柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

2月1日新宿で 「荷物の片付けセミナー」

2019年12月30日 | 終活セミナー

来年の話になりますが

2月1日14時から

新宿区内で

いきいき老後のために「生前整理 荷物の片付け」

~無理なく無駄なく出来ることから始めましょう~

のセミナーをします。

新宿区男女共同参画課からのご依頼は2回目です。

前回は生活の中での身の回りの整理「介護を受け入れる勇気」「暮らしの整理」「人間関係」・・・のセミナーをしました。

今回はさらに具体的に荷物の整理としました。

募集を出したら初日に半数以上の予約が入ったそうです。

30名定員を少し広げるかもしれないそうです。

まだ空きはあると思いますので

興味ある方はお問合せ下さいね。

 

 

 


エンディングノートを書くとこんなことも思いつく

2019年12月20日 | 終活セミナー

ご自分の写真をお持ちでしょう。

多分数えきれないほどありますね。

昔は綺麗にプリントしてアルバムに収めましたが

今や携帯で気軽に撮れるようになりデーターだけでもかなりあります。

アルバムを見ると自分がたどった時間が見えてきます。

しかし自分の死後、この写真を誰が整理するかを考えてみてください。

子どもや孫にとって写真の始末は困りものです。

 

出来れば必要最小限の写真だけをまとめ

後は処分することも考えてみましょう。

エンディングノートには片付けの項目は見かけませんが

自分の過去を書き残すと自分の身の周りを整理するキッカケもつかめます。

この際自分のベストアルバムを作って後は処分するのも一案です。

 

 

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親のエンディングノートを書きたいとき

2019年12月18日 | 終活セミナー

よく親の「エンディングノートを書かせたいけど難しくて」という相談を受けます。

私は父の亡くなった後に、母の想いや考えの聴き取りを行いました。

先ずは父のこともあったので「延命措置をどうしたいのか?」と。

その後は古いアルバムを見ながら母の両親や曾祖父母の話からはじまり

学生時代や父との出会いなどかなりの生い立ちがわかりました。

この昔話を母は思いのほか楽しんでくれました。

 

毎回思い出話を聞きながら

介護になったら「家にいたい?」「誰に世話して欲しい?」等の話もしました。

この時間は私にも貴重な思い出になっています。

 

昔の話は記憶が鮮明といいますが

何年か後の母はアルバムを見せても記憶が曖昧になり

考えの意思表示や判断が難しくなってきました。

母から私に聞き出すこともあったので

聴き取りの時期は大事だと思います。

 

 

でも、大まかな母の気持ちが知れたことで

母のその後の大事な決定を兄弟と相談しやすくなりました。

是非、試してみてください。

 

 

 

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喪中葉書が届きますね

2019年12月15日 | お葬式
11月ごろから喪中はがきが届くようになります。





親しい方の家族が亡くなられてお知らせを頂くのですが

故人を直接知らない場合も多いのですが

面識があったり、介護の様子を聞いていた時は

やっぱり驚きや寂しさがあります。


ほとんどが印刷された文面のみですが

中に、亡くなられた様子や後のお気持ちなどを書いてくださる方がいます。

それだけでも、受ける側は心を打つものがありますね。



私も母を亡くし年賀状は準備しませんが

あえて喪中はがきはつくりませんでした。

頂いた年賀状に寒中見舞いとして母の死を知らせるつもりでいます。


エンディングノートに書く自分のことって?

2019年12月09日 | 終活セミナー
どのエンディングノートにも自分のことを書く項目があります。

家族に向けて改まって自分のことを書く必要があるかしら?と疑問を持つ人もいます。

家族が知っているのはあなたのほんの一面ではないですか。

子どもって、親が元気なうちは親のことに興味を示さないことが良くありますが

死を迎えると不思議と親の生き様が気になるものです。

その時に探る手立てがないのは、さみしいし後悔も残ります。

今までの経緯でもいいけど

その時々の印象深いことや交友などを書くといいですね。






よく親族表を書く場合もありますが

私は親戚との付き合い方も子供に残すべき相続だと思っていますので

信頼関係や、付合い方を一緒に書くのも一案だと思います。







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エンディングノートはいつ書くの?

2019年12月07日 | 終活セミナー
今です。

今の時点のあなたの考えや希望を書くんです。

「えっ!まだそんな年じゃないのに・・・」


明日、事故や急病で死や、危篤状態にならない保証はありません。

考えや大事なことが伝えられないと仮定して書いておくのです。

明日、脳梗塞を起こして半身不随になった

そのとき介護はどこでどうしたい
財産は誰に管理してもらう
延命はどう考える

だからエンディングノートは一冊で完結ではないのです

貴方の状況に応じて何回でも書き直していいのですよ

気楽に鉛筆で書いても大丈夫!







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エンディングノートを書いた方がいい、、、と思っている方へ

2019年12月02日 | 老後
先日、厚労省の家族会議ポスターが話題になりました。

私は長年遺族の会を実施しています。

その中では
「生きているうちにもっと話をしておけば良かった」
「もっといろいろなことを聞いておけばよかった」
と思っている遺族が多くいます。

家族会議はとても大事な提案だと思いますが
どんな手段をとって伝えても、万人に受け入れられることは難しいですね。
長年ブログを書いていて私自身も実感しています・・・


でもね、家族会議をできる状況って意外と難しいかも。
面と向かって真意をが伝わるか?
家族間でも力関係があって率直な話し合いができるのか?
また家族が全員集まる機会って簡単には無い気がします。

夫婦間でも真意が伝わらず言葉を飲み込む時がありますもの。


日常生活を担っている自分にもしものことがあったら、きっと家族や周囲は戸惑うことでしょう。
同居していても頭の中や心の中がお見通し、なんてことはありませんから。


エンディングノートの便利さはそこにあると私は思います。



60歳以上のエンディングノートの認知度は約90%ですが
作成状況となると10%に届きません。
しかし「近いうちに」「いずれは」作成したいという人は50%を超えます。

エンディングノートは「自分の意思を書き示したい」
「自分自身が考えをまとめたい」方にうってつけです。

他人の影響なく書くことができますから。
また、終末期に向けてとるべき対策が項目別になっています。方」


「エンディングノートは書いた方いい」と思っている方は是非実行してみてください。


このブログでも書くための後押しをしていこうかと思ってます。