柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エッセイを書かせていただいてます。

2020年04月26日 | 終活セミナー
年に6回、終活情報誌「ソナエル」にエッセイを書いています。
たぶん5年くらい続いています。



高齢者向けの記事をまとめた情報誌ですが
暮らし、医療、介護、健康、マネー&トレンド、統計&データー、時事、終活等の
分野から記事を集め、さらに解りやすく説明されていて
私も毎回、読むのを楽しみにしています。
年齢に関係なく興味深い内容です。

私はたいした仕事をしている訳ではないのですが
関わってきたことにはこだわりがあるのです。
葬儀の考えも、人との接し方も、生き方も、逝き方も・・・

それが正しいとは言い切れませんが
自分が納得しないと中々人にお薦めできません。
多分、付き合いにくい部類の人間だと思います。

このエッセイのベースは私のブログですが
毎回、2時間くらいの取材があります。
きめ細かい聴き取りから作成していただいてます。
その表現も私の想いに沿ったものです。

過去に多くの取材を受け、多方面で記事を書いていただきましたが
勝手に独り歩きする内容に変わってしまう場合もあります。

「ソナエル」の姿勢を私は好ましく感じます。
だからこそ、皆様にお読みいただきたいと胸を張ってお伝えできるのです。

どこで、「ソナエル」を入手できるのか?
残念ながら、簡単に入手できにくいのです。
次回この続きを書きますね。

死の身近さを感じます

2020年04月23日 | 
毎日、新型コロナの感染者数や死亡者数が伝えられています。
特に著名人の感染や死亡のニュースが伝わると
この病気が今までとは様子が違うのがわかります。
今日も岡江久美子さんが亡くなりました。

新型コロナの死亡は数日前まで病の気配すらない人が突然死に至るので
驚きと共に恐怖が湧いてきます。
死は誰にも訪れるものと理解していても
我々は遠い将来にあるものと思いがちです。
でも現実には、そんな保障など無いのです。


入院をしていると大病を抱えている人が何と多いことか、
今回の入院で親しくしていただいた患者さんがいます。
過去に癌を克服されましたが、今回は体調が思わしくなく
同じ脳外科に入院されました。

程よい関係を持ち、お互いを尊重しながら
余りある時間にたわいもないお喋りができました。

すでに両親を送られたそうで
今になってもっと話を聴いておけばよかった、と話されていました。

彼女にもお子さんがいますが、まだ若いから親に無関心だと嘆いていましたが
「今は興味がなくても、親を亡くすと子供は親を知りたがるもの」
今のうちに自分のことや想いを書き留めて欲しいと話しました。

エンディングノートと聞くと、
そんな年齢でもないし・・・
大した財産もないし・・・

そう答える人が大勢いますが
子どもにとって、親の生活は知り得ないもの。
でも、親を亡くした時一番知りたいものなのです。

私が一足先に退院したので、その時にエンディングノートを
お世話になったお礼に差し上げてきました。

先日、退院しました、と吉報を頂きました。

こんな状態ではまだ当分会えそうにありませんが
またの再会を楽しみにしています。


手術前には歯科検査をします。

2020年04月20日 | sibatanoriko?
クッシング病の腫瘍を摘出する手術は鼻から脳に入って行います。
脳下垂体って眼球の裏辺りにあります。
初めて説明を受けた時に開頭しないと聞いて少し安心しました。
今回は術前に眼科、耳鼻科、歯科の検査を受けました。

歯科検査が必要なの?と疑問に感じましたが
手術は鼻からなので、呼吸は口の中に呼吸器を挿入します。
その時に歯がぐらついていたりすると危険なのだそうです。

私は歯の質はあまりよくないので
治療がなくてもここ数年間は定期的に歯科を受診しています。

そのたびに歯の磨き方や歯茎の状況を教えていただいているので
歯磨きは慎重にしており、お陰で何とか自分の歯を維持しています。

今回も病院での歯科検査で
「とてもきれいに磨けてますね」とお褒めを頂きました。

退院前にも同様の科の診察を受けています。
脳外科の手術でも多くの科が関わってくださるのですね。




この写真はイメージです。私こんなにきれいな歯並びではないので・・・

退院しました

2020年04月15日 | sibatanoriko?
3月26日に入院し27日にクッシング病による腫瘍を手術
4月10日に退院をしました。

クッシング病は眼球の裏にある下垂体の病気で、多種のホルモンの司令塔になっています。
2018年に下垂体の腫瘍が大きくなっているのが判明し、
一度摘出しました。

その時は目立つ症状はなく、なんとなく体調不良程度でしたが
これ以上放置すると目の神経に触り、視野が侵されるとのことで手術が必要でした。

今回は、目を動かす神経の上に腫瘍が再発し
眼球も瞼も動かない症状が出たための再手術です。

色々な病気があるものですね。

手術は鼻から脳に入り腫瘍をとります。
前回同様に10時間の手術でした。

コロナ対策で手術でも家族の待機は困難で
家族にも心配をかけました。
もちろん病棟での面会も禁止です。

退院後もまだふらつきがありますが
世間も外出自粛なので、家でのんびりしています。

お墓が家から5分ほどのお寺にあるため
入院前にお墓詣りし
今日、退院の報告をしてきました。

牡丹が綺麗に咲くので有名なお寺です。
入院前は蕾だったのですが、今日は見事に開花していました。