syuの日記・気まま旅

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桐生・水道山公園

2011-04-07 | 気まま旅
桐生の続きです。

桐生市は、古代遺跡が出土、南北朝時代1350年頃は、「桐生国綱」の城下町から発展。桐の木が繁茂した町。
四方山々に囲まれ渡良瀬川とその支流桐生川に挟まれた地形をしている。

16世紀に入り絹織物、絹市場の街として栄え、「桐生天満宮」で市場が開かれた。
江戸中期に入ると「京都の西陣の妙綾織技術が導入され金織物が盛んになり、昔から「西の西陣・東の桐生」と歌われた。

夏の風物詩「桐生八木節祭り」は、上州名物で、昭和39年、春の商工祭・文化祭、夏の祇園祭・七夕祭・花火大会、秋の桐生祭・体育祭・恵比寿講、
その他地域の祭礼などをまとめて、第1回桐生まつりとして開催した。その後、昭和63年に桐生八木節まつりと改称し、現在にいたっている。
最大のイベントである桐生八木節まつり期間中は、市内各所での八木節おどりのほか、子どもみこしまつりや全日本八木節競演大会・ダンス八木節・
ジャンボパレードなど多彩なイベンドが繰り広げられ、約45万人の人出で賑わう。

 八木節
ハァーまたも出ました三角野郎が  四角四面の櫓の上で  音頭取るとはお恐れながら  国の訛りや言葉の違い
お許しなさればオオイサネー




大川美術館は、桐生市出身の大川栄二さんが蒐集した内外のコレクションを中心に、平成元年に桐生市を一望する水道山の中腹にオープンした。
現在、7,000点を数えるその収蔵品は、日本近代洋画史に大きな足跡を残した松本俊介、野田英夫を中心に、名画の数々に出会える。
更に、ピカソ、ミロ、ベン・シャーン、サム・フランシスなどの作品を常設展示。

開館時間 AM10:00~PM5:30(入館はPM5:00まで)、休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
 電話 0277-46-3300    入館料 1,000円  

  


吾妻公園、水道山公園は吾妻山麓にある為、公園内も高低差 があり、山や森の中に遊歩道がある自然いっぱいの公園。
吾妻山中腹の中でも、古くから桐生市の 配水に関わっていた施設がある丘陵部分は『水道山』と呼ばれている。

     


水道山記念館は、昭和47年、40年に及んだ配水場事務所としての役割を終了し、以来、しずかに桐生市 の発展を見つづけており、
昭和60年~昭和61年に改修工事を行い、名称を「 桐生市水道山記念館」と改め、現在では、市民の会議や研修会等でご利用されている。

  

水道山公園から桐生の街を見る。


次回は足利へ。