飯道山は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市信楽町のはずれにある標高644㍍のあまり目立たない山です。
しかし、その昔には甲賀忍者の修行場であったとも伝えられ、また修験道を修める山岳信仰の対象とされて
きました。頂上からの展望は良く、戦国時代には、織田信長が国見をするのにこの山に登ったと言われています。
コースの八割は整備された林道を歩くため、山岳的な魅力には乏しいものの、のんびりと時間をかけて
遠い過去の時代に想いをはせ、林道ウォークを楽しむ一日でした。

庚申林道脇の藤の花

庚申山広徳寺(日本最初の真鍮製錬に関する逸話が残されている)

堂徳寺林道を登っている途中見つけた稚児百合、日本最小の百合科植物だ。草丈約15㌢

広い飯道山の頂上 休憩するのに最適のスポット

飯道山頂上よりの俯瞰 遠く鈴鹿山系の山々 織田信長もここで国見をしたのだろうか?

飯道神社は、頂上より800㍍ほど下った所にある。桃山様式の美しい社殿、思わずシャッターを切りたくなる

飯道神社社殿横の石楠花、ちょうど今が見頃でした。
しかし、その昔には甲賀忍者の修行場であったとも伝えられ、また修験道を修める山岳信仰の対象とされて
きました。頂上からの展望は良く、戦国時代には、織田信長が国見をするのにこの山に登ったと言われています。
コースの八割は整備された林道を歩くため、山岳的な魅力には乏しいものの、のんびりと時間をかけて
遠い過去の時代に想いをはせ、林道ウォークを楽しむ一日でした。

庚申林道脇の藤の花

庚申山広徳寺(日本最初の真鍮製錬に関する逸話が残されている)

堂徳寺林道を登っている途中見つけた稚児百合、日本最小の百合科植物だ。草丈約15㌢

広い飯道山の頂上 休憩するのに最適のスポット

飯道山頂上よりの俯瞰 遠く鈴鹿山系の山々 織田信長もここで国見をしたのだろうか?

飯道神社は、頂上より800㍍ほど下った所にある。桃山様式の美しい社殿、思わずシャッターを切りたくなる

飯道神社社殿横の石楠花、ちょうど今が見頃でした。
大峯奥駈道は、今年の初めから行ってみたかった。GWに入り頭の中ですでに山行計画は出来上がっていた。迷わず大峯山へと出かけることにする。
近年、天川村と上北山村を結ぶ国道309号線は行者還トンネルの開通により、マイカーの利用で大峯山脈の中心部、行者還岳、弥山、八経ケ岳を日帰りで往復することが可能となっている。行者還トンネル西口には、かなり広い駐車場があり、これを利用する。トンネルの手前右側が登山口となっていて、川に沿って少し行くと小さな橋が有り、渡った所で道は左右に分かれる。右にコースをとると、いきなり急な斜面だ。かなり体力を消耗するが、短時間で高度をかせぐにはよいだろう。
40分ほど登ると、奥駈道に合流する。ここからは明るいブナの原生林の中、聖宝ノ宿跡まで、緩い登り下りとなり、ちょっとした散歩気分だ。ほどなくウンザリするくらい長い木の階段が現れ、これを登りきると弥山小屋に着く。ここで早めの昼食を採る。

遠く釈迦ケ岳方面を望む 天候はイマイチだった 弥山小屋は250人を収容できるかなり立派な山小屋だ
昼食を済まして、すぐ近くの弥山山頂へと向かう。ここには天川弁才天奥宮が祀られている。お参りをしてから再び弥山小屋前に戻り、今度は今日の目的地である八経ケ岳へ向かう。途中のトレイル上には、所々に解けていない雪が残っている。
また、この稜線ではトウヒやウラジロモミの立ち枯れが目立つ。気象環境の悪化と鹿による食害の影響らしい。

弥山山頂 天川弁才天奥宮が祀られている 弥山より見た八経ケ岳

トレイルに残る雪 立ち枯れが目立つ稜線
30分足らずで八経ケ岳山頂に立つ。近畿最高峰にしては、あっけない気がする。ここには錫杖のレプリカや、塔婆が置かれた石台が有り、いかにも修験道の霊場に来たという雰囲気にあふれている。記念写真を撮ってもらい、山頂を後にした。

錫杖のレプリカ 塔婆が供えてある石台
山頂で記念写真を撮ってもらう
近年、天川村と上北山村を結ぶ国道309号線は行者還トンネルの開通により、マイカーの利用で大峯山脈の中心部、行者還岳、弥山、八経ケ岳を日帰りで往復することが可能となっている。行者還トンネル西口には、かなり広い駐車場があり、これを利用する。トンネルの手前右側が登山口となっていて、川に沿って少し行くと小さな橋が有り、渡った所で道は左右に分かれる。右にコースをとると、いきなり急な斜面だ。かなり体力を消耗するが、短時間で高度をかせぐにはよいだろう。
40分ほど登ると、奥駈道に合流する。ここからは明るいブナの原生林の中、聖宝ノ宿跡まで、緩い登り下りとなり、ちょっとした散歩気分だ。ほどなくウンザリするくらい長い木の階段が現れ、これを登りきると弥山小屋に着く。ここで早めの昼食を採る。


遠く釈迦ケ岳方面を望む 天候はイマイチだった 弥山小屋は250人を収容できるかなり立派な山小屋だ
昼食を済まして、すぐ近くの弥山山頂へと向かう。ここには天川弁才天奥宮が祀られている。お参りをしてから再び弥山小屋前に戻り、今度は今日の目的地である八経ケ岳へ向かう。途中のトレイル上には、所々に解けていない雪が残っている。
また、この稜線ではトウヒやウラジロモミの立ち枯れが目立つ。気象環境の悪化と鹿による食害の影響らしい。


弥山山頂 天川弁才天奥宮が祀られている 弥山より見た八経ケ岳


トレイルに残る雪 立ち枯れが目立つ稜線
30分足らずで八経ケ岳山頂に立つ。近畿最高峰にしては、あっけない気がする。ここには錫杖のレプリカや、塔婆が置かれた石台が有り、いかにも修験道の霊場に来たという雰囲気にあふれている。記念写真を撮ってもらい、山頂を後にした。


錫杖のレプリカ 塔婆が供えてある石台

山頂で記念写真を撮ってもらう