『くう.ねる.のぐそ』
むむむ?
の ぐ そ ? ? ?
たまたま立ち寄った書店で、この書名に釘付けになってしまいましてね。
のぐそ って、、、あの、、、のぐそ の ことなのね?
のぐそ って、、、野山でするあの脱糞のことよね?
と言うことは、、、志村けんの『だっふんだあ』 の あれだよねえ?
野宿派の僕としては『のぐそ』という魅惑のフレ-ズに
激しく親近感が湧き上がってきて思わず本を手にとって鞄の中へ、、、、
それじゃ万引きですわね。もちろんレジでお金を払って我が愛読書となった訳でして、、、、。
タイトルからしてこりゃフザケタ本だろうと軽い気持ちで読み進みますと
これが何と至極まともな内容なのでありまして、、、。
これほどまでに真剣に『のぐそ』に取り組んだ書を見たことがありませんでした。
まさに『のぐそ』の集大成と言っていい究極の『のぐそ本』なのでありました。
自然保護活動の中で著者は大きな気づきを得た訳なんですな。
ウンコはトイレに流せば地球環境に大きな負担を与える。
自然から頂いた食物の残滓であるウンコも野に放てばそこに棲む生物にとって大変なご馳走になるのだと、、、。
それからというもの『のぐそ』の千日行に挑み
今までに何と10000回を越える『のぐそ』を重ねて極めていったのだと。
のぐそ初心者の方は是非この本から『のぐそ』の醍醐味と
拭き心地のよい葉っぱの見分け方、正しい野糞法などを会得していただければと思います。
そして極めつけはウンコがいかにして土に還るかの追跡調査。
自分が野に放ったウンコを掘り返して分解過程を調査し
ウンコに集う動物や植物、菌類がウンコを通じて繰り広げる食物連鎖のレポ-トは圧巻です。
『野糞跡の掘り返し調査では、多くの動植物や菌類が私のウンコに群がり
たいへんな饗宴を繰り広げている現場を目撃した。ウンコをきちんと土に
還しさえすればもうそれだけで生きている責任を果たせそうな気がしてきた』
私たちは『環境保護』を声高に叫びながら実は殆ど何もできません。
私たちの近代化した生活そのものが環境破壊の元凶そのものになっています。
この本は、『のぐそ』こそが私たちにできる数少ない環境保護活動の一つであると言うことを教えてくれています。
のぐそフリ-クの皆さん、この本を読んで自信を持って自然環境保護に貢献しようではありませんか。
自然環境保護のために何かしなければと思い悩んでいた良識派の皆さんも
『のぐそ』を通じて環境保護を実践してみようではありませんか。
これからは
小学校のカリキュラムに『のぐそ』の時間を設けよう!
地域で行うラジオ体操の後で必ず公園に『のぐそ』をしよう!
会社でのボランティア活動は野山に行って『のぐそ』をしよう!
ちょっとふざけ過ぎましたかね?
大体、渓流釣りに行ってトイレなる物は存在しないので、原点に帰って「のぐそ」です(>_<)
基本食べすぎってことでしょうか。
世の中は広いものですね。
のぐそをここまで極めた人も珍しいと思います。
出来ればご一読を。
いやあ深い!
基本は同じだと思います。
デビ婦人のウ○コも我らのものも
変わらないと思いますよ。
つまり入れたものは出るということで。
のぐそは森の微生物を育て
微生物はミミズを育て
ミミズはモグラを育て
モグラは、、、、
いやあのぐその力はすごいです。
私も野ぐそ派ですからね。
貴重な情報、ありがとうございました。
感嘆いたします。
環境保護について、難しいと仰りますが、ホントにそうですね!
我が家では、風呂は薪の風呂釜で立てておるのですが、暖房は、ついこの間までセントラルヒーティングでした。
廃材で風呂を立てるのは省エネ・・・セントラルヒーティングで灯油を湯水のごとく使うのは環境破壊。どちらもうちの爺さんのの美意識では矛盾しなかったのです。
先日、壊れてしまったのでやっとこの暖房システムを止める事ができました。
是非ご一読を。
Tokeiさんは根っからの源流マンですからね、野ぐそしかありませんよね。
この本の巻末の袋とじの1ペ-ジ目は、くれぐれも覚悟してご覧下さいね~。
Tokeiさんのリアクションを想像すると、、、、グフフ(笑)
今時薪で風呂を立てるなんぞ
なんて懐かしくて羨ましいことでしょう。
きっと柔らかなお湯になるのでしょうね。
子供の頃の風呂たきを思い出すなあ。
薪風呂なんてアンタはエライっ!
でも薪はどこで調達するのでしょうか?
こっちのほうが難しい問題かもね。