宇宙飛行士の野口聡一氏の記事を読みました。
「宇宙は光がない闇の世界で、死の世界。宇宙船外活動時に、もし手を離せば無の中に行ってしまう恐怖の世界。そこで感じたのは文明の機械に溢れる、まばゆい輝きの宇宙ステーションとそこにいる仲間の存在。そして海や雲が移動する美しい地球の存在だった。闇の中で感じた命です」と書かれていました。
光も音もない世界とまでいかなくても、人の気配がない、音がしない空間が快適とは言い難い気がします。
コロナの影響で自宅でテレワークをする人が、孤独を感じるという話を聞いたことがありますが、確かに私も考え事に集中したいとき以外は、テレビをつけて聞き流しをしています。
何かの気配があった方が安心するからです。
そこに注目してNTTドコモでは離れて暮らす家族の生活音やにおいを、流して同じ室内にいるかのように感じる「気配通信」の研究をしているそうです。こんなことが実現するなんて驚きです。
うちの孫は発達障害児ですが、私の仕事部屋が大の苦手です。
ドアが開いているだけで騒ぎだします。家に来たときは先ず、そこのドアを確認しないと落ち着きません。小さい頃はそこが大好きでよく一人でこもって遊んでいたのに、ある日突然拒否をしだしました。当初は何が原因なのか探ろうとしましたが、訳が分かりません。とにかく彼には何かを感じるのでしょう。彼はパニックになると家族の手を握って気を落ち着かせます。肌で私達を感じて安心を得ようとしているのだと思います。
人は本来、見えないのに何かがいる気配を感じるものです。
そう書くと気配は怖いもののように感じますが、日常にある気配は安心感をもたらすのだと、野口さんの記事を読んで感じました。
犬猿の仲と言われる夫婦でも配偶者が亡くなると、孤独や悲嘆を感じる人は大勢います。空気のような存在でも、感じられることって幸せなんですね。
私も夜中に1人でいても愛犬がいるだけで安心していられます。
「宇宙は光がない闇の世界で、死の世界。宇宙船外活動時に、もし手を離せば無の中に行ってしまう恐怖の世界。そこで感じたのは文明の機械に溢れる、まばゆい輝きの宇宙ステーションとそこにいる仲間の存在。そして海や雲が移動する美しい地球の存在だった。闇の中で感じた命です」と書かれていました。
光も音もない世界とまでいかなくても、人の気配がない、音がしない空間が快適とは言い難い気がします。
コロナの影響で自宅でテレワークをする人が、孤独を感じるという話を聞いたことがありますが、確かに私も考え事に集中したいとき以外は、テレビをつけて聞き流しをしています。
何かの気配があった方が安心するからです。
そこに注目してNTTドコモでは離れて暮らす家族の生活音やにおいを、流して同じ室内にいるかのように感じる「気配通信」の研究をしているそうです。こんなことが実現するなんて驚きです。
うちの孫は発達障害児ですが、私の仕事部屋が大の苦手です。
ドアが開いているだけで騒ぎだします。家に来たときは先ず、そこのドアを確認しないと落ち着きません。小さい頃はそこが大好きでよく一人でこもって遊んでいたのに、ある日突然拒否をしだしました。当初は何が原因なのか探ろうとしましたが、訳が分かりません。とにかく彼には何かを感じるのでしょう。彼はパニックになると家族の手を握って気を落ち着かせます。肌で私達を感じて安心を得ようとしているのだと思います。
人は本来、見えないのに何かがいる気配を感じるものです。
そう書くと気配は怖いもののように感じますが、日常にある気配は安心感をもたらすのだと、野口さんの記事を読んで感じました。
犬猿の仲と言われる夫婦でも配偶者が亡くなると、孤独や悲嘆を感じる人は大勢います。空気のような存在でも、感じられることって幸せなんですね。
私も夜中に1人でいても愛犬がいるだけで安心していられます。