来月の終活セミナーの演題は「お墓」です。
すでにお墓を持っている人は約7割います。
では3割の人がお墓の購入を考えているのでしょうか。
お墓の継承者がいないことや、お墓を持つためにかかる費用の問題などから、実は1割近くはお墓を持つつもりがない人だそうです。遺骨の始末は、お墓以外にも選択肢が増えているので非婚者や子供がいない人にとっては都合の良い時代になりました。
近年、マスコミで取り上げられているのが引き取り手がいない「無縁遺骨」です。
「行旅死亡人」と言われる身元が不明な人の遺骨より、遺族や親族がいても引き取りを拒否される遺骨の方が多くなっています。一度は引きとってもまるで忘れものであるかのように、遺骨が捨てられているのです。
無縁遺骨を一番多く預かっている自治体は大阪市なのですが、なんとその数は大阪市の死亡者数の8.3%に及ぶそうです。
決して経済的な事情ばかりではなく、生前から疎遠な関係が続けば致し方ないのかもしれません。
誰も頼りたくな人は自分の後始末を生前から準備している方もいます。
仮に身内が遺骨を引き受けたとしても、故人が用意したお墓の存在を知らなければ、他の手段をとるしかありません。
自分の死後の後始末はお墓だけでなく多岐に及び、誰かを頼るしかありません。
お一人様には是非、エンディングノートを書いてご自分の意思表示をしていただきたいです。
緊急時に救急隊が見つけやすいノート
生前に起こりうる事態の希望を周囲に知らせるノート
死後に、見てもらいたい財産や想いを書いたノート
私は自分の体験からエンディングノートを3部に分けて作成しました。
是非一度、のぞいてみてください。
◆3冊でできた新しいカタチのエンディングノート◆
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