愛弟子元紀。

こんにちは！今日は思った事をそのまま書きました柴田圭です。
今日は僕にとって自分の試合より大切とも言える
元紀のインターハイ愛知県予選でした。

結果は３回戦敗退でした。
相手も実績のある選手でしたが
今日の元紀が闘っていたのは相手ではなく自分自身だった。

すべてのインターハイが手に届く３年生にとって
これが目標にして来たインターハイへ行く最後のチャンス。

その重圧が元紀のプレーの歯車を狂わせた。
始めは何やってるんだって思いました。
でも途中からその理由が判った。
北信越選手権決勝で僕も全く同じ状態になったから。

元紀がこんな状態になったことがなかったから
僕はその時の対処法を伝えていなかった。
"ひと声掛けれれば立ち直せれる。"
でもテニスは試合中のアドバイスは出来ない。
無力感でいっぱいでただ祈って応援する事しか出来なかった。
結果負けてしまったけど元紀は最後まで必死に頑張った。


思い返せば約２年前、
県大会で通用しなかった元紀から
"県大会で勝てるようになりたい。インターハイ目指したい！"
と言ってレッスンのオファーをもらいました。

初対面でレッスンを始めたその日から
見ず知らずの僕に元紀もご両親も100％任せてくれた。
だから僕もその信頼に応えたくて
そして元紀は僕のテニスを忠実に練習してくれて
いつしか元紀、ご両親、僕の三人四脚のチームになってた。
元紀が強くなったのは本人の努力と
ご両親の大きなサポートのお陰です。

そして今日は恵那から遠藤くんやイワモトのトシ、
顧問の先生や多くの人が元紀の応援をしてくれた。
努力した人が全て目標を達成出来るとは限らない。
でもその努力を通してこんなにいい人間関係が生まれたのは
それ以上の財産かもしれないとのんびり屋の僕は思ってしまう。

そしてまだ元紀には東海中日での全国への希望が残っている。
元紀と稲熊さんとずっとこのままテニスをしていきたいけど
次が最後の１試合です！
どんな結果であれ元紀がこの高校テニス生活を振り返って
"最高の高校生活だった！"と思える最後になって欲しいです。

元紀お疲れ様！中日から全日本ジュニア行こうな！