少し前の新聞に「日本人のあの世観」という記事がありました。
ホスピスで2500人の患者さんを看取った先生が書かれた記事です。
私は20年前に「あの世観」を調査した。【死後の世界はあると思うか?】
ハイ・・・・・32.4%
イイエ・・・・23.9%
わからない・・43.7%
2000年の電通総研の調査によると
ハイ・・・・・31.6%
イイエ・・・・30.5%
わからない・・37.9%
となる。
わからないと答えた比率は世界一で因みにアメリカでは7%である。
日本人は神の存在や死後の世界に対して
存在するとも言えるし、存在しないとも言える様に見える。
悪く言えばどっちつかずで、
よく言えば、存在を証明できない以上どっちでも良いではないかと哲学的?に
考えている民族であるといえる。
死の間際になった患者と家族の会話に様々な「あの世観」に接した。
「お父さん。お母さんが、向こうで待っているから心配しなくていいよ」
と患者に家族が呼びかけると小さく、しかしはっきりとうなずいた。
この家族は「あの世」のことを「向こう」と言ったが
「あの世」では先に世を去った人たちが
この世とそれほど変わらない生活をしており、この世から来る人を待っている。
「お迎えが来る」という言葉も良く使われる。
人が死を迎えた時に、あの世から死者が迎えにきてあの世に連れて行く。
多くの日本人はそれほどはっきりしたイメージではないが
西の山のずっと向こうに「あの世」があるような感覚を持っている
映画「おくりびと」の中で火葬場の職員が
「死というのは門だと思う。みんなこの門をくぐって向こうへ行く。
私は門番として、この門からたくさんの人を向こうに送った。
私もこの門から向こうに行く。
そうしたら、私が送った人と向こうで会えるだろう」
これは日本人の代表的な死生観だと思う。
こんな内容の記事でした。
私も私なりのあの世を思い描いています。
そこでの暮らしがあるとは思いませんが
人の形は無くても、思いというかその人の本質というか
以前読んだ本の中から「想念」という言葉が一番適当な気がしますが
身体は無くても目と考える心があって、自由に気にかけた所に行けて
全ての是非が判る
そんな物の存在があるのではないかと・・・
私の伯母が亡くなる前によく話していたことです。
伯母は死ぬ直前まで、普通に生活をしていました。
「昨夜は夢だか、現実だか良くわからないけど
死んだおじいさん、おばあさん(両親のこと)おにいちゃんや皆が
この狭い部屋に集まってワイワイガヤガヤとおしゃべりをした。
それがとても面白くて楽しくて」
この夢のような体験は何度か起きたようです。
そのときはとても幸せそうでした。
「あの世」があるのなら
死を怖がる事はないですね。きっと「この世」の苦労は無いと思います。
ホスピスで2500人の患者さんを看取った先生が書かれた記事です。
私は20年前に「あの世観」を調査した。【死後の世界はあると思うか?】
ハイ・・・・・32.4%
イイエ・・・・23.9%
わからない・・43.7%
2000年の電通総研の調査によると
ハイ・・・・・31.6%
イイエ・・・・30.5%
わからない・・37.9%
となる。
わからないと答えた比率は世界一で因みにアメリカでは7%である。
日本人は神の存在や死後の世界に対して
存在するとも言えるし、存在しないとも言える様に見える。
悪く言えばどっちつかずで、
よく言えば、存在を証明できない以上どっちでも良いではないかと哲学的?に
考えている民族であるといえる。
死の間際になった患者と家族の会話に様々な「あの世観」に接した。
「お父さん。お母さんが、向こうで待っているから心配しなくていいよ」
と患者に家族が呼びかけると小さく、しかしはっきりとうなずいた。
この家族は「あの世」のことを「向こう」と言ったが
「あの世」では先に世を去った人たちが
この世とそれほど変わらない生活をしており、この世から来る人を待っている。
「お迎えが来る」という言葉も良く使われる。
人が死を迎えた時に、あの世から死者が迎えにきてあの世に連れて行く。
多くの日本人はそれほどはっきりしたイメージではないが
西の山のずっと向こうに「あの世」があるような感覚を持っている
映画「おくりびと」の中で火葬場の職員が
「死というのは門だと思う。みんなこの門をくぐって向こうへ行く。
私は門番として、この門からたくさんの人を向こうに送った。
私もこの門から向こうに行く。
そうしたら、私が送った人と向こうで会えるだろう」
これは日本人の代表的な死生観だと思う。
こんな内容の記事でした。
私も私なりのあの世を思い描いています。
そこでの暮らしがあるとは思いませんが
人の形は無くても、思いというかその人の本質というか
以前読んだ本の中から「想念」という言葉が一番適当な気がしますが
身体は無くても目と考える心があって、自由に気にかけた所に行けて
全ての是非が判る
そんな物の存在があるのではないかと・・・
私の伯母が亡くなる前によく話していたことです。
伯母は死ぬ直前まで、普通に生活をしていました。
「昨夜は夢だか、現実だか良くわからないけど
死んだおじいさん、おばあさん(両親のこと)おにいちゃんや皆が
この狭い部屋に集まってワイワイガヤガヤとおしゃべりをした。
それがとても面白くて楽しくて」
この夢のような体験は何度か起きたようです。
そのときはとても幸せそうでした。
「あの世」があるのなら
死を怖がる事はないですね。きっと「この世」の苦労は無いと思います。