柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

事前相談のセミナーが無事終了!

2012年02月28日 | 事前相談・アフターサポート
綜合ユニコムさんの企画された
受注率を高める【葬儀事前相談】の進め方
のセミナーが本日、終わりました

29名の予定でしたが2名の方が欠席で27名様のご参加です

5名参加が1社
2名参加が5社
1名参加が12社です

10時から始まって正味5時間半
その半分の時間は受講者の筆記時間です

今回が初めてのことですが
色々な質問をして受講者の考えや意見を書いてもらいました

この書き出していただいたものが
それぞれの事前相談の基礎となるものなのです

自分の言葉を使った事前相談を作っていただいたわけです


長年、事前相談を教えたり
多くの場でご意見をうかがって
だんだん見えてきたことがあります

葬儀をする段階で
葬儀社を見分ける事、選ぶことが難しい・・・と
感じている人が沢山いることが分かりました

どこがいい葬儀社なの?、と感じています

昨今、葬儀社はお客様のニーズを探ろうと必死に頑張っています
むろん、事前相談にも熱心に取り組んでいます

しかし、今の実情は
お客様の質問に答える、相談です

はっきり言えば、10社に相談したら
10社からほぼ同じ答えが返ってきます

お客様が聞きたいこと以上の情報を
貰えない
でも葬儀知識はないから、何を聞いたらいいのか
分からない・・・
と、言う訳です




葬儀社の社員の多くは
優しい気持ちで、何かをしてあげたい・・・と思っているのに
それを言葉にして伝えることをしません


今日は、事前相談の中で
質問の答え以外に何を伝えたらいいのか?
それを自分で見つけてもらいました


休憩時間も少なくて、ハードなセミナーでしたよね
セミナー前から記入が始まり
休憩時間も、惜しんで書いていただき
申し訳ないようでしたが
皆様に頑張っていただき、無事終了しました


アンケート結果の方も良かったようです
これを聞いて、ホットしました

遠方から来ていただいた受講生の方々
お疲れ様でした
今度は、是非「事前相談」の結果を教えて下さい



第1回目の結果が出ないと、怖くてお知らせできませんでしたが
お陰様で、このセミナーの2回目が
4月25日に決定しています
ご参加の方、体力つけてきてください!








リクルートスーツをどう見る?

2012年02月25日 | 世の中
最近は1年中リクルートスーツを着ている人を見かけるようになりましたね
就職難なのが良くわかります

男性は年代問わず社会人も同じ黒っぽいスーツ姿なので
就活中の学生と区別がつかないけど
女性はすぐに分かります

黒のスーツに白いブラウス、肌色ストッキングに
黒のパンプス、黒のバッグ

これって、世界中でも見かけない光景では?

どうして同じ格好がいいのでしょうか?
私には理解できません

就活中の学生は右へ習え!で深くは考えてないでしょうが

不思議なのは採用をする企業側の人達です

短時間の面接で採用を決めるのに、何を基準にしているのでしょうか?

面接の答え方まで取得してくる個性のない学生を、
どう選ぶのでしょうか?

やっぱり個性は邪魔なのでしょうか?
同じ服装をしていないとだめですか?

自分の将来を託す会社に自分を売り込むのに
大人としての範囲で選択する力って必要じゃないでしょうか?

なぜ他の色のスーやバランスのとれた配色で靴やバッグが選べないのでしょう

去年はクールビズで夏の服装がダサイと、男性はかなり批判を浴びましたよね
もしかして
通勤着以外に着る物が選べない先輩を見習えということ?

就職難の学生が自ら服装を変えるのは難しいから
就活にもっと個性を出すように企業が働きかけないと


やっぱり、そんな事、無理かな?

もしかしたら、リクルートスーツを作る側の問題かも
「自分のカラーで就活を!」と新スタイルを売り出したら
学生も企業も
「そんなもんか」「その通りだ」って、すぐ変わるかも


葬儀業界はさらに遅れをとっていて
平気で式典の制服でどこにでも出かけたり
真冬でも薄っぺらいスーツで働く業界ですから

あまり大きな声じゃ言えないんですけど・・・

ルックスもファッションも世界に注目されている若い人が
この就活ルックでいいのだろうか?
心配です

シイタケカレー、たべました

2012年02月23日 | 不思議
ずっと、この瞬間を待ってたような・・・

カレーの中にシイタケの形がそのままに・・・

ワクワクしながら食べました

どうしてそんなにテンションが上がったか?

あちらこちらで、早く感想を教えて!の声が高まってしまい
なんだか気が焦ってしまいました


一口目は、甘い!
シイタケの煮物を連想する甘さがあり
そのあとに、結構辛みが残ります

シイタケは柔らかく、あの独特の匂いは何故かありません
丸ごと食べても、カレーとなじんでいます

不思議と後を引くカレーです

実は私より先に、娘が昨日食べ、「甘いけどスパイシーで美味しいよ」と
聞かされていました

私と一緒に、今日も食べています。
娘は2日連続のシイタケカレーです


私は結構気に入りました
是非、皆さんにお薦めします
一度は食べてみてください


大分シイタケカレーで探せると思いますよ

大分の皆様、御馳走様でした

大分土産のシイタケカレー

2012年02月21日 | 不思議
大分空港でシイタケカレーを買ってきました

なんでも、かのギャル曽根が「美味しい!」と絶賛したとか・・・

騙されたと思って買って食べた人の感想が
「マジ、美味しい!」

私も騙されたと思って買う事にしました

でも、すぐに兵庫に出張になり、まだ食べていません


パッケージは
何故かお相撲さんの写真です???

それも箱入りではなく、レトルト包装のまま
グニャとした形で籠の中に入れられてました

置き場所自体、決して優遇されてません

確かに外見からは、不安な感じがしますが

とにかく帰ったら食べます

感想をブログで教えて!と
シイタケカレーの話をした人、全員から言われています

待ってて下さいね




羽田空港に なにこれ?珍百景?

2012年02月19日 | 
羽田空港の出口で不思議なものを見ました

飛行機から降りて、出口へ向かう手前に手荷物受取の場所がありますよね
手荷物受取所の入り口のドアの前で空港の職員が案内をしているのですが???

出口へ向かう乗客のために
「手荷物の受取の方はこちらです」と10秒ごとに大きな声で案内をしています

その声がだいぶ手前から聞こえてくる位、大きな声です

自然にその方向に目がいきました

すると、そこに珍百景が・・・・・

その職員さんはこちらに向かってくる乗客に背中を向け
ドアの方を見て
ドアにまっすぐ手をのばし
足を一歩前に踏み出しながら
「手荷物の受取の方はこちらです」と大きな声で案内をし
姿勢を元に戻し、また10秒後に
ドアをさし
一歩足を前に踏み出し
「手荷物の受取の方はこちらです」と

それをずっと繰り返しています

乗客の方からは、体操のように決めポーズをする後姿と
大きな声だけが聞こえます

その人の顔さえみえません

ひたすら、手荷物受取所のドアに向かって何度も同じスタイルで
案内を繰り返している職員は、きっと何かの罰ゲームでも
やらされているのでは?

そう思ってしまいました

そのすぐ近くに
同じ制服を着た職員が2名、何もない顔で立っています

えー、この案内をおかしいと思うの私だけ?



生保にも葬儀の話がお役に立ちそう!

2012年02月15日 | お仕事
今日は保険会社で、葬儀の話をしてきました

仕事の合間での1時間でしたので
駆け足状態で、しゃべりまくった感じです

聞いてくださった方には、お疲れが出たかもしれません

葬儀費用は全国平均でも200万くらいはかかります
もし、家族の中で初めての葬式なら
寺院関係の費用だけでなくお墓、仏壇とお金はかかり
単独でお住まいなら、遺品整理も費用が掛かりますね

総額500万以上の計算です

大きな買い物ですね

そう考えると、確かに故人の生命保険があれば
遺族としてはかなり助かりますね

財産のほかに、入ってくるお金ですから
まさしく迷惑かけない準備ですね

そう考えると、保険を扱っている方は
お客様の勧誘の時に、葬式の話もした方がいいですね

それには、いい加減な知識より
納得できる話がしたい、という事なんですね

年明けから異業種のご依頼が増えているのも頷けます


高齢化社会では「お葬式」も茶飲み話です

2012年02月12日 | 世の中
先月からずっとセミナーの資料作成に追われています

私は葬儀関連のコンサルタントをしていますので
葬儀社のために研修をします

同じ課題であっても
依頼された葬儀社の状況によって、
内容を変えていますので
常に資料は作り変えているのです

ところが
今年になってから、葬儀社以外の処から
セミナー依頼が増え
今までの資料では間に合わず
新規に作成することが多くなってしまいました

葬儀の基本内容などを学びたい会社が増えて来ています

世の中、高齢者人口がどんどん増加して
お客様年代も高齢化している訳です

世間話の中でも
介護や葬儀やお墓、相続の話は、ごく自然に出てきています

商売上のお客様との会話にも
そういう話題に応える接客が必要になってきているのですね

葬儀に関係ない業種の方に葬儀を知っていただく為に
悪戦苦闘をしています

でも、いい機会です
葬儀の形式や価格ばかりが話題になってしまい
葬儀の本来の意味や遺族ケアが知らされていない

それを含んで葬儀なので
この機会に
他方面の方に知っていただけますものね


やっぱり、頑張ろう!

エンディングノートのセミナーをして

2012年02月09日 | 生前
セミナーに来られる方は60代70代が大いのですが
時々、若い方が見えます

まだ早くない?と伺うと
「親がそろそろ」とか
「震災の後、子供に伝える必要があると思って」
等の答えがありました

セミナーの中でも
介護の話と、延命の話は特に興味があるようです

年齢が高くなるほど、家族の中で介護を経験されてて
よく御存じです
でも、介護施設の内容は
あまり、詳しくないし、
一体、どんなところ?
いくらかかるの?
は、関心が高いです

参加者の方の地域の介護施設を調べて
資料としてお渡ししていますが
公共の施設と、有料老人ホームとの
費用の差は、知っておきたいみたいですね

真剣にきいてくださるので
2時間が、あっという間に過ぎていきます

お帰りになるときには
エンディングノートと作成した資料をお渡ししています

インフルエンザにかかり、欠席の方も出ていて
3月に、その方たちの為にも又、開催する予定です


遺影写真を撮りました

2012年02月05日 | sibatanoriko?


以前、母の遺影写真を撮った話をしましたね
とてもすてきに撮れて、私も撮りたいなー、て思って
撮って頂きました

すみません!
写真を撮ることがなく
ブログの写真はだいぶ若いときで
ホームページの写真は、唯一、プロフィールとして撮っていただき
とてもハツラツとしていて大好きですが、ちょっと古いです

今はそれなりに年齢を重ねてます・・・

この写真、優しそうでしょう
(私自身、本当は優しいんですが、イメージは「怖そう」らしいんです)

撮影はモック69(もっくろっく)スタジオです
女優や俳優さんの写真を撮っている丸谷嘉長さんです

丸谷さんは
「昔の写真を無理矢理引き伸ばしたり
旅行等のスナップ写真・集合写真から本人だけ抜き取り
拡大されて使われることが多い遺影写真」に
違和感を感じていたそうです

というのも、ご自身のお父様の葬儀に
海外から駆けつけたとき
祭壇に飾られているお父様の遺影写真を見て
カメラマンでありながら
「父の写真を撮っていない」とこに気が付き
後悔をされたそうです・・・

だから、生きている自分が感じられる写真を
撮ってほしい、と
遺影写真専門のスタジオを作り
実業の合間に、一般の方の写真を撮っています

予約して伺うのですが
初めの30分は丸谷さんとおしゃべりをします
今までどんなふうに生きてきたか、
丸谷さんなりに感じて下さって
それから撮影に入ります

初めは緊張していますけど
話しかけられて、受け答えをしているうちに
だんだんリラックスしてきて
なんだか、楽しくなってきます

その結果がこの写真になりました

私と同じように遺影写真を撮っていただいた方の
写真集がモック69のホームページに掲載されてます

普通の方たちなのに
本当に皆さんがすごくいい表情をしています
生きてきた自信みないな・・・

こんな遺影写真ならいいですよ

死んだ年齢と写真の年が違っていても
その人自身の納得した写真なら、いいじゃありません

また数年経ったら撮っていただいてもいいですね

費用は\10500でした

私はもう友人3人を紹介して、すでに予約を取ってあります



モック69:http://mok69.jimdo.com/


卒業研究は「終活事情~事前相談から考える最高の人生の終わり方~」

2012年02月01日 | 葬儀専門学校
駿台トラベル&ホテル専門学校 葬祭マネジメント学科
ここは、葬儀の専門学校です

ここで、私も講師をしています
1年間勉強をして、2月18日に卒業研究発表会を催します

今年のテーマは
「終活事情~事前相談から考える最高の人生の終わり方~」です

毎年、葬儀業界の方や宗教家の方等が見学に来られます

事前相談は、葬儀社にとって当たり前の業務になりました
葬儀説明をお客様からわざわざ聞きに来て下さるのですから
有難いことです

せっかくの機会を無駄にする訳にはいきませんね!
でも、葬儀社がそこまで考えて事前相談を行っているか?
疑問です

私は一般の方のセミナーでは
「事前相談のすすめ」を熱心に説いています

家族がなくなってから、初めて電話した葬儀社に
全てを任せるなんて、危険すぎますから!・・・本当に

事前相談で
先ず見積をとり、内容をチェックします
金額の問題だけじゃなくて
見積書が、素人の目にも解り易くできているか、って
すごく大事です

葬儀社のお客様目線出物を考えているかが、ここでチェックできます

また、その時の葬儀社の対応も大きなチェック項目なんですよ!
その人達が葬儀をするんですから

相談から、葬儀社の考え方が伝わらないと・・・
相談は答えだけが欲しいのではなくて
「安心」や「信頼」が一緒に得られないと
「よさそうな葬儀社♡◎」という印象は残りませんね

事前相談を受けようと思う人は
多分、複数の葬儀社を比較検討していますから



さて、専門学校の生徒たちは
「事前葬儀社」をどこまで堀下げてくるのでしょう???

生徒の教育に少しだけ携わった者として
興味があります