りも強くて言うことありませんね。
ヨメナのおひたし。右は胡麻和え、左はマヨかけ。菊科の山菜のためか春菊の風味に似ています。が、春菊ほど癖はなくとても美味しい山菜です。
アザミのマヨかけ。若芽を30分ほど水にさらし、20秒ほどさっと茹でてサラダ感覚で頂いてみました。絶品です!!今日のイチオシはこれ。ホントに美味しいんですから。
山菜、子供の頃は見向きもしなかったのに、年を重ねるごとに美味しさを実感できるようになりました。実は、今日味わった山菜は、栽培されている野菜よりも癖やエグミが少なくて、山菜こそが野菜本来の味や風味を持ち合わせているのかも知れません。山菜こそオ-ガニック。いや~幸せ!
さて、今日のメインディッシュは会津の馬刺しです。
柔らかいフィレ肉を会津地方独特の味噌だれでいただきます。この味噌にはニンニクなど数種類の香辛料が練り込まれ寝かせたもので、これを醤油で溶いて頂きます。私はこの会津のフィレの馬刺しと味噌だれセットが世界一好きなんですねぇ。
私の最後の晩餐は、この馬刺しと会津のお蕎麦と決めているんですねぇ。
今日は、いつもより更にのんびり造り、ゆっくり味わいました。時間もゆっくり流れています。幸せなひととき、私にとってはこんな時間なのかも。
仕上げは韓国の辛ラ-メン。薬味は野蒜をたっぷり入れて、辛カラ、熱アツを。今日はちょっと食べ過ぎかもね。
お腹が満たされて、お酒が体の隅々にまで行き渡ったらもう幸せ。
焚き火のそばで心ゆくまで眠りましょう。みなさん、おやすみなさい。
こんな幸せがずっと続きますように!
今日は自然の恵みから沢山の幸せを頂きました。アリガトネ。