私の住んでいる町は京都市と奈良市の中間にあり、近年、都市化が進む城陽市ですが、
市の最南端、国道307号沿いを流れる青谷川の右股は「鴨谷」と呼ばれ、ここには
豊かな自然が残された”秘境”とも言えるところがあります。
この鴨谷を遡上すると、京都の自然200選にも選ばれた、「鴨谷の滝」という名瀑がありますが、
コースには道らしいものはほとんどなく、所々で深くなった沢の中を歩くので膝まであるゴム長靴が
必要です。また沢登りの経験のない初心者だけの入渓は避けたほうがいいでしょう。
R307の脇にある鴨谷の木橋、この橋の向こうは全くの異境
いきなり始まる涼しくて気持ちの良い森の小道・・・自然の息づかいが聞こえてきそうです
すぐ左に青谷川右股の河原へ出る登り坂があり、これを一旦登り
そして河原へと坂を下ります
思わず目を疑いたくなる景色、我が町にまだこんなに素晴らしい自然が残されていたとは・・・
この植物はいったい??鴨谷のあちらこちらで見られました。蕾らしきものも・・・
ウバユリの開花前でした(リンク先「
山歩き」指月山さんからの情報です)
クロコノマチョウ <ジャノメチョウ科>
道らしきものはここ迄、この先は沢の中を進みます。アイテムとしては登山靴より
膝まであるゴム長靴が最適です。
川の水を利用しているのでしょうか?取水管らしきものが布設されています
このあたりでは、岩に苔が生えて滑り易いので、水深に問題なければ、水に足を入れた方が
安全に通過できます。
「鴨谷の滝」に到着です。落差や水量はそれほどでもありませんが、さすが「京都の自然200選」に
選ばれただけあり中々美しい滝です。
ここ迄の距離は約600㍍ですが、岩を渡り、水に入りながらのアドベンチャーウォークなので
30分以上はかかります
猛暑の日も、ここだけは別天地