柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

サングラスで目を守りましょう

2021年07月28日 | 健康情報
暑さもまさに本番となり日差しも痛いほどに感じます。
最近ではサングラスを離せません。
車に乗るときは特に必需品ですね。
進行方向に太陽があると眩しいくて視界も怪しくなります。

度付きのサングラスと
眼鏡の上からかけられるオーバーサングラスを愛用しています。

特にオーバーサングラスは好きです。
スーパーなどでは、サングラスは暗くて字が読みにくいけど
オーバーサングラスなら外せば、遠近両用のメガネがすでにかけてあるので
便利です。



目も日焼けを起こします。
紫外線を浴びると痛みや充血を起こしますし
白内障にもなりやすいのです。

日本人にサングラスがそれほど普及しないのは
目の表情が見えにくいからだそうです。
「目は口ほどにものをいう」
とか
「口は笑っているが目が笑っていない」
と言いますものね。

欧米人は目よりも口元で相手の感情を知るんですって
だからマスクは嫌われるとか。

なるほどね。

でも
サングラスとマスクでは
暑さがたまらないのが問題ですね。




歯周病の怖さを知ってますか?

2021年06月11日 | 健康情報
歯の定期検診はしていますか?
私は3か月毎に歯医者さんへ通い、もう10年になります。
もともと歯並びが悪く虫歯になりやすいタイプです。
歯の治療は苦手でおおごとにしたくないのです。

歯が丈夫で虫歯がないと、自慢していた知人が
あっと言う間に歯周病になり
数年で総入れ歯になりました。
その間、痛みに苦しんだと言ってました。

入れ歯にしてから
味が感じられなくなり
嚙み切るのも下手になり
食事が楽しくなくなったそうです。

歯周病は歯をなくすだけでなく
実は糖尿病の一原因ともいわれています。
歯周病菌が歯茎の出血とともに体内に入り
インスリンの働きを低下させるんですって。

その菌は心臓疾患や脳卒中、狭心症、心筋梗塞とも関連性が明らかになってきました。

また
誤嚥性肺炎も引き起こします。
食べ物や唾液が気管支に入って誤嚥性肺炎を起こすと思ってましたが
一緒に歯周病の菌も入り込み炎症を起こすのです。
これには舌の汚れの菌も同様だそうですよ。

歯周病で歯をなくすと
租借ができなくなり
脳への刺激や血流が減ることで
認知症の原因になることも指摘されています。

最近ではあらゆる病気の治療に
歯科医との連携を取り出していると聞きます。
口腔ケアは思った以上に重要だと知りました。

私は歯の定期検診を受けるようになって
歯磨きが上達したのが大きな利点でした。


毎回、歯周病のチェックをして下さるので
気になる兆候が見られると
次回の検診までに絶対に回復するようにしています。

歯が悪くなって、痛みが出てから歯医者通いをする人が大勢いますが
定期検診は是非お勧めします。


医療の世界「患者が主人公」に。

2021年06月03日 | 健康情報
近年、とても感じることがあります。
医療界の変化です。

「お医者様は威厳があり、患者は気軽には話せない」
そんな印象があったころに
「患者様」という病院が出始めました。

当時、実際の対応でそれほど患者を大切にしてもらった覚えはありません。
院内の張り紙に「患者様」と書かれていただけです。

遺族会では医師や看護師の態度や言葉に傷ついた話がよく交わされていました。
他病院の医師から治療法の意見を聞く「セカンドオピニオン」の制度がありながら
快く応じてくれない医師も多く、制度ばかりが世に出ても患者側は非常に言い出しにくいことでした。

今は診察室の前に
「セカンドオピニオンを積極的にすすめています」という張り紙を見ます。

大病院ほど、医師の対応は優しくなっています。
カーテン越しに聞こえる会話は
患者側の立場に立った話しぶりが伺えます。
(でもカーテン越しに会話が聞こえる状況では
患者本位とは言えませんけどね)

また患者の気落ちを尊重する姿勢が見られます。
病気に知識のない患者へ
治療法や手術の説明も詳細にされ、後で確認できるように文章の用意もされています。
そして、終末期を迎えた時のための医療やケアの希望まで話しあいがされるようになりました。

病院は最後まで病気と闘う場所、ではなくなっています。
患者の希望により医療をし尽くすことも
安らかに死を迎える体制をとってくれることも
してくれます。

その為にアドバンス・ケア・プランニング
(もしもの時に自分の希望を家族や医師、看護師などと話しあい共有すること、家族会議ともいいます)
の担当部署がある病院も存在します。

まだ、すべての医師がそう考えているとは限りませんが
今、医療は患者が主人公になってきました。




がんの10年生存率59.4%

2021年06月03日 | 健康情報
がんの生存目安は5年と言われていました。
少し前の新聞記事ですが
国立がんセンターで2008年に
がんと診断されたされた患者さんの
10年後の生存率が59.4%だったと発表されました。

前立腺がん、乳がん、子宮内膜がんは10年たっても80%以上の高い生存率です。
肝内胆管がん、小細胞肺がん、膵臓がんの生存率はやはり低いようです。

私の知り合いも膵臓がんで亡くなりました。
発見された時にはステージ4だったので
本人の希望で何も治療せずに半年間、日常生活を送り旅立ちました。

がんの部位によっては根治が難しいこともあるようですが
人の寿命とはかなり難解な問題で
どうしてなのか生きる人と、そうでない人がいるようです。
治療の良し悪しというより
もっと大きな自然の力が働いているような気がします。

しかし医学の進歩が著しいのも確かです。
この調査は2008年になされた治療法の結果ですが
その後に開発された治療法の結果はまだ出ていません。
きっとさらに生存率は伸びているでしょう。

がんは2人に1人は発生する病と言われています。
早期発見がいい結果につながるのは間違いがないようですね。

酒は百薬の長?ではないらしい

2021年05月22日 | 健康情報
私はお酒が呑めません。
お酒は呑めた方が楽しそうだし
お料理の味わいも一段と上がるようですが
身体に合わず、無理です。

家人はビール好き。
仕事もリタイアし、愛犬もいなくなり
今は庭の手入れをいてくれていますが
朝からビールが欠かせません。

ところで昔から「お酒は適量なら百薬の長」と言われましたが
それは40年前くらい話です。
今は科学的根拠のあるデーターから
「全く飲まない方が健康に良い」とされています。

イギリスでは
薬物の害の研究で
死亡率や病気、けが、依存性、犯罪、家庭関係などを採点した結果
ヘロインやコカイン、たばこより
アルコールが最も有害という結果を発表しています。

国内の研究でも
毎日23グラムのアルコール摂取を10年続けると
癌のリスクは5%上がり
MRIのデーターからは、脳の萎縮が進んでいた
などの情報があります。

好きな事で死に至るのは仕方がないけど
病気で寝たきりや認知症の介護は困ります。

酒量を控えるアドバイスに
「酒の買い置きはしない」
「呑む量だけ出して後はしまう」
と、よく言われますが
酒好きには全く通らない話です。

ただ本人は酒量は控え様と
少しだけ思ってはいるようですが・・・
コンビニも、スーパーも近くにあるので
毎日のように、本日の買い置きを買いにいき
酒量が家族に知れないように
呑んだ形跡はすぐに始末してしまい
抜け目がありません。

酒量ゼロは生きていく気力もゼロになりそうな気もしますね。

私も好物にケチをつけられたら
イラっとしますから、片目、いや両目をつぶってます。